簗瀬小NEWS

2024年7月の記事一覧

教師力の研鑽

7月22日(月),子供たちの夏休みは,職員にとっては研鑽の場です。特に7月中は,校内での研究会,研修会が続きます。今回は,11月の研究発表に向けた,社会科指導案の検討会です。公開授業をとおして「目指す子どもの姿」を確認し,「学習課題,学習活動,まとめ,評価」等の整合が図られているか,素材は適切か,学習環境は充実しているか,指導者のコーディネート力はどこで発揮されるか」などについて検討しました。8月に入ると,個人での研修がメインになってきます。また,9月以降に向けての教材研究,これまで時間が取れなかった諸帳簿の整理などが予定されています。教職員も児童の夏休み期間中にアップデートします。

 

古くは「糸瓜」

中庭のヘチマが育ってきています。ヘチマの由来は諸説あるようです。『古くは「糸瓜」と呼ばれていたそうですが,やがて「い」が抜けて「と瓜」になり,「と」は「いろは」の順番で「へ」と「ち」の間にあるので「ヘチマ(へち間)」になったという説。(粋な名付けです。)また,黒浄蔓(へいちんまん)のなまり読み説です。一音読みで、黒はヘイと読み「黒いもの」,「汚れ」の意味になります。浄はチンと読み「拭いて清潔にする」の意味、蔓はマンと読み「蔓草」のことです。ヘチマとは黒浄蔓のなまり読みで,「汚れを、拭いて清潔にする、蔓草」ということで,「へちまたわし」にも通じるようです。

市民総ぐるみ点検活動

7月20日(土),簗瀬地区青少年育成会,地域まちづくり協議会共催による「市民総ぐるみ環境点検活動」を実施しました。地区の関係団体からお集まりいただいた方々や宇都宮駅交番の高橋所長様とともに,午後4時から午後7時過ぎまで,地域ごとの班に分かれて子供の安全を中心に点検しました。特に児童の安全確保のためには,地区の大人が風通しよい関係を保ち,細かな情報を共有しておくことが大切です。そうすることで,協力関係が深まるものと考えています。引き続き,皆さまと共に,地域の安全,児童・生徒の安全確保に努めてまいりたいと思います。

 

いつもありがとうございます

7月19日(金),簗瀬小学校見守り隊と全校児童との顔合わせ会を実施しました。6月27日のやなぜNEWSで御案内のとおり,隊員の皆様は総会時に顔合わせ会を行いました。児童との顔合わせ会は,5年ぶりとなります。全校児童が隊員の皆様から直接お話を聞けることが,とてもありがたいです。児童代表の挨拶にありました「毎日見守り続けることはとても大変なことだと思います。」が印象的でした。ボランティアですから,御自分の都合の良いタイミングで参加することが大切です。そんな中でも「簗瀬小の子供たちのために」と見守り続けてくださることがありがたく,心から感謝いたします。子供たちも,オレンジベストのお姿を見た際には,引き続き,自分から挨拶ができるよう支援していきたいと思います。今後とも子供たちの安全確保のため,お力添えを賜りますよう,どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

よい姿は伝播する

7月19日(金),前日に引き続き,高学年生にお掃除ボランティアをアナウンスしたところ,5年生が清掃を始めました。6年生の姿を後輩が追いかけ,そして伝播します。とするならば,我々大人のよい姿はきっと子供たちに伝播します。

浮いて待ちます ~確認編~

7月19日(金),6年生が教科体育で着衣泳を実施しました。5年生での活動を思い出し,「落ち着いて,浮いて待つ」ことを確認しました。活動後は,プールフロアーを全てプールサイドに上げる作業をしました。小学校最後の水泳学習。学校への奉仕とお礼の気持ちで終了しました。6年生,いつも!いつも!ありがとう。

 

 

けがなく 事故なく 病気なく

7月19日(金),夏休み前の最終登校日に全校集会を実施しました。参集人数が約500人となると,出入りだけでも時間がかかってしまいますが,全校児童が顔を合わせ,同じ空間で同じ時間を共有することに学校教育活動としての意味があると感じます。さて,まずは,児童表彰です。久しぶりにステージを活用し,演台越しに賞状を授与しました。受賞した4名は緊張する中,見事に本番を乗り切りました。続いて,児童指導担当から夏休みの過ごし方の話題です。「けがなく,事故なく,病気なく」過ごすことを約束しました。そして,会場片づけは6年生。いつもありがとうございます。

 

 

浮いて待ちます ~入門編~

7月18日(木),5年生が教科体育で着衣泳を実施しました。本校は,5.6年で実施しているので,5年生は入門編となります。さて,他県での水泳指導中の死亡事故を受け,校内では,溺れる危険が一番高い着衣泳を実施するのか議論しました。学習指導要領の解説では,「小学校5.6年。学校の実態に応じて取り扱うこと。」とされています。本校は,学区に田川があり,学校のすぐ西側を田川から分水している用水路が流れています。実態からすれば,本校には「水の事故を未然に防ぐ」指導は必要となります。では,実施方法はこれまで通りでよいのか。そこで,実施にあたり,まず「溺れるメカニズム」「入水してしまった際には落ち着いて対応すること」「救助が来るまで浮いて待つこと」など,理論編を学習してから,体験学習としました。また,指導人数も増やして児童の安全確保に努めました。子供たちは,洋服がまとわりつくことでの動きづらさを体感することができました。保護者の皆様には,服の準備等,大変お世話になりました。

やなぜの底力

7月18日(木),個人懇談実施で短縮日課のため,清掃の時間の確保が困難な状況となりました。懇談では,たくさんの保護者の皆さんが来校します。学校は,ある程度清掃した状態でお迎えしたいという思いです。そこで,わずかな昼休みの時間に,6年生に清掃ボランティアを募りました。すると,早速数名が階段の清掃を始めていました。助けてという呼びかけにすぐ反応する。これには「やなぜの底力」を感じました。6年生,いつもありがとう。そして,ボランティア精神は伝播します。4年生も取り組んでいました。ありがとう。

授業切り取り

7月17日(水)の授業の様子です。低学年生は,小学校期で重要とされる「友達とかかわりながら」「教えたり教えられたりしながら」学習に取り組んでいます。そんな中,友達に対して「すごいね」とか,「上手」などと声をかける姿があちこちで見られました。これは,「素直さ」がなくてはできないことだと思います。簗瀬の子の強みは,こんなところにも表れています。5年生は社会です。社会は資料が命。先生が集めた素材に,子供たちは目を輝かせます。6年生の算数は,覚える専門用語も多い単元です。一人一人が集中して資料を分析・考察します。