給食

麦入りご飯，牛乳，焼魚（ほっけ），大豆あえ，豚汁

　魚辺に花と書いてほっけと読みます。青緑色のほっけの稚魚が群れをなして泳いでいる姿が花を連想させるためだと 言われています。北海道で多く獲れ，鮮度と味が落ちやすいので，干物や塩漬けにされます。たんぱく質の他，ビタミンＡ・Ｄやマグネシウム，亜鉛を多く含んでいます。

チーズトースト，牛乳，オムレツ，ゆで野菜（青じそドレッシング），ポテトスープ

　じゃがいもの芽の部分には，ソラニンという有毒成分が含まれています。たくさん食べると下痢などの中毒症状を起 こすこともあるので，料理するときは，しっかり取り除くように注意しましょう。

麦入りご飯，牛乳，サクサクきびなごフライ，おひたし，いかと野菜の煮つけ

　きびなごは体長約５～１０ｃｍ，体に美しい銀色の縞模様をもつニシン科の魚です。日本では鹿児島県，長崎県といった地方でまとまった漁獲があります。生で，揚げて，焼いてよしの美味な小魚です。骨まで丸ごと食べられます。

わかめご飯，牛乳，にらまんじゅう，ゴーヤチャンプル，みそ汁

　ゴーヤ独特の苦味は，胃腸の粘膜を保護したり，食欲を増す効果があります。さらに気持ちをシャキッとさせる効果 もあります。給食では苦味を減らすためにたくさんの工夫をしています。ゴーヤが苦手でも一口は食べましょう。

麦入りご飯，牛乳，豚キムチ炒め，餃子スープ，ミルクプリン

　キムチは白菜などの野菜と塩・唐辛子・魚介の塩辛・にんにくなどを主に使用した韓国の漬物です。もともとは朝鮮半島の厳しい寒さに備えた保存食です。そのまま食べてもおいしいのですが，豚肉などと炒めてもとてもおいしいです。

麦入りご飯，チキンカレー，牛乳，海草サラダ（和風ごまドレッシング），フルーツヨーグルト

　海藻はカルシウムやマグネシウムなどミネラルや食物繊維をたっぷり含んでいるので，「海の野菜 」と言われています。なかなか摂りにくい食品ですが，海藻を食べる習慣をつけるといいですね。

麦入りご飯，牛乳，さばのスタミナ漬，野菜のにんにく醤油あえ，五目煮豆

　さばは「青魚の王様 」と言えるほど栄養価が高く，さばの脂質にはＤＨＡやＥＰＡなどが豊富に含まれていて，含有量は青魚の中でも群を抜いて多い魚です。ＤＨＡは脳や神経組織の発育や機能の維持において重要な働きをすることが知られており，記憶力の低下を抑えたり，目に良いとされています。

麦入りご飯，牛乳，餃子ロール，にらと春雨の炒めもの，小松菜と豆腐のスープ

　春雨の原料は緑豆やじゃがいも，さつまいもなどのでんぷんです。でん粉と水をまぜて細い麺状に成型し，熱湯でゆで，その後冷凍・乾燥されて作られています。炭水化物を摂取できる食材です。

麦入りご飯，牛乳，豚肉と揚げなすの炒めもの，五目厚焼き卵，ごまあえ

 なすの旬は夏と秋で，「秋なすは嫁に食わすな」という言葉があるほどおいしいです。なす自体には，あまり味はなく，どんな料理にも味を合わせることが上手なので，和食・中華・洋食のどの料理にも合う野菜です。

麦入りご飯，牛乳，豚肉のバーベキューソース，ピーマンのじゃこ炒め，みそ汁

　ピーマンは中南米を原産地とするトウガラシの一種です。辛みのない甘トウガラシが改良されたもので，独特のにおいと苦みがあります。ビタミンＣがとても多く含まれています。加熱調理しても壊れにくい特徴があるので，油でいためることで損失が少なくなります。