学校日記

今週は、栃木県のご当地メニューが登場します

 10月1日から始まった、いちご一会とちぎ国体に因んで、今週は、栃木県のご当地メニューや成長期の子どもたちに是非食べてほしい食材を使った料理が給食に登場します。初日の今日は,昭和49年に鹿沼市の学校給食から生まれたご当地料理で,じゃがいもや野菜を使った肉じゃが風の煮物に,うずらの卵や,鹿沼市産のこんにゃく,さつま揚げなどを加え,具沢山の食材をカレー粉とケチャップで味付けした煮物です。子どもたちに煮物をたくさん食べてほしいと学校の栄養士さんたちが考え,今でも鹿沼市で愛されているソウルフードです。実はこの料理は,俳優の市原隼人さんが出演している『おいしい給食』というテレビドラマにも登場したことがある,全国デビューを果たしている料理だそうです。また,鮭のホイル焼きの鮭は,カルシウムの吸収を助けたり,筋力を強くする働きのあるビタミンDを多く含む食材の一つです。ホイル焼きにして,野菜やきのこ類と一緒に調理することで,たんぱく質,ビタミン,食物繊維など多くの栄養を一度に摂ることができます。ビタミンDは鮭や青魚のほか,きのこ類や卵黄にも多く含まれています。ゆで野菜に使われているブロッコリーは,代表的な緑黄色野菜のひとつで,ビタミンが豊富なだけでなく,血圧を下げるカリウム,貧血予防の鉄,吸収されたカルシウムを骨に取り込むのを助けるビタミンKなどのミネラルも含まれます。子どもたちは、日々少しずつ成長しています。スポーツをしている人だけでなく,成長のためには,食べることが欠かせません。今週一週間は,いつもより食べること,そして食べるものを意識しながら,給食の時間を過ごしてほしいです。

【今日の献立】米粉パン、リンゴジャム、牛乳、さけのホイル焼き、ゆで野菜(胡麻ドレッシング)、鹿沼のインド煮