日誌

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【1・2・3年生】清原中学校2年生7名が「宮っ子チャレンジウィーク」を行いました。

 9月8日(月)から12日(金)の5日間、清原中学校2年生の7名が清原南小学校で「宮っ子チャレンジウィーク」(社会体験活動)を行いました。1年生から3年生の学級を担当し、 プリントやノートの収集や配付の手伝いをしたり 授業中等の学習指導補助をしたりする体験等を通して、働くことの尊さや自分の生き方を見つめ直す機会とすることができた様子です。この経験を、今後の中学校生活に生かして頑張ってください。

【全児童】いじめゼロ集会・オープンスクール・親学出前講座

 9月17日(水)、業間に「いじめゼロ集会」を行い、計画委員会の児童が演じた劇を通して「いじめ」についてみんなで考えました。3・4校時は、オープンスクールです。多くの保護者の皆様に夏休み明けの子供たちの様子を参観いただきました。その後の親学出前講座では、教育委員会学校教育課から講師の先生をお招きして「いじめについて考えよう」と題して講話をいただきました。来校いただいた保護者の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。

(いじめセロ集会)
(オープンスクール)(親学出前講座 いじめについて考えよう)

【全児童】小中一貫あいさつ運動

 9月16日(火)に、清原中学校の生徒である本校の卒業生6名が来校して、あいさつ運動を行いました。登校してきた4・5・6年生の計画委員会の児童も合流して、登校してくる児童へ呼び掛けました。「挨拶は心と心のコミュニケーション」と言われます。心のこもった挨拶が伝わると相手とよい関係がつくれたり、新しい友達ができた. り、仲直りのきっかけになったりするかもしれません。元気な挨拶で、素敵な一日が始まります。

【全学年】演劇鑑賞教室「アラジンと魔法のランプ」

 9月10日(水)の3・4時間目に、劇団「歌舞人(かぶと)」によるイリュージョンミュージカル「アラジンと魔法のランプ」を全児童で鑑賞しました。歌や踊り、不思議な魔法の演出に、子どもたちは目を輝かせ大きな歓声がわき起こっていました。アラジンとランプの魔人ジーニーの友情、そして夢を追いかけることの大切さというテーマも、子どもたちの心にしっかりと届いたようです。

【3年生】社会科校外学習に行ってきました。

 夏休みが終わり,子どもたちの元気な声と笑顔が学校に響き渡っています。

 先週,夏休み前から楽しみにしていた社会科校外学習に行ってきました。

 まずは,内陸型工業団地では日本国内最大規模の宇都宮清原団地の中にあるカルビー清原工場!清原工場で作っている「かっぱえびせん」と「フルーツグラノーラ」の説明を聞いてから,工場見学に出かけました。話を真剣に聞き,たくさんメモを取る姿が見られました。

「すごい!」「なるほどね」と感嘆の声も上がり、新しい発見ができてうれしそうな3年生でした。

 工場見学と共に,フルーツグラノーラの試食をさせていただきました。

製造過程や,働いている方々の努力や工夫などについて感じられた分,大切に食べる姿が見られました。

 

 お昼は暑かったため,とびやま歴史体験館の講堂をお借りしてグループごとに食べました。

 

 お腹いっぱい美味しいお弁当を食べた後は,飛山城址跡公園を少し散策しました。高台から鬼怒川を眺め,土地の低い所には田が多いことなどに気付きました。

 

 最後に、子どもたちにはなじみのあるスーパー、かましんゆいの杜店で店内見学と買い物をしました。

まず,店内とバックヤードを案内してもらいながら、たくさんのお客さんに来てもらうためにお店がしている工夫について,詳しい説明を受けました。

普段は見ることのできないスーパーの裏側に子どもたちは興味津々な様子で、熱心に取り組んでいました。

説明を受けた後は、買い物体験!事前に決めていた買い物リストを確認しながら、班で買い物をしました。

買うものをレジに持ち,会計をして袋に入れるまで、すべて自分でやることに緊張しながらも頑張っていました。

お店で働いている方にもインタビューもしました。しっかり質問をしてメモを取り,最後にはお礼も伝えることが出来ました。

子どもたちにとって非常に充実した社会科校外学習になりました。

学んだことを今後の生活に生かしていって欲しいと願っています。

 

【全児童】帽子や日傘、クールタオル等の保冷用具の活用を推奨します。

 記録的な猛暑が続いており、熱中症の予防と早期対応が重要です。大人に比べて身長が低く、顔や頭が地面に近い子供たちにとっては大きな問題です。下校時刻の暑さ指数が高い時には、教室で待機させたり引取りをお願いしたりする対応をとります。また、帽子や日傘、クールタオル等の保冷用具の活用を推奨します。
 
 ウェザーニュースHP「日傘の効果とは・・・」
 真夏の昼下がりに日射しが当たる頭髪の温度は55℃前後に上昇しますが、日傘を使うと40℃前後に下がります。15℃も低くなるので熱中症になる危険を大幅に下げてくれます。 

【地域】9月5日(金) 第2回清原南小学校地域協議会

 今年度から令和8年度にかけての2年間、本校は「コミュニティースクール 学校運営会議」のモデル校として、市内2中学校、2小学校のうちの一つとして宇都宮市から指定を受け、「地域と学校でつくる子供たちの未来」に向けたモデル事業を実施しています。第2回清原小学校地域協議会の本日は、「各部会の活動」や「学校応援基金」について報告・協議いただきました。会議の後は、7月に完成した南校舎や教室での授業の様子を参観いただきました。

【全児童】夏休みが終わり、子供たちの元気な声が帰ってきました。

 41日間の夏休みが終わり、学び舎に子供たちの元気な声が帰ってきました。8月が終わりますが、まだまだ暑い日が続きそうです。夏休み期間中に、教室や特別教室等のエアコンの入替工事が完了し、快適な教室環境のなかで、子供たちを迎えることができました。夏休み明け初日となる今日も気温が高くなりましたが、休み時間にはジャングルジムや校庭で遊んだり、木陰の草むらでショウリョウバッタ(大きい!)やヤマトタマムシ(きれい!)を見付けたりする子供たちの元気な姿が見られました。また、6年生は、完成した南校舎への引っ越しを午前中に完了し、新たな教室で夏休み明けの学校生活をスタートさせました。教室の窓から見える風景も変わりましたね。

【全児童】夏休み明け朝会の校長講話「生きてるってすばらしい!」

 夏休みが終わり、元気に皆さんと会えたことを嬉しく思います。今日は「生きることについて」の話をします。一本のライ麦の根は1万キロを超える長さに伸び、私たちの血管も地球を2周半するほどあります。目に見えないところで必死に働く力が、命を支えているのです。「生きる」って、すばらしく、そしてたくましいのですね。
 漫画家の「やなせたかし」さんも、思うように夢がかなわず落ち込んでいた時、光に手を透かした際の血の流れに気付き「生きているってすばらしい」と感じたそうです。この時生まれた歌が「手のひらを太陽に」です。そして、80年前の中国での戦争体験から「世の中で一番つらいのは、食べられないこと、お腹が減ること」「一番の正義は何かといえば、ひもじい人を助けること」「自分が傷ついても人を助ける本当のヒーローを描きたい。」との思いを持つようになり、夢をあきらめることなく一生懸命に努力して「正義のヒーロー・アンパンマン」を生み出しました。
 みなさん、生きているすばらしさを感じ取り、今できることに一生懸命取り組み、「やなせたかし」さんがアンパンマンを生み出したように、自分の大きな夢をかなえられるようがんばっていきましょう。1学期はおよそ100日あります。残りの授業日、30日を一日一日大切に過ごしていきましょう。

対馬丸撃沈81年 平和を願う

 太平洋戦争後期の1944年(昭和19年)8月21日に、疎開のため計1788人(学童834人)を乗せて那覇を出港した「対馬丸」が、長崎県に向かう途中の8月22日の夜に米潜水艦の魚雷攻撃を受けて、鹿児島県・トカラ列島の悪石島(あくせきじま)沖で沈没しました。1484人が死亡し、うち15歳までの子供は約1000人でした。
 引率教員としてこの船に乗船し多くの教え子を亡くした上野(旧姓新崎)美津子さんは、自責の念から出身地の沖縄に帰ることができず、90歳で死去するまで栃木県栃木市などで暮らしました。その長女である上野和子さん(20代の頃、仕事の関係で宇都宮市清原に在住)は、多くの教え子を目の前で亡くし自身は生き残った母の苦悩の様子を、著書「蕾のままに散りゆけり」に記しています。
 その後、上野和子さんは2015年になって、NPO法人「菜の花街道(宇都宮市上籠谷町)」を通して、「荒井退造(あらいたいぞう)」のことを知ることになります。「荒井退造」は、沖縄県警察部長として疎開事業で沖縄県民20万人を救った人で、宇都宮市清原の出身であることに驚愕したそうです。そして、この事実をすんなり受け入れることができなかった上野和子さんの心の中に、次に湧いてきた感情は「怒り」であったそうです。「疎開を強力に進めたのが荒井退造であり、母が苦しんだ発端はここにあったんだ・・・。」との思いからでした。「差し迫る戦火から沖縄県民を一人でも多く救おうと進められた疎開事業の中心にいたのが荒井退造であり、かたや、その疎開で多くの子供たちを失い生涯苦しんだ母がいることに心の整理が出来なかった。」と、その時の気持ちを吐露しています。
 その後、上野和子さんは、「沖縄の島守(田村洋三著)」を通して、沖縄県警察部長 荒井退造が新任の沖縄県知事 島田叡(しまだあきら)と共に、沖縄島民20万人の島外及び県北部の山原への疎開を強行したお陰で、多くの島民が戦火を逃れ終戦を迎えられたその功績を知ることとなります。この疎開事業の中で対馬丸事件が起きて、荒井退造は相当に悩み、疎開を止めるか続けるか、判断に苦慮したそうです。結果、疎開事業は続行され、多くの命が救われることになりました。「沖縄にルーツを持つ自分として、多くの沖縄県民を救ってくれた感謝の気持ちがある。それを栃木県民として誇りに思いたい。」と、著書の中で記しています。
 戦後80年を迎える今年、対馬丸撃沈から81年が経ちます。上野和子さんは、「疎開船の悲劇を多くの方に知ってもらい、平和への想いを強くしてほしい。」と呼び掛けています。また、著書の中で、遠く離れた沖縄県と栃木県の清原の地が時を超えて交わり結びつく「運命」のようなものを感じることを話しておられました。

公益財団法人 対馬丸記念会 対馬丸記念館HP
070823 下野新聞 対馬丸撃沈81年継承誓う
070822 下野新聞 対馬丸、25年度内に海中調査へ
070810 下野新聞「対馬丸」生還 母の体験伝える
060822 下野新聞 引率した教え子たち「蕾のままに散りゆけり」

全日本ジュニア体操選手権 栃木で初開催(6年沼野選手が活躍 !)

 宇都宮市の日環アリーナ栃木で、県内で初めての全日本ジュニア体操選手権が13日から開催されています。世界への登竜門となるこの大会には、全国から集まったジュニア選手たちが出場しています。初日は小中学生の男子と女子が出場するクラスの決勝が行われ、地元・宇都宮市のオリオンスポーツクラブ御幸の沼野怜凰選手(清原南小6年)が、跳馬でスピードに乗った助走から美しい「空中姿勢と着地」をきめるとともに、吊り輪では足先まで揃った「静止」とダイナミックな「力技」を備えた演技をみせて会場を沸かせました。

とちテレ 沼野怜凰選手(清南小6年「番号10」)跳馬・吊り輪の演技

【全児童】夏休み前朝会の校長講話「80年前、宇都宮大空襲があり、戦争が終わりました。」

 7月18日(金)の夏休み前の朝会で、80年前の「宇都宮大空襲」の話をしました。80回目の8月6日広島・8月9日長崎の原爆の日、8月15日の終戦を迎えるにあたり、子供たちと保護者の皆様が一緒に「平和の尊さ」「命の大切さ」を考えてもらう機会となればと思います。
(校長講話)
 1週間前の7月12日(土)、下野新聞から「宇都宮大空襲」の見出しで新聞が配られました。大空襲から80年がたち、戦争の悲惨さを今に伝えるために特集紙面として発行されたものです。80年前の宇都宮で何があったのでしょう?
 80年前、日本はアメリカと戦争をしていました。80年前の1945年(昭和20年)7月12日午後11時19分~13日午前1時39分のおよそ2時間、115機のB29爆撃機が宇都宮に飛来して1万を超える「焼夷弾」という爆弾を落としました。600人を超える人が亡くなり、9000件を超える家が焼け落ちて、宇都宮駅から東武宇都宮駅までの大部分が焼け野原となりました。宇都宮市には陸軍の基地があったこと、そして飛行機を作る工場があったことなどからアメリカ軍の爆撃対象となったのです。(この後、宇都宮平和祈念館を作る会作成の紙芝居動画「火の海になった宇都宮」を視聴。低学年児童へ配慮し、内容を吟味して6分間の抜粋で行う。)
 この空からの写真は飛行場を写したものです。左側に写っているのが鬼怒川です。今から80年前、清原中学校や作新学院大学から清原工業団地にかけて、「宇都宮陸軍飛行場」と言う飛行場がありました。みんなが住んでいる清原地区(当時は清原村)でも、アメリカ軍の空襲(機銃掃射)があったそうです。今でも、栃木県農業大学校(宇都宮市上籠谷町)の敷地には、日本軍の飛行機をアメリカ軍の空襲から守るために作った「掩体壕(えんたいごう)」という建物が保存されています。
 皆さんに質問です。校長先生が話した「宇都宮大空襲」の時に生まれた赤ちゃんは今何歳になっているでしょう?そう80才になります。その時、小学生・中学生だった人は90才くらいになります。今、たくさんの方々が、戦争の体験を戦争を知らない皆さんに伝えるために尽力してくれています。80年前に宇都宮市大空襲で焼け野原となった宇都宮市は、写真にあるように50万人を超える中核市へと復興を遂げました。焼け焦げた「大イチョウ」は、青々とした葉を茂らせ宇都宮市復興のシンボルとなっています。これも、戦禍を乗り越えた先人の方々のお陰であることを忘れてはいけません。
 これから41日間の夏休みが始まります。夏休みの間に、戦後80回目の「原爆の日」や「終戦記念日」を迎えます。宇都宮市では、7月12日を「宇都宮市 平和の日」、7月12日から8月15日までの期間を「宇都宮市 平和月間」に定め、戦争の悲惨さや平和の大切さをみんなに伝えています。皆さんも、お家の人と一緒に「平和の尊さ」「命の大切さ」について考えてみてください。 

ピースうつのみや 宇都宮平和祈念館を作る会作成の紙芝居動画「火の海になった宇都宮」
070712下野新聞「宇都宮大空襲 あの戦禍忘れない」
宇都宮市平和啓発リーフレット
とちぎふるさと学習「宇都宮空襲」とちぎの空襲・戦禍を語り継ぐ会 とちぎ炎の記憶
総務省 宇都宮市における戦災の状況
【宇都宮市】「宇都宮空襲の記憶 未来へつなぐ」平和啓発動画
戦争体験者による「語り部・語り継ぎ講演会」の動画

【地域】交通指導員さん、いつもありがとうございます。

 7月18日(金)、4月からおよそ70日間の登校日を経て、明日から夏休みが始まります。毎朝、100人以上の児童が通る交差点では、いつも通りに交通指導員さんが「おはよう」の言葉とともに旗をふって子供たちの安全を守ってくださっていました。止まってくれた車に深々と頭を下げお礼の挨拶をする交通指導員さんの姿に、感謝の気持ちがあふれてきました。

【PTA】親子奉仕作業 保護者の皆様、子供たち ありがとうございました。

 今日から41日間の夏休みが始まりました。初日の今日、たくさんの保護者の皆様と子供たちが、草むしりやトイレ掃除に取り組みました。7時から8時までのおよそ1時間で、写真にあるように学校がとてもきれいになりました。親子奉仕作業を通して感じることのできた爽やかな気持ちで、長い夏休みを安全に楽しく過ごしてもらえたらと思います。ありがとうございました。