学校日記

2022年10月の記事一覧

教室の風景から

▼4年生の教室からポン!ポン!という軽快な音が・・・。子どもたちが、空気でっぽうの実験をしていました。前玉と後玉の間隔を広くしたり狭くしたりして、玉の飛び方の違いを比べていました。「前玉が飛んだ後の、後玉の位置も注視してほしい」という教師の声掛けを聞きつつも、「前玉がどこまで飛んだか」が気になって夢中になる子どもたち。友達と一緒に楽しく学んでいました。

 

  

▼2年生の教室では、図画工作で作ったけん玉の作品をお互いに見合って、感想をカードに書いていました。どれも、子どもたちのアイデアいっぱいのけん玉です。穴の大きさや形によって、なかなか割りばしが通らないものもあったりして面白いですね。

 

   

▼6年生の教室では、運動会に備えて応援やダンスの練習をしていました。6年生にとっては、今年が小学校最後の運動会です。お互いに声をかけ合いながら一生懸命練習する姿がとても素敵でした。心に残る運動会にしたいですね。

 

 

益子のビルマ汁

 今週は国体の開催に合わせて,栃木県内のご当地メニューや,子どもたちにもぜひ食べてほしい食材を使った料理などを給食で出しています。今日は,益子町のご当地料理,ビルマ汁です。ビルマ汁は,益子町にある田町という地区の内,一部の地域の家庭で夏になると出てくる定番メニューだそうで,発祥の歴史は1945年の終戦の年までさかのぼります。当時ビルマと呼ばれていた現在のミャンマーへ太平洋戦争で出征された飯塚さんという方が,その戦争の地ビルマで食べたスープの味がとてもおいしく忘れられなかったため,戦争が終わり日本に帰ってきた時に,当時の日本で手に入る材料で味を再現したのが始まりだそうです。その味を近所の方たちに伝え,長い間田町地区では夏の家庭料理として食卓に並んでいました。真っ赤に熟したトマト,夏野菜の代表格,なすやいんげん,地元産のじゃがいもやにんじんを大きめに切り、和風のだしで煮込んで作ります。唐辛子でちょっぴりピリ辛にし,カレー粉で風味をつけた,温かくてピリ辛のスープは後を引くおいしさです。ビルマ汁のように,カレー粉や香辛料などを使った少し辛味のある料理や,酸味のある料理は,食欲がわかないときに食欲を増進してくれます。また,野菜やじゃがいも,肉も入っている具沢山の汁物は,さまざまな栄養が豊富に含まれており,体も温まるので,食欲のない時におすすめです。

【今日の献立】麦入りご飯、牛乳、アンサンブルエッグ、ゆで野菜(青じそドレッシング)、益子のビルマじる

 

とちぎのいちごゼリー

  今週は国体開催に合わせて,栃木県内のご当地メニューや,子どもたちにぜひ食べてほしい食材を使った料理などを出しています。今日は, 県産デザートの日ということで,栃木県特産の果物「とちおとめいちご」を使ったデザートです。とちぎいちご一会国体・いちご一会とちぎ大会使用の,とちまるくんのイラストが蓋にデザインされています。栃木県はいちごの生産量日本一のいちご大国です。様々な品種のいちごが生産されていますが,その中でも全国で最も多く生産されているのが,甘みと酸味のバランスが良い「とちおとめ」です。栃木県ではとちおとめの他にも,大きくて美しくて,ジューシーで上品な味わいの「スカイベリー」,酸味が少なく,果実を縦に切ると断面がハート形で可愛らしい,ニューフェイスの「とちあいか」,酸味がありケーキやジェラートなどのスイーツにぴったりの,夏に楽しむことのできる「なつおとめ」,栃木県内でだけ食べることのできる幻のいちご「とちひめ」など,たくさんの栃木県オリジナル品種のいちごが栽培されており,四季を通しておいしいちごを楽しむことができます。いちごなどの果物は,ビタミンCが豊富なので,肉体的・精神的ストレスの改善と疲労の回復に役立ちます。またビタミンCは,昨日の給食でも取り上げた鉄分の吸収を助ける働きもありますので,果物はぜひ食べてほしい食材です。ただ,果物の種類によっては果糖と呼ばれる糖が多く含まれるものもあるので,食べすぎには注意が必要です。

【今日の献立】パン、牛乳、セルフ焼きそばサンド、しゅうまい、ナムル、いちごゼリー

  

鉄分たっぷり補給メニュー

  今週は、国体開催に合わせて、栃木県のご当地メニューや、子どもたちに是非食べてほしい食材を使った料理を給食で出しています。

 今日は、鉄分強化メニューということでレバーを使った献立です。レバーは、鉄分が豊富なのはもちろん葉酸、ビタミンB12などの栄養が豊富に含まれているので、貧血の予防・改善におすすめの食材です。からし和えに入っているホウレンソウは、ビタミン類の他に、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルを豊富に含んでいます。まろやか味噌汁は具沢山の味噌汁に豆乳を入れています。いつもの味噌汁よりもたんぱく質を多く含んでいて、野菜たっぷりで食物繊維豊富です。

【今日の献立】麦入りご飯、牛乳、レバーの竜田揚げ、からし和え、まろやか味噌汁

 

今週は、栃木県のご当地メニューが登場します

 10月1日から始まった、いちご一会とちぎ国体に因んで、今週は、栃木県のご当地メニューや成長期の子どもたちに是非食べてほしい食材を使った料理が給食に登場します。初日の今日は,昭和49年に鹿沼市の学校給食から生まれたご当地料理で,じゃがいもや野菜を使った肉じゃが風の煮物に,うずらの卵や,鹿沼市産のこんにゃく,さつま揚げなどを加え,具沢山の食材をカレー粉とケチャップで味付けした煮物です。子どもたちに煮物をたくさん食べてほしいと学校の栄養士さんたちが考え,今でも鹿沼市で愛されているソウルフードです。実はこの料理は,俳優の市原隼人さんが出演している『おいしい給食』というテレビドラマにも登場したことがある,全国デビューを果たしている料理だそうです。また,鮭のホイル焼きの鮭は,カルシウムの吸収を助けたり,筋力を強くする働きのあるビタミンDを多く含む食材の一つです。ホイル焼きにして,野菜やきのこ類と一緒に調理することで,たんぱく質,ビタミン,食物繊維など多くの栄養を一度に摂ることができます。ビタミンDは鮭や青魚のほか,きのこ類や卵黄にも多く含まれています。ゆで野菜に使われているブロッコリーは,代表的な緑黄色野菜のひとつで,ビタミンが豊富なだけでなく,血圧を下げるカリウム,貧血予防の鉄,吸収されたカルシウムを骨に取り込むのを助けるビタミンKなどのミネラルも含まれます。子どもたちは、日々少しずつ成長しています。スポーツをしている人だけでなく,成長のためには,食べることが欠かせません。今週一週間は,いつもより食べること,そして食べるものを意識しながら,給食の時間を過ごしてほしいです。

【今日の献立】米粉パン、リンゴジャム、牛乳、さけのホイル焼き、ゆで野菜(胡麻ドレッシング)、鹿沼のインド煮