簗瀬小NEWS

2024年11月の記事一覧

訓練は本番のつもりで

11月27日(水),今年第3回目の避難訓練を実施しました。今回は不審者対応の訓練です。不審者役で御協力いただいたのは,スクールサポーターの星野賢次さん,参観いだたのは本校スクールガードチーフの奥村俊夫さんです。各クラスでは放送内容を1回で正しくキャッチし,的確な避難行動(入口へのバリケード作り)がとれていました。そして,訓練は繰り返し実施することに意味があります。人の心は常に安定を図ろうとするため「自分は大丈夫」と思い込む,いわゆる「正常性バイアス」が働いてしまうからです。そのため,訓練の時から本番のつもりで取り組むことで,体に染み込ませ,いざというときにパニックになることを避けるのです。避難訓練は命を守ることに直結する学習です。さて,職員側は,安全確保体制と共に,不審者への適切な対応が求められます。星野さんの話では「一番は,学校から出て行ってもらうこと。確保ということは,先生方の命に危険が及んでしまう。先生方の命を守ることも大切です。」ということでした。訓練後は,御協力くださったお二人に講評をいただきました。また,職員の不審者対応の研修も実施しました。寺田寅彦の言葉の「天災は忘れたころにくる」を心に留め置き,次回も「訓練は本番のつもりで」取り組みたものです。とりわけ,不審者はいつでも来る可能性があると,心に刻みたいと思います。

笑顔で元気にあいさつしましょう

11月28日(木),代表委員会による,朝のあいさつ運動を実施しました。今後,毎週水曜日をあいさつの日にするそうです。あいさつの日のネーミングはこれかに考えるとのことでした。この運動は,代表委員を3班に分け,少ない人数で実施する戦略で,各委員の立ち位置にも工夫を凝らしています。一人一人に丁寧に言葉をかける代表委員には頭が下がります。学校のリーダーとして見事な姿勢です。朝から,学校のためにありがとうございます。頼りになります。

 

好きなことを自信に

11月25日(月),表彰伝達の集会を実施しました。運動,文化の両面で,やなぜの子は活躍しています。好きなこと,得意なことをどんどん伸ばして,自分に対する自信をもち,誇りとして高めていってほしいと思います。集会後は,片付けボランティアの6年生です。いつも,ありがとう。感謝!

 

 

E・T来校……

11月21日(木),県教育委員会派遣のE・T(エキスパート・ティーチャー)が来校しました。これは,県教育委員会主催の事業で,県内小学校の5年生を対象に教員OB等を「体力向上エキスパートティーチャー」として派遣し,各校の「走る」「跳ぶ」「投げる」といった基礎的運動能力の課題に応じた体力向上の取組や運動が苦手な児童に対する指導の充実等を図るものです。さて,栃木県内の児童の体力の状況は,スポーツテストの結果からみると昭和60年頃をピークに落ち込んできています。子供にとっての体力向上策,所謂トレーニングは何と言っても「外遊び」だと思いますが,現在は,外遊びもなかなか確保できにくい状況にあります。そのような中で,本事業は本校にとってマッチングする内容であると思います。本校がこの事業に手を挙げて3年目となります。担当のETは,本校の卒業生である大貫孝先生です。先生は,教科体育の技術は勿論ですが,心構え,準備運動の正しい動きなども含めて御指導くださり,体育をとおして人格形成につながる指導をしてくださいます。今回は,栃木県教育委員会健康体育課と河内教育事務所から担当指導主事が視察にみえました。