簗瀬小NEWS

2024年6月の記事一覧

履物そろえ

本校は,平常時の児童指導の一つとして,「あいさつの習慣づけ」,「履物そろえの習慣づけ」等に取り組んでいます。6月26日の児童昇降口の状況です。少しずつ時間をかけながら,自然にしみ込んでいくように取り組みを続けていきたいと思います。各学級の積極的な取組もあり,靴の踵のラインがきれいに揃えられてきています。また,学級の中でくつ揃えボランティアが発生している状況もあるようで,頼もしいです。それから,帰る際の上履きを「気を付け」の状態に揃えている様子が見られました。翌日の朝は気持ちよくスタートできることと思います。オープンスクールということで,保護者の方々もスリッパをそろえて帰られていました。さて,履物そろえの目的は,「切り替え」ができる児童を育てることです。外から昇降口に来て,「靴を脱ぐ」-「しゃがんで靴をとる」-「中心に踵をそろえて置く」。この一連の流れは,ほんの数秒程度ですが,数秒の作業によって「動」と「静」の切り替えが身に付くと言われています。教室ならば,「授業」と「休み時間」の切り替えに,家では「ゲームの時間」と「学習の時間」の切り替えにつながっていくものと考えます。また,よい習慣は,教育の目的である「よい人格の形成」にもつながります。各御家庭におかれましても,玄関やトイレなどの履物そろえに取り組んでいただけると幸いです。