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放課後子ども教室(宮っ子)

陽光小学校の特徴の一つとして、「放課後子ども教室」がとても充実していることがあげられています。保護者の皆さんの仕事と育児の両立に少しでも役立つ施策として「学童保育」があります。陽光小では、敷地内に「ひまわりクラブ」があり、そこで1~3年生児童を対象に夕方の「預かり」を行っています。ですが、「突発的な都合で預かって欲しい」場合や「5時まで預かってもらえればOK」「6年生なんだけどお願いできないか」など、広く「放課後の安全」に役立てるために「放課後子ども教室」が立ち上がっています。
市内で一番最初にできた「教室」ということもありますが、毎日のメニューがとても充実していて、楽しい活動がたくさんあります。

今日は、どんな活動かな?

今日は、「シャボン玉」遊びでした。
コーディネーターの岡本さんが毎月のメニューを考えて下さっているのですが、放課後に聞こえてくる「みんなの歓声」が「素敵だな」と思います。地域の方もたくさん関わって下さっている「放課後子ども教室」。楽しみですね。

水神社のなぞ⑨(最終回)

前回の授業では、宝木用水を伸ばすことに対して新田十ヶ村の人々が反対する理由をみんなで考えてみました。たくさんの考え出ましたね。その理由を見直しながら、「江曽島に住むみんなは、反対する理由を見て、納得できますか?」と質問すると、「そりゃそうだよね」「仕方ないよな~」の声。反対されたのですが、江曽島のご先祖様は、なんとか説得して新川をつくることになります。じゃあ、どうして江曽島の人々の願いをOKしてくれたのでしょう?

今日は、グループになって考えてもらいました。

「20年もお願いされたんじゃ、仕方ないかな~と思うようになった」「村長さんがOKの気持ちになったから、村の人たちもOKになった」「宇都宮全体の幸せを考えるようになって、OKになった」「江曽島の人たちが、自分たちのこれまでの苦労を考えるようになった」「江曽島の人たちに、自分たちと同じ辛さを味わって欲しくない」と、長年の願いを少しずつ受け入れるようになったのではないか?と発表してくれましたね。記録は残っていないのではっきりしませんが、きっとみんなの予想通りなんじゃないかな。
ここで、単元の最初のテーマ「なぜ水神社?」「なぜ石鳥居?」について考えました。

「工事をOKしてくれた新田十ヶ村の人々への感謝だね」「ありがとうの気持ちを忘れないようにするため石に彫ったんだよ」「新田十ヶ村の人たちの気持ちがうれしくて、まるで神様のように感じたから、鳥居を送ったんじゃないかな(感謝の証)」と答えをまとめることができました。
最後に、現在の新川の様子を上流、中流、下流に分けて紹介しました。

田んぼに使われている上流。親水公園になっている中流。道路の下に隠れている下流。「今の江曽島では役に立っていないの?」という質問があったので、昨年9月の大雨時の写真を使って「大雨の時、雨水を集めて流す役目がある」ことを紹介しました。
この単元を通して感じたことを何人かの友達に聞くと「昔の人の努力で、今の幸せな暮らしがあるんだな~」「昔の人の努力に感謝だね」という声がありました。
次は、栃木県の学習に広がります。また、がんばっていきましょう。

お別れ会

今日の6校時目。4年生の友達が校庭に集合していました。

いつもは「総合学習」の授業なのですが、「どうしたのかな?」と思っていると、今日で転校する友達がいるから、お別れ会をやっているのでした。外国に転校するということで、とっても寂しいですが、陽光の思い出を胸に、元気に活躍して欲しいと思います。最後に、すてきな思い出ができましたね。

楽しい階段

今日、学校に来ると、階段の所で立ち止まる友達がたくさんいましたね。

「先生。階段に何か書いてあるよ。」

「気になるんだけど・・・。上っていいの?音が出るの?」と興味津々。

休み時間には「1月」「2月」「3月」と言いながら何往復もする友達の姿がありました。実は、これは「英語に親しんでもらおう」とバーマン先生とジャクリーン先生が作って下さった物なんです。階段で勉強ができるなんて、おもしろいアイディアですね。

さて、今、流行の「PPAP」も隠れていますよ。見つけた友達はいたかな?

水神社のなぞ⑧

宝木用水の学習を進めてきましたが、そのきっかけは、「水神社が2つあること」でした。そして「宝木用水を伸ばす工事に20年も反対した」ことでした。
そこで、学習が終わる前に、もう一度「20年反対した理由」についてみんなで考えました。
「延長工事をしたら、せっかく作った宝木用水が崩れてしまうかもしれない(心配)」「工事より、今は米を作りたいはず。やっと水が使えるんだから」「こっち(新田十ヶ村)は、200年もガマンしたんだ。自分たちで何もしていない江曽島の人たちがお願いしても、すぐにはOKできない」「新田十ヶ村の人々がみんなでお金を出し合って、協力し合ってつくった宝木用水。江曽島の人たちは、仲間ではないよね」
「水が奪われてしまう」と思ったのかも。「延長工事をして江曽島の人まで水を使えるようになったら、新しく使うことになる下流の人たちのために新田十ヶ村の人々が使える水が減ってしまう。上流と下流でケンカが起きてしまうかもしれない。だからケンカが起きる前に反対したのかもしれない」「お金がほしいから反対したんじゃないと思うよ。お金じゃないんだよな~」「新田十ヶ村の人々の宝木用水に対する気持ちをちゃんと分かってほしいんだと思うよ」

今日の授業では、ここで終わりになりました。20年間反対はしたけど、その後は賛成し、「新川」をつくることになります。どのように説得をしたのか?次回、みんなで考えて授業をまとめたいと思います。