簗瀬小NEWS

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オープンスクールお世話になりました

12月6日(土),全市一斉のオープンスクールを実施しました。本校児童の御家族の皆様,学校関係の皆様には子供たちの活動を参観いただきましてありがとうございました。今回,5年生はふれあい文化教室「ジャズ教室」の学習に参加しました。6年生は「夢授業」を体育館で開催しました。講師は,3分野「パティスリーフラッグス」「宇都宮ライトレール株式会社」「福井染め物工場」から,4名の皆さんにお越しいただきました。職業に関する技術的な話題や工夫・苦労についての話題は勿論ですが,皆さんそれぞれの生き方についての話も伝えていただきました。今回も講師の派遣スケージュールは,地域コーディネータさんに調整いただきました。大変お世話になりました。そして,見守り隊の曾澤様には,今回も見守りをいただきました。いつも,お力像くださり,感謝申し上げます。

 

なかよしまつり

12月5日(金),2年生が生活科「なかよしまつり」を開催しました。前半は,1年生や先生方をお招きし,後半は,自分たちで楽しみました。(1年生は今回の体験を2年生になった際の自分たちの開催につなげます。)お祭り本番に至るまでには,何の遊びをする「おみせ」にするか,どのような物を準備するか,景品は何にするかなど考えながら作業を進め,事前に練習を積みました。その際,他のグループの「おみせ」のよさや改善点について,アドバイスなどの気付きを伝え合う作業をしています。そして,アドバイスを基に遊びや遊ぶ物の手直し,必要な物の追加などを行ってきました。お客さんには,遊び方の説明,高得点を取るためのコツの説明などをします。自分たちで試しの遊びを繰り返しているので,説明の言葉が非常に洗練されていました。さて,2年生になると,活動しながら刻々と変わる状況に柔軟に対応できるようになります。さて,子供たちは,生活科の活動はもとより,学校での様々な経験を自分のものにして,そして活かしていることが伝わりました。大人が意識すべきは,指導・支援の絶妙のタイミングだと感じました。啐啄同時……

 

問題行動等調査の公表を受けて

12月3日(水),文部科学省が問題行動等調査の結果を公表しました。これを受けて,本校では,今回「不登校」をテーマに研修に取り組みました。宇都宮市の状況から本校としての対策まで,グループに分かれて各自のこれまでの経験を共有したり,今後の対応策について発表したりして研修内容を深めました。引き続き,国や県の動きにアンテナ高く情報を収集し,その都度アップデートを図っていきたいと思います。

 

 

スマイルあいさつデー

12月3日(水),毎週水曜日は児童会代表委員会によるあいさつ運動日「スマイルあいさつデー」です。活動後の代表委員の振り返りからです。「元気に挨拶をしてほしくて,みんなで大きな声で挨拶していたら『声が大きすぎる!』と言われてしまいました。」みんなに元気を届けたかったのですね。ありがとう。まず,自分たちで考えて,よいと思ったことを実行できたことはファインプレーです。ただ,室内ではボリュームが多きすぎたのかもしれませんね。次回に向けてリカバリーしてみてください。アイディアを加えずに取り組むより,ずっとすばらしいと思います。何でも,やってみなけりゃ分からない。続いて,「マスクをしていると,挨拶が返されたのかが分からないで困りました。」感染症が流行しているからマスクの友達が多くなっています。ただ,一人一人に確実に挨拶をしていた姿が見えてきます。誠実さは,必ず伝わります。次回もお願いいたします。代表委員が,よりよい学校にしようと熱心に取り組む姿が伝わってきた振り返りでした。みなさん,いつもありがとう。感謝

かかとを揃えて真ん中に置きます

12月3日(水),児童昇降口の「くつそろえ」の状況です。なぜ,履物を揃えるのか?きれいな靴箱を求めるているのではありません。靴を脱いでから揃えるまでの一連の動きを通して,一人一人が「切り替え」を身に付けていくことを目指しています。これは,学校や家庭の様々な活動につながっています。結果的に,靴が揃っていると,ある意味きれいに見えるかもしれませんが,見せるためのものではありません。さて,靴そろえの涵養に向けて何が大切なのか。それは,大人が支援する根気だと思います。学校と家庭で根気よく支援していきたいものです。

 

たねではなくて球根です!

12月2日(火),1年生が生活科でチューリップの球根を植えました。「大きいたねですね?」「違います。これはね,球根です!」「そうなのですね。」1年生はこれまでアサガオを育てていました。これは,「種を植えて,双葉が出て,本葉が出てきて,つるがのびて,花が咲いて,そして種がたくさんできた。」の過程を学習しました。(アサガオはお水がプールの状態になってもたくましく成長してくれました。)さて,後半は,球根から育て,春ごろには花が咲きます。球根はたねが大きくなったものと思ってしまうかもしれませんが,生育するための養分を地下の肥大した根や茎や葉など,さまざまな部位に貯蔵するものの呼び名です。チューリップは花が咲き終わるとたねを作ります。そのたねをまくと発芽して茎葉は育つものの,開花まで何年もかかります。諸説ありますが,花が咲くまでになるには5年ほどかかるとか……。さて,1年生は今回も友達とかかわり,教えたり教えられたりしながら活動していました。人格の完成に向けた,小学校期に求められる取り組みができています。1年生には,チューリップを育てる過程そのものを楽しんでほしいと思います。

訓練は本番のつもりで

11月28日(金),避難訓練を実施しました。今回は不審者対応の訓練です。不審者役で御協力くださったのは,警察スクールサポーターの大坪正明さん,参観いだたのは本校スクールガードチーフの奥村俊夫さんです。さて,各クラスでは不審者の侵入を伝える放送内容を1回で正しくキャッチし,的確な避難行動(入口へのバリケード作り)がとれていました。そして,訓練は繰り返し実施することに意味があります。人の心は常に安定を図ろうとするため「自分は大丈夫」と思い込む,いわゆる「正常性バイアス」が働いてしまうからです。つまり,「自分は大丈夫,避難する必要はない。」という選択をしてしまうのです。そのため,訓練の時から本番のつもりで取り組むことで,避難への動きを体に染み込ませ,いざというときにパニックになることを避けるのです。避難訓練は命を守ることに直結する学習です。一方,職員側は,安全確保体制と共に,不審者への適切な対応が求められます。スクールサポーターさんの話では「一番は,学校から出て行ってもらうこと。確保ということは,先生方の命に危険が及んでしまう。先生方の命を守ることも大切です。」とのことでした。訓練後は,御協力くださったお二人に講評をいただきました。また,職員の不審者対応の研修も実施しました。寺田寅彦の言葉の「天災は忘れたころにくる」を心に留め置き,天災同様に不審者侵入についても同様に,常に「訓練は本番のつもりで」取り組みたものです。

5年生宿泊学習

11月25日(月)~27日(水)の2泊3日で,5年生が宿泊学習を実施しました。場所は,宇都宮市冒険活動センターです。活動のための班,宿泊のための班と学年の多くの仲間とかかわりながら活動してきました。そんな中で,「勇気を出して考えを発言してみた。」「みんなの意見をまとめてみた。」「みんなで協力できるような声を掛けてみた。」「みんなのために我慢してみた。」「自分にできることを進んでやってみた。」などなど,今回の非日常は,子供たちに新しい自分,友達の新しい一面を発見させてくれました。また,「やらないで後悔するより,まずはやってみて後悔する。そしてリカバリーにつなげる。」ことを体感する3日間でした。御家族の皆様には,3日間でいろいろとお世話になり感謝申し上げます。5年生は,やなぜ魂「ともに進む」の精神のもと,確実に成長しました。