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日誌
学校だより9月号 太平洋戦争戦終結から80年、「平和の尊さ」について考える
【全学年】演劇鑑賞教室「アラジンと魔法のランプ」
9月10日(水)の3・4時間目に、劇団「歌舞人(かぶと)」によるイリュージョンミュージカル「アラジンと魔法のランプ」を全児童で鑑賞しました。歌や踊り、不思議な魔法の演出に、子どもたちは目を輝かせ大きな歓声がわき起こっていました。アラジンとランプの魔人ジーニーの友情、そして夢を追いかけることの大切さというテーマも、子どもたちの心にしっかりと届いたようです。
【6年生】学校クリーン作戦に向け準備中!
家庭科の学習で、学校クリーン作戦の準備をしています。
学校内で汚れているところを探し、適切な方法で掃除する計画を立てています。
どこまできれいになるのか、乞うご期待!!
【6年生】新校舎での生活が落ち着いてきました!
夏休み明け、今まで生活していた教室に別れを告げ、南校舎に引っ越しをしました。
掲示物を外したり、机を運んだり、学年で協力して引っ越し作業を終えることができました!
最初はなれなかった教室も、今ではすっかり馴染んできました。
【3年生】社会科校外学習に行ってきました。
夏休みが終わり,子どもたちの元気な声と笑顔が学校に響き渡っています。
先週,夏休み前から楽しみにしていた社会科校外学習に行ってきました。
まずは,内陸型工業団地では日本国内最大規模の宇都宮清原団地の中にあるカルビー清原工場!清原工場で作っている「かっぱえびせん」と「フルーツグラノーラ」の説明を聞いてから,工場見学に出かけました。話を真剣に聞き,たくさんメモを取る姿が見られました。
「すごい!」「なるほどね」と感嘆の声も上がり、新しい発見ができてうれしそうな3年生でした。
工場見学と共に,フルーツグラノーラの試食をさせていただきました。
製造過程や,働いている方々の努力や工夫などについて感じられた分,大切に食べる姿が見られました。
お昼は暑かったため,とびやま歴史体験館の講堂をお借りしてグループごとに食べました。
お腹いっぱい美味しいお弁当を食べた後は,飛山城址跡公園を少し散策しました。高台から鬼怒川を眺め,土地の低い所には田が多いことなどに気付きました。
最後に、子どもたちにはなじみのあるスーパー、かましんゆいの杜店で店内見学と買い物をしました。
まず,店内とバックヤードを案内してもらいながら、たくさんのお客さんに来てもらうためにお店がしている工夫について,詳しい説明を受けました。
普段は見ることのできないスーパーの裏側に子どもたちは興味津々な様子で、熱心に取り組んでいました。
説明を受けた後は、買い物体験!事前に決めていた買い物リストを確認しながら、班で買い物をしました。
買うものをレジに持ち,会計をして袋に入れるまで、すべて自分でやることに緊張しながらも頑張っていました。
お店で働いている方にもインタビューもしました。しっかり質問をしてメモを取り,最後にはお礼も伝えることが出来ました。
子どもたちにとって非常に充実した社会科校外学習になりました。
学んだことを今後の生活に生かしていって欲しいと願っています。
【全児童】帽子や日傘、クールタオル等の保冷用具の活用を推奨します。
記録的な猛暑が続いており、熱中症の予防と早期対応が重要です。大人に比べて身長が低く、顔や頭が地面に近い子供たちにとっては大きな問題です。下校時刻の暑さ指数が高い時には、教室で待機させたり引取りをお願いしたりする対応をとります。また、帽子や日傘、クールタオル等の保冷用具の活用を推奨します。
ウェザーニュースHP「日傘の効果とは・・・」
真夏の昼下がりに日射しが当たる頭髪の温度は55℃前後に上昇しますが、日傘を使うと40℃前後に下がります。15℃も低くなるので熱中症になる危険を大幅に下げてくれます。
【地域】9月5日(金) 第2回清原南小学校地域協議会
今年度から令和8年度にかけての2年間、本校は「コミュニティースクール 学校運営会議」のモデル校として、市内2中学校、2小学校のうちの一つとして宇都宮市から指定を受け、「地域と学校でつくる子供たちの未来」に向けたモデル事業を実施しています。第2回清原小学校地域協議会の本日は、「各部会の活動」や「学校応援基金」について報告・協議いただきました。会議の後は、7月に完成した南校舎や教室での授業の様子を参観いただきました。
【全児童】夏休みが終わり、子供たちの元気な声が帰ってきました。
41日間の夏休みが終わり、学び舎に子供たちの元気な声が帰ってきました。8月が終わりますが、まだまだ暑い日が続きそうです。夏休み期間中に、教室や特別教室等のエアコンの入替工事が完了し、快適な教室環境のなかで、子供たちを迎えることができました。夏休み明け初日となる今日も気温が高くなりましたが、休み時間にはジャングルジムや校庭で遊んだり、木陰の草むらでショウリョウバッタ(大きい!)やヤマトタマムシ(きれい!)を見付けたりする子供たちの元気な姿が見られました。また、6年生は、完成した南校舎への引っ越しを午前中に完了し、新たな教室で夏休み明けの学校生活をスタートさせました。教室の窓から見える風景も変わりましたね。
【全児童】夏休み明け朝会の校長講話「生きてるってすばらしい!」
夏休みが終わり、元気に皆さんと会えたことを嬉しく思います。今日は「生きることについて」の話をします。一本のライ麦の根は1万キロを超える長さに伸び、私たちの血管も地球を2周半するほどあります。目に見えないところで必死に働く力が、命を支えているのです。「生きる」って、すばらしく、そしてたくましいのですね。
漫画家の「やなせたかし」さんも、思うように夢がかなわず落ち込んでいた時、光に手を透かした際の血の流れに気付き「生きているってすばらしい」と感じたそうです。この時生まれた歌が「手のひらを太陽に」です。そして、80年前の中国での戦争体験から「世の中で一番つらいのは、食べられないこと、お腹が減ること」「一番の正義は何かといえば、ひもじい人を助けること」「自分が傷ついても人を助ける本当のヒーローを描きたい。」との思いを持つようになり、夢をあきらめることなく一生懸命に努力して「正義のヒーロー・アンパンマン」を生み出しました。
みなさん、生きているすばらしさを感じ取り、今できることに一生懸命取り組み、「やなせたかし」さんがアンパンマンを生み出したように、自分の大きな夢をかなえられるようがんばっていきましょう。1学期はおよそ100日あります。残りの授業日、30日を一日一日大切に過ごしていきましょう。
対馬丸撃沈81年 平和を願う
太平洋戦争後期の1944年(昭和19年)8月21日に、疎開のため計1788人(学童834人)を乗せて那覇を出港した「対馬丸」が、長崎県に向かう途中の8月22日の夜に米潜水艦の魚雷攻撃を受けて、鹿児島県・トカラ列島の悪石島(あくせきじま)沖で沈没しました。1484人が死亡し、うち15歳までの子供は約1000人でした。
引率教員としてこの船に乗船し多くの教え子を亡くした上野(旧姓新崎)美津子さんは、自責の念から出身地の沖縄に帰ることができず、90歳で死去するまで栃木県栃木市などで暮らしました。その長女である上野和子さん(20代の頃、仕事の関係で宇都宮市清原に在住)は、多くの教え子を目の前で亡くし自身は生き残った母の苦悩の様子を、著書「蕾のままに散りゆけり」に記しています。
その後、上野和子さんは2015年になって、NPO法人「菜の花街道(宇都宮市上籠谷町)」を通して、「荒井退造(あらいたいぞう)」のことを知ることになります。「荒井退造」は、沖縄県警察部長として疎開事業で沖縄県民20万人を救った人で、宇都宮市清原の出身であることに驚愕したそうです。そして、この事実をすんなり受け入れることができなかった上野和子さんの心の中に、次に湧いてきた感情は「怒り」であったそうです。「疎開を強力に進めたのが荒井退造であり、母が苦しんだ発端はここにあったんだ・・・。」との思いからでした。「差し迫る戦火から沖縄県民を一人でも多く救おうと進められた疎開事業の中心にいたのが荒井退造であり、かたや、その疎開で多くの子供たちを失い生涯苦しんだ母がいることに心の整理が出来なかった。」と、その時の気持ちを吐露しています。
その後、上野和子さんは、「沖縄の島守(田村洋三著)」を通して、沖縄県警察部長 荒井退造が新任の沖縄県知事 島田叡(しまだあきら)と共に、沖縄島民20万人の島外及び県北部の山原への疎開を強行したお陰で、多くの島民が戦火を逃れ終戦を迎えられたその功績を知ることとなります。この疎開事業の中で対馬丸事件が起きて、荒井退造は相当に悩み、疎開を止めるか続けるか、判断に苦慮したそうです。結果、疎開事業は続行され、多くの命が救われることになりました。「沖縄にルーツを持つ自分として、多くの沖縄県民を救ってくれた感謝の気持ちがある。それを栃木県民として誇りに思いたい。」と、著書の中で記しています。
戦後80年を迎える今年、対馬丸撃沈から81年が経ちます。上野和子さんは、「疎開船の悲劇を多くの方に知ってもらい、平和への想いを強くしてほしい。」と呼び掛けています。また、著書の中で、遠く離れた沖縄県と栃木県の清原の地が時を超えて交わり結びつく「運命」のようなものを感じることを話しておられました。
公益財団法人 対馬丸記念会 対馬丸記念館HP
070823 下野新聞 対馬丸撃沈81年継承誓う
070822 下野新聞 対馬丸、25年度内に海中調査へ
070810 下野新聞「対馬丸」生還 母の体験伝える
060822 下野新聞 引率した教え子たち「蕾のままに散りゆけり」