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活動の様子(H25)

あれから3年

東日本大震災を忘れない

 平成23年3月11日(金)14時49分6秒(白沢での最大震度時刻)震度6強
 そうあの日から,もう3年がたつのですね。あの時,1年生だったあなたたちは,4年生に。6年生の
あなたたちは,3年生でしたね。
 その日の夜は電気も止まり,暗くて恐ろしいような記憶だったと思います。その後何度も停電になり,
コンビニやスーパーから食べ物や生活用品がなくなり大変な思いをしたことを覚えてますか?でも,
だんだんとつらくて苦しい思い出は,消えかかっていませんか?


 被害が大きかった東北地方太平洋沿岸部では,がれきの処理も進み,復興もずいぶん進んだように聞かれますが,水揚げ量や港湾の整備,そしてなんといっても高台移転のための区画整理事業も
あまり進んでおらず,平成24年12月現在の避難者総数は約32万人,うち仮設住宅は48,522戸
(岩手,宮城,福島,茨城,栃木,千葉,長野)に112,996人の方々が生活しています。(復興庁)被災地では,まだまだ苦しんでいる人たちが大勢いるのです。


 私たちの地域では,震災の復旧が進んだことにより,人々の震災の意識が薄らいでいないでしょうか?しかし今回のことを,日頃からの危機管理の大切さを改めて認識し,また被害に遭われた方々や
亡くなられた方々を忘れず,私たちはこの日のことを語り継いでいかなくてはならないと思います。
 

 本校では,子どもたちと教職員が一緒にも改めて震災のこと,そして危機管理のことを考えるため,
昨年に引き続き,全校放送で朝の会を実施しました。
 3年2組担任の細越先生は岩手県宮古市出身で,先生の実家は津波により大きな被害を受けたそう
ですが,ご家族の皆様は幸いにも全員無事だったそうです。しかしその時の状況や様子を被災写真
を,放送室から通してお話ししてくださいました。
 
 

  

 各教室の子どもたちは,全員真剣に,細越先生のお話しを聞いていました。その後担任の先生から,各学年の発達段階に応じた,命の大切さや日頃の危機管理などについてのお話しをしていただきま
した。

 

  
 職員室でも,放送を聞きました。
  
 今日は文部科学省からの弔意表明の通知(事務次官通知)が県・市教育委員会を通じて出された
こともあり,本校でも半旗掲揚を行いました。震災が起きた時刻には,校庭で体育をしていた3年生
が黙とうを捧げました。
  
 改めまして,今回の震災に被災された皆様にお見舞い申し上げ,お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表します。

卒業生を送る会

お世話になった卒業生に心からお祝いをしました

 6年生がこの白沢小学校を卒業するまで,あと1ヶ月を切りました。6年生とこの学校で生活するのも,あとわずかです。そこでこれまでお世話になったことに感謝し,楽しいひとときを過ごすため,
3年生から5年生までの代表委員の皆さんにより企画・運営された「卒業生を送る会」が,2校時の
業間の休み時間(なかよしタイム)から3・4校時まで,体育館で行われました。
 はじめの言葉,児童代表あいさつにつづいて,6年生クイズです。

  

 6年生クイズは,代表委員の子どもたちが考えました。6年生に関係する内容を,在校生が〇かXか
で答えるものです。
 皆様も一緒に考えてください。                      【正解は,この文末をごらんください】
 1. 6年生で一番多い誕生日は10月である。
 2. 6年生の人数は39人である。
 3. 6年生で,はやっている遊びはドッジボールである。
 4. 6年生で6年間の中で転入してきた人は8人である。
 5. 6年生の年齢は13歳以上である。
 6. 6年生でメガネをかけている人は3人である。

 

 結構,難しいですね。当の6年生もわかるのかな?
 さあさあ,真ん中で線を引きますよ。〇かXかに分かれてください。
  
 正解者が非常に多いのにびっくりしました。在校生は本当に6年生のことを良く知っていますね。
このことからも日頃からのなかよし度が分かります。
 次は縦割り班で,校庭で遊びます。出入りを含めて30分。さあ,急げ!!
  
 校庭にはすでに代表委員の人たちによって,各班のためのラインが引かれるなどの準備がされて
いました。すごい! 準備,お疲れさまでした。
 ちなみに縦割り20班の遊び全種目紹介です。
   1班ドロケイ 2班Sケン 3班ドッジボール 4班Sケン 5班キックベース 6班かくれんぼ
   7班サバイバルゲーム 8班かくれんぼ 9班ドッジボール 10班ドロケイ 11班Sケン
  12班ドッジボール 13班サバイバルゲーム 14班ドッジボール 15班Sケン
   16班サバイバルゲーム 17班ドロケイ 18班なぞときゲーム 19班ドロケイ 20班ドロケイ
  
 遊ぶ・遊ぶ・ただ ひたすらに・・・        6年生との想い出を固定するように・・・
  
 出入りを含めて30分。5年生が引率します。だんだんと集まってきました。チャイムは鳴りません。
時間管理も時計を見ながら自分たちで行います。
  
 さあ,第2部 学年別にプレゼントを差し上げます。1年生から5年生まで,いろいろな時間を使って
作ってきました。
1年生:しおり  2年生:プレゼント用の袋  3年生:紙粘土のキーホルダー
4年生:白沢小カレンダー  5年生:貯金箱です。
  
 あらたまると,お互い緊張するね。 何が入っているのかなぁ・・・気になる


次は,在校生から卒業生への歌のプレゼント。「君とぼくのラララ」です。

  
 向かい合って,合唱しました。気持ちがだんだんと盛り上がってきました。
 最後に卒業生から在校生に,音楽のプレゼントです。
  
  
 
 全員,静かに聞き入っていました。いよいよ卒業生がこの学校を去っていくという実感がようやく湧いてきたかのようです。
 いよいよ最後です。6年生の皆さんが退場します。体育館の中を花のアーチで全校生がお送り
します。
  
  
  

 代表委員の皆さん,ありがとうございました。とってもスムーズに,そして感動的な集会でした。
 この代表委員会の集会は,今回で8回目になります。企画から進行まで,担当の先生の力を借り
ながらも自分たちの力で準備を進めてきました。
 たいへんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

 6年生が卒業するまで,あと20日となりました・・・

児童集会

フラッシュゲームをしました

 2校時の業間の休み時間に,集会委員会の子どもたちによる児童集会がありました。フラッシュ
ゲームといいまして,ステージ上の少し開いている幕の間を,パッと物が通ります。それをみんなで
当てるという動体視力がものをいうゲームです。答えは3択で,赤帽子,白帽子,脱帽で回答します。
 ルール説明も子どもたちが行います。

  
 問題は全部で11問。最後の1問は,スペシャル問題です。企画した集会委員会の子どもたちだけの秘密です。教職員も一部しか知らされていません。
 さあ,スタートです。
  
 ぱっ! あっ,左から右に何か飛びました! うわぁ,速い,小さい!!
 コンパクトデジタルカメラの限界に近いです。シャッターが間に合いません。それでも子どもたちは,
しっかりと当てています。素晴らしい動体視力です。  (カメラに写らなければ,ホームページで紹介できません。悔しいので,液晶画面での画像キャプチャをキャンセルしてから,シャッタースピードを上げて,ファインダーでのぞいてようやくこんな感じに写りました(汗))
  
 正解は「小ほうき」でした。結構,みんなできています。
 さあ,いよいよ11問目。最後は人が通り抜けます。その人は誰でしょう?
  

 1番,ながしま先生  2番,ほそごし先生  3番たなか先生
              (あれ,並んでいる順と,答の紙の順番が違うぞ・・・)

 
 正解は,ほそごし先生でした。正解者が多かったですね。さすがです!
 集会委員の皆さん,ありがとうございました。とってもスムーズに進行でき  ました。先生方も含めて,全校で楽しい集会となりました。
 
 この集会,今回で9回目になります。その度に企画から進行,セリフ,話し方,動き,役割分担など,
担当の先生と一緒に準備を進めてきました。最初の頃は分からないことが多く,たくさんのことを手取り足取り教わりながら進めてきましたが,今回はセリフの原稿書きや動きの練習,そしてどうすれば下級生たちが喜んでくれるかなど,多くの部分を自分たちで工夫して準備をしてきたとのこと。指導する部分は以前と比べて非常に少なくなったそうです。
 とても楽しくスムーズに進行した理由が分かりました。校庭で遊ぶだけでなく,委員会活動でこんなに楽しく過ごすことができた,とってもいい休み時間だったなあと思いました。改めて集会委員会の皆さん
ごくろうさまでした。

環境学習をしました

地球温暖化について考えました

 この地域には,地球温暖化対策地域協議会(MEAK(ミーク)の会)という組織があります。この会は
環境省に登録された団体で,日常生活における温室効果ガスの排出抑制等に関して,必要となるべき措置について協議し,具体的に対策を実践することを目的として組織された団体です。
白沢の清水映夫さんを会長に,地域の方々がメンバーとなって活動しています。
 本校では,5年生の総合的学習で環境の学習を行いますが,今回は地球温暖化について学習しま
した。当日は理科室で,2組が2校時に,1組が3校時にと別々に2回実施していただきました。

 
  

 まず,この理科室の窓から外の炭酸ガスの量を測ってみました。約0.03%でした。次に理科室の中の量を測ってみると約0.07%でした。私たちの吐く息によって炭酸ガス量が少し多くなっていることが分かります。

 

 
 それでは,私たちの吐く息の中には,どのくらいの炭酸ガスが入っているのでしょうか?ビニール袋の
中に息を入れ,班ごとに測ってみました。
  
  

 個人差があるので値はまちまちなのですが,約0.3%でした。空気中の炭酸ガスの量から比べると,
10倍高いことが分かります。
 こんな高い炭酸ガスを,地球上の人たち全員が吐き続けていたら,すぐに温暖化になってしまうのでは?という質問がありました。では,なぜそうにならないのでしょう?次にこんな実験をしました。
 ビニールで覆った植物に,息を吐きかけます。そしてそれを日向に約20分間置いておきます。するとどうなるでしょうか?

  
 その20分間待つ間,物が燃えた後の炭酸ガスの量はどうなるのでしょうか?
ろうそくに火をつけて,PETボトルをかぶせます。するとPETボトルの中に酸素が消費され,炭酸ガスが増加し,ろうそくの炎がやがて消えます。その時の炭酸ガスの量を測ってみました。
  
 どの班でも0.3%以上の濃度を示しました。 
 
 さあ,いよいよ植物を覆っているビニールに入れた炭酸ガスの量を測ってみましょう。予想がどうかな?増えてる?減っている?変わらない?
  
 結果は,だいたい0.1~0.2%と,炭酸ガスはみごと減っていたのです。
 すなわち植物は,光合成といって,光と炭酸ガスを使って酸素を作り出しながら,自らの養分を作り出しているのです。この働きによって,私たちが呼吸や生活の中で作りだした炭酸ガスを,植物が吸収してくれているのです。
  
  

 地球の大気は,約78%の窒素,約21%の酸素,アルゴンが0.9%,そして約0.03%の二酸化炭素(炭酸ガス)によって成り立っています。そのたった0.03%の炭酸ガスが,昨今の私たちの生活に必要なエネルギーを生み出すために,燃やしてる化石燃料(石油,石炭など)により徐々に増え始め,それより引き起こされる温暖化が大きな問題となっています。
 このまま温暖化が進むとどうなるのか?世界中の科学者がそれを研究しています。その内容の一部を紹介すると・・・
 ・気温が上昇すると,大気中の水蒸気量が増加し,降水量が増加。
  ⇒豪雨
 ・気圧配置がこれまでと変わり,異常気象が増加
  ⇒偏西風の蛇行(今年の寒さ・近年の猛暑⇒旱魃,熱帯雨林の乾燥化)
  ⇒海水面温度の上昇⇒猛烈な台風⇒暴風雨,高潮
  ⇒竜巻の発生
 ・南極の氷が解ける,氷河の氷が解ける,海水の膨張⇒海水面の上昇
 ・沿岸部の浸水被害⇒漁業・農業に被害
 ・生態系の変化⇒生物の減少・絶滅⇒食料事情の悪化
 ・健康被害⇒マラリアなどの拡大
 などがあげられます。炭酸ガスの急激な増加が,私たちの生活にどれだけ悪い影響を及ぼすのか,
考えるとちょっと恐ろしくなります。
 

でも,今日からそうならないようできることがあります。それは,夏休み,そして冬休みに皆さんに実施
してもらった「ストップ温暖化アクション」をこれからも少しずつでも実施していくことです。
 省エネルギー,もったいない運動が,私たちの地球を救います。明るい未来を子どもたちに,そして
将来の人々につなぐためにも,みんなでできるところからコツコツと続けていきましょう。

 本日は,清水会長をはじめミークの会の皆様,大変ありがとうございました。

冬の校庭寸景

ある日の昼休み

 今,白沢っ子たちは,2月に行われるなわとび検定に向けて,練習に余念がありません。学校業務
機動班の方々に作っていただいた,なわとびジャンプ台に並んで,各々の課題克服に一生懸命です。
 

 職員室の窓からから先生方と見ていますと,子どもたちはきちんと並んで自分の番が来るのをじ~っ
と待っています。時には友だちを励ましながら,時にはやり方を教え合いながら練習している姿は,
なんとも微笑ましい限りです。
 注意して見ていると,並んでいる子どもたちに,暗黙の一定のルールがあることに気が付きました。
ジャンプ台に乗って飛び始めてから,なわが足に引っかかるまでが,その子の順番のようです。ひっかかってしまと,誰からも促されることなく,自主的にその順番の入れ替えが粛々と行われるのです。その様子を見ていた先生方と感心してしまいました。
 近寄って子どもたちに聞いてみると,誰に教わったわけでなく,またみんなときちんと取り決めした
わけでなく,なんとなくそうなっているとのこと。逆に不思議そうな顔をして「先生,そんなの当たり前
じゃん。」と言われてしまいました。
 きまりは破るためにあるなんて悪ぶれて言う大人もいますが,人間関係を潤滑にするための自然発生的なきまりの原点なようなものを,子どもたちも教わったような気がしました。

 
  

 白沢の空は,今日も清々しさでいっぱいです。

 

 

平成26年が明けました

 新年,明けましておめでとうございます。今年はうま年ですね。白沢小学校も141年目に入ります。「天馬空を行く」ような,飛躍の年にしたいですね。
 今年も初日の出は絶対白髭神社と決めていましたので,早起きついでに彗星の観察もしてみました。
 
 
 さて,昨年は彗星の当たり年でした。3月にパンスターズ彗星,10月から12月にかけて,
アイソン彗星,エンケ彗星,リニア彗星,そしてラブジョイ彗星と東の空に4つの彗星が見られる
なんて,滅多にないことです。しかし肉眼での観察は無理でした。
 ↓ちなみに,話題になったアイソン彗星。残念ながら太陽に近づいた際に崩壊・蒸発してしまいました。
   これは,太陽最接近前に撮ったものです。

2013.11.22(金)午前5時2分 100mm IS800 f2.8 露出10秒 ガイド 下桑島町鬼怒川堤防上

 午前4時50分,白髭神社に着きました。宿はまだ寝静まっているようです。
 
 

 
 境内には誰もいません。でも午前零時を待って,初詣にたくさんの方々がいらっしゃった時の余韻が,まだ残っています。

 

 今,望遠鏡などで比較的簡単に観察できるのは,ラブジョイ彗星です。このラブジョイというのは,この彗星を発見したオーストラリア人の名前です。ラブジョイ(愛の喜び)なんて,素敵な名前ですね。
 暗い境内で,星空を探すこと約10分,ようやく東の空,約15度の高さに彗星を発見しました。
 
2014.1.1 午前5時30分 200mm IS800 f4.5 露出20秒 ガイド撮影
 写真中央,青白くてぼんやりとした中心部分から,左斜め上に尾が伸びているのがわかりますか?
肉眼や小さな双眼鏡では,発見できませんでした。5等星か,それ以下になっているようです。写真に撮ってみて初めて分かります。白沢は空気が澄んでいて,とても良く写りました。
 
 さて,東の空がだんだん白みはじめてきました。夜明け前の今がもっとも寒い時間帯です。手元の温度計で,マイナス4℃を指しています。鬼怒川の川霧がきれいです。 ※川霧って? ⇒ ここを参照してくだい。
 
 宇都宮市での初日の出時刻は,午前6時52分28秒です。初日の出のタイミングは,太陽の上端
(接線)が地平線にかかった瞬間の時刻です。この付近では丘や林があるので,その時刻から少し
遅れます。
 さあ,出てきました。鬼怒川の向こう側,清原の台地の林の間から,ちょびっと頭が見えてきました。
 
 林の木,1本1本が太陽を背に浮かび上がっています。
 
 完全に昇りきりました。さあ,平成26年の始まりです。
 

 あれぇ,なんか太陽が真ん丸でないですね? これは,地上付近の空気の流れや大気の厚さなどで屈折率が変わり,こういう現象が起きるのです。
 

 今年は昨年と違って,雲もなくとても素晴い日の出でした。その一年で最初のお日さまに,今年も
白沢小学校の児童の皆さんの健康と安全,そして学校と地域の皆様の繁栄と安全を,お願いして
まいりました。そして今年も家族みんなで,初日の出を拝んでいるお友達に会いました。何をお願い
したのかな?


 初日の出を浴びて,赤く輝く白沢小学校。数えで141歳になりました。今年も子どもたちをやさしく
見守り,迎えてあげてくださいね。

 
 ちなみに,ほほぅ!☆ 玄関から見ると,初日の出は,南門(旧正門)から昇るのですね?
 

 今日も穏やかで良い日和になりそうです。清々しい気持ちで新年をスタートすることができました。
         
              今年もよろしくお願いいたします。

2学期前半が終了しました

明日から冬休みです! もういくつ寝るとお正月?

 平成25年,2013年も残り1週間となりました。白沢小学校にとって今年は,140歳を迎えた特別な年でした。子どもたちも生活に学習にがんばり,みんな元気に成長した年でした。皆様方にとって今年はどんな年でしたか?毎年,発表される今年の漢字。先日12日に京都清水寺で発表になりました。
今年の漢字は「輪」。ふうむ・・・ 日本中が輪になって喜んだ(2020年東京五輪誘致,富士山の世界遺産登録,サッカーワールドカップ日本代表出場決定,東北楽天イーグルスの本シリーズ初優勝など。
そしてTPPの輪に日本も入ることになるのか・・・ こんな感じで「輪」なのでしょうか。本校も地域の皆様方の輪に支えられて,また141年目を歩んでまいります。
 

 そして,今日で2学期前半が終了し,明日から来年1月7日(火)まで13日間の冬休みに入ります。
休みの前に体育館で朝会を行いました。子どもたちに今年はどんな年だったかを聞いたところ,一様に「いい年だった」とのことでした。 1年をふり返るというと,間違ったり失敗してしまったりというマイナスな面が注目されがちですが,反省は悪いことばかりでなく,良かったところにも目を向けることが大切
だと思います。こうすれば成功した,うまくいった,ほめられた,気持ちが良かったなど,過去の成功経験に加えて,スポーツ選手が行うイメージトレーニングのようにやり遂げる自分を強く想像するのは,
これからの自分を高めていくために必要です。そこに過去の失敗体験から将来の展望を立てることが加えることができればいいなあと思いました。
 1年の計は元旦に有りと言われます。来年のめあてを立てるために,今年のふりかえりをしましょうというお話しをしました。年末の一家団欒で鍋などを囲んだとき,そんなお話しをしてくださるとうれしい
です。
 

 下校の時間になりました。今日は集団下校の日です。生活委員の児童から下校時の注意の呼びかけの後,防犯ブザーの点検を行いました。

  
 防犯ブザーは子どもたちの身を守る有効なアイテムです。登下校時はもちろん,休み中に遊びに出かける時も持って行ってください。ポケットに入れるのではなく,首から下げるなど防犯ブザーを携帯しているということを,他人から見られることで防犯効果はあります。学校では毎週継続して指導しており
ますので,ご家庭でも子どもたちが意識化できるようご協力ください。
 

 
(※注意 首から下げる際には,紐で首が締まらないようなパーツがついてる紐をつけましょう。
                このような紐は,百円ショップ等で売っている名札などについています。)

  

 それでは,皆さん,さようなら。今日は先生方が途中まで同行指導します。
印象的だったのは,たくさんの子どもたちが帰り際に,「良いお年を」というあいさつをしてくれたことです。伝統的なごあいさつ,とてもうれしかったですよ。

 来年は1月8日(水)から学校が始まります。また元気な顔で登校してきてください。
 

 追伸:今日,給食の時間にサンタさんが来ました。

子どもたちの話ですと,どうも誰かに似ているとか・・・

租税教室が開催されました

税金って大切ですね

  私たちが安全で豊かな生活を送るためには,国,そして県や市などの地方公共団体の仕事が不可欠
です。私たちが納める税は,その業務を行うための財源として非常に重要です。このことを学ぶために
宇都宮税務署と宇都宮市税理士会が行っている租税教室を,今年も6年生を対象に,実施していただ
きました。

 
 税金ってなぜ必要なのでしょう。もし税金が無くなったらという仮定の世界を描いたアニメを見せて
いただきました。
 

 

 

 この仮定の世界では,警察,消防,役所の仕事は,利用者が料金を支払うことになっています。
なので,お金を直接払わないと,ゴミは収集してもらえない。道路や橋は修理してもらえない。警察や
救急・消防も料金制で,お金がない人は警察に犯罪捜査や救急車をお願いできない。そのうち自分
の土地を通る人に対して,勝手に通行量を徴取する個人が出てくる始末。
 子どもたちにも,税金の果たしている役割が,よく理解できたようです。
 

 そしてニュースでこんな話題がありました。
 「長崎県の国営諫早湾干拓事業で,開門調査を命じた福岡高裁の確定判決で原告だった漁業者側
の弁護団が,履行期限を過ぎても開門しない国に,1日当たり1億円の支払いを申し立てた。」
 では,1億円って,どのくらいの量があるのでしょう。
 

 おおっ~! どよめく6年生。教卓に積み上げられる1億円の札束!!
 夢のような光景ですが,実はコレ,模造紙幣でした。でも大きさ,重さは同じく作られています。

 
  では,早速,持たせていただきましょう。
  
 「一億円って重いんだね。
  足に落とさないように気を付けて。」
  「1千万円でこのくらい。100万円でこのくらい
   です。」


  おかげ様で,非常に分かりやすく税金の大切さを学ぶことができました。税金は,みんなで「助け合う」
という性格のものであり,だから税金は取られるのではなく,納めるものだということが分かりました。
 本日は,ありがとうございました。

ふれあい文化教室

今年は津軽三味線を体験しました

 宇都宮市の文化協会による学校向けの事業「ふれあい文化教室」が今年も白沢小学校に来てくださ
いました。今年は,田原を拠点にNHKや民放,そして全国の演奏会等で活躍されている,津軽三味線
の小山貢清世(おやま みつきよ)先生と社中の皆様に,5年生がお世話になりました。
 最初に津軽三味線の構造や音の特徴などを説明していただきました。

 
 
   

 さおの部分の木目は,柾目でなく横目なんですよ。へぇ~ 折れないの?

 

 
 そして有名な「津軽じょんがら節」の演奏です。あ,聞いたことあるとの声が。
津軽地方の,寒くきびしい冬の様子が伝わってきます。

 

 さあ,いよいよ体験をさせていただきます。3班に分かれて,ひとりひとり弾かせていただきました。
  
  

 意外に重くて「わいはぁ~」といった感じです(小山先生に津軽弁も教わりました)。さおは立てて弾き
ます。弾くというよりは,ばちを当てるといった感じでしょうか。いい音色ですね。日本の伝統文化を感じ
ます。
 

 あっと言う間の一時間でした。また機会がありましたら,先生方の演奏をじっくりと聞きたいと思いました。これからもテレビなどで演奏を聴く機会があると思いますので,気を付けて見ていましょう。地域に
有名な先生がいらっしゃることに,改めて誇りを感じました。
 

 小山先生,今日はお忙しいところ,誠にありがとうございました。
 また,よろしくお願いいたします。

盲導犬ふれあい教室

 総合的学習で4年生は,福祉の学習をしています。今日は体育館で盲導犬の体験学習をさせて
いただきました。この学習は,宇都宮市役所の障がい福祉課が,子どもの頃から障がいや障がい者
への理解を深め,福祉の心を育成するため実施している「盲導犬ふれあい教室」事業を活用させて
いただき,実際の体験には,公益財団法人 東日本盲導犬協会のご協力をいただきました。


 まず,指導員の堂岡先生から,盲導犬の基礎知識や「目が見えないということ」そして「そのための
生活の工夫」などについて説明がありました。探検バインダーにメモを取りながら,先生の話を真剣
に聞いていました。

  
 そしていよいよ体験歩行ですが,その前に,もう一人(頭)の先生を紹介いたします。盲導犬訓練犬のベム君です。現在一人(頭)前の盲導犬目指して訓練中だそうです。体験する前に,指導員の先生と
一緒に歩き方の実演をしてくれましたが,人とのコミュニケーションがしっかりとできていると思いまし
た。子どもたちは,アイマスクをして盲導犬と一緒に歩きます。事前に体育館には,パイプ椅子や
カラーコーンなどでコースを作っていただきました。
  
 さあ,アイマスクをして,ベム君に誘導していただきましょう。
 曲がり角はきちんと止まって,安全を確認しています。また障害物があるところはその幅を認識して,
避けて案内してくます。みんなから感嘆の声が上がります。「ベム君,すごい。」
  
 そして最後には,「ありがとう」の意味を込めて,頭をなでであげます。
  

 体に障がいがある人の目や耳,手足となって働くよう訓練された犬を「補助犬」といいます。補助犬
には,次のような種類があります。
 ・盲導犬 目に障がいのある人と一緒に歩き,道を安全に歩けるようサポートします。白または黄色
    のハーネスという胴輪をしています。
 ・介助犬 体に障がいのある人の手足となり,ドアを開閉するなど,日常生活をサポートします。
    外出時には介助犬と書いた胴輪をしています。
 ・聴導犬 耳に障がいがある人に,生活上必要な音を知らせて,行動をサポートします。外出時には
    聴導犬と書いた胴輪をしています。

 時々盲導犬などの補助犬が,世間の誤った知識や誤解によって,公共施設に入れなかったという話
を聞きます。しかし法律(身体障害者補助犬法)により,公共施設・公共交通機関・飲食店・商業施設
・病院等の不特定かつ多数の方が利用する施設・そして従業員50人以上の民間事業所(職場)では,
施設等に著しい損害が発生し,施設等の利用者が著しい損害を受けるおそれがあるのやむを得ない場合を除き,補助犬の同伴を拒むことはできません。
              【この内容は政府広報オンラインから引用しました。詳しくはここをクリックしてください】

 盲導犬は日本全国で1000頭あまりいるそうです。そのうち栃木県では10頭が働いています。
日本には「身体障害者手帳(視覚障害)」を交付された人が32万人いらっしゃることを考えると,まだ
まだ少ない数字です。困っているすべての方々に広く普及していくためには,行政や諸団体による
人的,財政的,制度的支援や整備の他,私たちが正しい知識と,それに基づいた社会全体の理解と
醸成が必要であることを感じました。

 
 今日の校長室のお客様。
 公益財団法人 東日本盲導犬協会の指導員,堂岡先生とベム君です。
 本日は大変お世話になり,ありがとうございました。

まんじゅうづくり教室が開催されました

 白沢小学校地域協議会主催の活動として,昨年は「親子そば打ち教室」が行われましたが,今年は「まんじゅうづくり教室」が開催されました。場所は昨年と同じ場所で,下ヶ橋町の宇都宮市河内農村
体験交流館でした。当日は,東下ヶ橋の櫻井則子さんを講師に迎え,協議会会員15名と,参加者
16組39名の合計54名という多くの皆様方と実施することができました。
  
 小麦まんじゅう,みんな大好きです。今日はベテランの先生から,作り方を教わって帰り,家でも作って食べてみましょう。
  
 最初は櫻井先生がお手本を示します。皆さん,良く見ていてください。
  材料 小麦粉  250g
       たんさん  14g
       黒砂糖  125g
          酢         80cc
      水      40cc
       餡       480g
 
 えっ! 酢が80cc? 水よりも多いです。 
 実はここがポイントなのです。
 さあ,一緒に作っていきましょう。
1.小麦粉,たんさんは,事前に良くふるっておきます。そしてたんさんを混ぜ合わせます。
     手でゆっくりと,やさしく行います。
  
 2.黒砂糖,酢,水を火にかけ,混ぜて溶かし,冷ましておきます。(今回は櫻井先生がここまで準備
      しておいてくださいました。)
   つぎにこのタレを,小麦粉・たんさんへ流し,良く混ぜ,約30分ねかせます。
  
 すると・・・ ふくらんできた! つぶつぶ泡立って,おまんじゅうを割ったときの皮の感じと同じに
なってきた~! (すでに美味そうです♥)
  
 3.餡を丸め,ふくらんできた生地で包みます。コツはふくらんだ生地を押しつぶすことです。
  
  
 5.良く蒸気の上がった蒸し器に,湿らせたさらし木綿を敷き,その上に間隔を開けて置いて並べて,  
      水をかけます。(え~っ!びっくり!! 実はおまんじゅう屋さんがやっている裏ワザだとか)
     15分から20分蒸します。交流館の蒸し器は,一度に32個も蒸せます。
  
 6.蒸しあがったら,急いで熱いうちに,うちわであおぎます。
      (これもおまんじゅう屋さんの裏ワザ。こうすると照りが出るそうです。)
  

 うわ~っ! おいしそう~!! 湯気がもうもうとした中に,きらきら光るおまんじゅうがとてもきれいです。 

 

 さあ,待ちに待った試食の時間です。いっただきま~す!

  
 ぱく,ぱく。もぐ,もぐ。これは旨い! こんなに上手にできました。
  
 一家族に8個できました。全部たべちゃいたいけど,お土産も持ち帰らないとね。
  

 私はこんなに美味しいまんじゅうを食べたのは,生まれて初めてです。
                           【いや,ホント。この日一緒に食べた人は納得。】
◎理由その1:生地に,たんさんの苦みが全く感じられないこと。
         ⇒実はこれ,酢を入れたことによるものだそうです。
         ※たんさんとは,重曹(炭酸水素ナトリウム)のことで,これを入れると小麦粉が良く膨らみます。
                            また重曹のアルカリ性が,酸性である酢によって中和され,苦みが消えるのだと思います。

◎理由その2:生地も美味いが,餡が美味い。
         ⇒櫻井先生手作りの餡で,小豆も地元下ヶ橋産。
         ※この餡の作り方も教えてほしいです。
◎理由その3:出来立て,新鮮,隠れたところに秘密あり。
         ⇒こね方,丸め方,包み方,お水をかけて蒸したり,うちわであおいだり, 細やかな
                         コツがいっぱい。見栄えも良い。

 そして櫻井先生が漬けてくれたダイコンとトウガンの漬物。甘いものとしょぱいものの取り合わせが
最高です。

 今年も大満足でした。みんなで楽しく作って,おいしく食べられて,楽しい時間を過ごすことができました。小麦まんじゅうも地域の立派な伝統食です。地域の文化をこれからもみんなで守り,伝えていきましょう。
 櫻井先生,そして地域協議会の皆様方,大変お世話になりました。

 

安全で安心なまちづくり功労団体の表彰を受けました

白沢小安全対策連絡会が表彰されました
 第5回栃木県交通・生活安全安心県民大会が,栃木県総合文化センターサブホールで行われました。そこで栃木県知事から,本校の安全対策連絡会に対し,「安全で安心なまちづくり功労団体」として,感謝状と記念の盾が贈呈されました。式典には猪瀬和典PTA会長が出席いたしました。
 安全対策連絡会では,河内防犯協会と本校PTA執行部役員や生活総務委員会そして各支部の皆様と連携し,登校時の交通指導や,通学路点検,交通安全週間での立哨などを実施しております。さらに本地域独自のわんわんパトロールや地域パトロール隊・見守り隊の皆様方には,毎日子どもたちの安全に気を配っていただいております。
 そのような皆様方の実績が認められ,今回のような栄誉を賜ったものと考えております。表彰状及び記念盾は,白沢小学校の会議室・玄関に掲げさせていただいておりますので,本校にお越しの際にはどうぞご覧になってください。 安全教育を推進している本校が,地域の皆様と一緒にこのような賞をいただいたことに感謝申し上げ,本校児童の安全のため,今後とも変わらぬ協力を賜りますよう,改めてお願い申し上げます。
 感謝状
 表彰状。 会議室に掲示させていただいております。

 知事顕彰記念

 記念の盾。 玄関に掲示させていただいております。

持久走大会の練習が始まりました

 恒例の持久走大会が12月17日(火)に行われます。その持久走大会に向けてなかよしタイム(2校時
の業間)での全校練習が始まりました。 
 まず,ラジオ体操第1での準備体操をした後,音楽(ランナー・Love2000※)にのって10分間走をします。1・2・3年生はトラックを,4・5・6年生はトラックのさらに外側を大回りします。その後3分間も音楽(さんぽ)にのってクールダウンして終了です。
 今日の日中は日差しもなく,寒気が入り込んできた寒い日でしたが,みんなで走った後は体がポカポカになりました。子どもたちは,がんばり表に走った距離を記入してはりきっています。自分のペースを
守り,目標を決めて,じっくりと取り組んでいきましょう。ご家庭でも朝食をしっかり食べたり,睡眠を多くとったりするなど,お子様の健康管理には十分なご配慮をお願いいたします。
  
 ♪走る~走る~ 俺たち♪
  

 先生もがんばってください。

安全教育の研究授業公開を行いました

宇都宮市小学校教育研究会で,安全教育の研究授業公開を行いました

 平成24年度より,宇都宮市小学校教育研究会(宇小教研)の保健安全に係わる研究実践を行って
きしたが,今年度その研究成果の発表を宇都宮市内の小学校の先生方を対象に行いました。研究
主題は,「安全意識を高め,よりよい生活ができる児童の育成」とし,子どもたちの正しい予測力・
判断力・行動力の向上をめざして,
   ・起こりうる危険を正しく予測できる子
   ・直面する危険に対して,正しく判断できる子
   ・自他の安全を考えて,最善の行動がとれる子 
の育成のため,日常的な安全指導や安全教育を行ってきました。その成果の一部である研究授業
を,2学年と4学年で公開しました。
 

 2学年は,2組が体育館で,「雨の日の歩き方」の学級活動を行いました。1年生の時に,身の回りに潜む危険(交通事故)に気付き,危険を回避するための決まりや約束を守るための学習をしてきました。具体的には,道路の正しい歩き方として,右側を一列で歩き,横断歩道を渡る時は,右左右を見て渡ることや,信号機のある交差点や,信号機のない交差点の渡り方などを学習してきました。

 下は昨年度の1年生の研究授業と検討会の様子です。
   
 今年度は昨年度からの発展的課題として,雨の日の傘をさしながらの歩き方や,左側通行しなくてはならない箇所での歩行,カーブで見通しの悪い道や押しボタン式信号機の横断の仕方について,学びました。
  
  
  

 たくさんの参観者に最初は緊張気味でしたが,模擬道路を実際に歩いて体験することにより,雨の日の危険に気付き,模擬道路を歩いて感じたことや考えたことを真剣に考え,活発に発表することができました。 
 

 4学年は,教室とオープンスペースで,「危険から身を守ろう」という題材で,学級活動を行いました。
本校の学区は広範囲で,地区によっては交通量が少なく人家も疎らで,不審者との遭遇が心配される箇所もあります。そのため不審者と出会ってしまったケースを想定して,危険をいち早く予測し,回避するためのより良い手だてを考えるため,模擬体験を行うことにしました。これにより具体的な行動を理解し,自分の身は自分で守らなければならないことに気付くよう,授業を設定しました。
 昨年度は,「危険(不審者)をいち早く予測し,危険を回避するための方法を考え,危険の状況に応じた適切な行動をとれる子を育てる学習」をテーマに,5年生が学級活動で同様の学習を行いました。
その際の成果と課題を検討し,同じ高学年ブロックでの4年生の授業となりました。

  
  
  

 参観者がたくさんいらっしゃっている中でも,普段通りの活発な発言や話し合いを行うことができました。また模擬体験を通して,具体的な危険回避の行動の理解につながったようです。本時の学習は
これで終了ではなく,朝の会や帰りの会等,日常の実践の場で継続してまいります。 
 

 公開授業終了後ランチルームにおいて,全体会を行いました。研究主任から研究主題設定の理由や
具体的内容等の概要説明があり,その後授業者からの反省と研究討議が行われました。参観の先生方から,子どもたちの取り組む態度の素晴らしさや,充実した研究の内容に対して,非常に良いご意見をいただきました。また市教育委員会の指導の先生からも,良い評価と労いの言葉をいただきました。
 

  
  
 平成24年度からの2年間の研究の成果を,本日発表しましたが,安全に関わる取組に終わりはありません。毎日,継続して実践していくことが重要です。これからも「安全意識を高め,よりよい生活が
できる白沢っ子の育成」に向け,また全教職員一丸となって進んでまいります。

全市土曜一斉授業&PTA餅つき体験

 市内一斉土曜授業の日,3校時にPTAもちつき体験が行われました。
 このもちつき体験は,本校が推進している食農体験 (人間が生きていくために重要な要素である「食」と、
それを支える「農(農業)」について 、学び体験し,命の大切さ,感謝する心を育てるための体験学習) 
の一環と
して,PTAや地域の方々と連携して実施しています。
 5年生は,この食育を行うにあたり,5月の田植えと9月の稲刈りの体験を実施しています。それに係る準備や日常の管理を,地域在住の住吉荘介様にご協力をいただいて実施しています。
 このお米づくりのゴールとして,PTAの皆さんが昔ながらの杵と臼を用いたもちつきを実施してくださり,子どもたちもそれに参加し,みんなでいただいています。

 5月20日(月) 田植え体験の様子 9月26日(木) 稲刈り体験の様子
  
  昨年度より,文化釜で米を「蒸かし」から「つき」まで校庭で行う,屋外もちつき体験となり,PTA学年
委員と本部役員の皆様方には,前日からの準備(もち米のとぎ,浸し等)をしていただき,当日を迎え
ました。
 当日も早朝から,かまどや杵・臼の準備,など多くの皆様に参加いただきました。また土曜日でお休みという,多くのお父さん方の参加もいただき,つき手もたくさんで,大変ありがたかったです。
 
 今年も地域のボランティアの方が,餅つきの指導とお手伝いに参加してくださいました。今年から新たに参加いただいた方も増え,頼もしい限りです。PTA会長より,皆様方にご紹介をいただきました。
 
 3校時,保護者の方々に手伝っていただきながら,もちつきの始まりです。
  
  
 

 笑い声と掛け声が校庭中に響きます。若い保護者の方々も地域の方々につき方,こねとりなどの伝統的な方法のご指導をいただきました。

 さあ,教室で試食です。保護者の皆様が教室まで届けてくれました。 
 

  
  

 自分たちでつくった餅の味はいかがですか?とはいえ保護者の皆様のおかげです。感謝して味わって食べてくださいね。
   
 今年も,保護者の皆様,そして地域の皆様,ご協力ありがとうございました。 おかげさまで,充実した土曜公開授業となりました。
 

11月2日,3日(土,日) 白沢彫刻やタイまつり

待ちに待った5年ぶりの開催です

 地域に伝わる伝統行事,白沢の彫刻屋台祭りが5年ぶりに,晴天に恵まれ開催されました。

 11月2日(土)  祭りの準備完了です。今年は,バス会社のご協力により,宿内での屋台巡行の時には,自動車の通行が完全に止まります。

  
 北野神社前で,出発準備中の白沢上組屋台です。宇都宮市指定文化財で,天保4年(1833年)頃の制作です。
  
 午後2時10分 白沢甲部公民館で白沢上組の出発式です。
 
 こちらは,須賀神社まえの白沢南屋台です。同じく宇都宮市指定文化財で文化・文政(1818年頃)の時代の制作です。
  
 午後2時40分 須賀神社の屋台収蔵庫前で白沢南の出発式です。
 
 白沢南屋台が地域の方々と白沢小学校の子どもたちに曳かれて出発です。
  
 方向転換です。今は油圧ジャッキで持ち上げて回転させますので,屋台本体にも道路にも優しい
です。
  

 ここで方向を変え,薬研坂を登っていきます。
 

  

 一方,上組では,白沢河原を巡行しています。
 

  
 夕方になり,提灯に火が灯りました。
  
  屋台の揺れる明かりが奥州街道をゆっくりと進んで行きます。
  
 宵巡行です。上組の屋台が学校の前まで来てくれました,
  
  
 この後,上組と南の屋台は,宿に戻ってきて,今日のクライマックス,白髭神社の鳥居の前で,
ぶっつけ(お囃子の競演)となります。しかし午後8時頃,ここで突然,まさかの雨が・・・天気予報では,大丈夫だったのに。
 それでも雨の中,ぶっつけが威勢よく行われました。
  
  
 皆さん,雨の中,お疲れさまでした。明日もよろしくお願いします。
 
 
 11月3日(日)
 白沢彫刻屋台まつりの二日目の朝です。昨晩の雨の影響もなく,今日も晴天です。道路には,昨晩の屋台の車の跡が残っています。賑やかな祭りの記憶が記録されているようで,そのうち消えてしまうのでしょうが,それがちょっと寂しい感じがします。
  
 もう間もなく始まる祭りの二日目に向けて,町も準備オーケーです。
  
 白髭神社例大祭の準備も完了です。
  
 午前11時 それぞれの地域で門付をした屋台が宿に入ってきました。
  
  
 宿の端から端まで使い,ゆっくりと3回すれ違います。
 
  
 子どもたちの関心は,屋台の他にも・・・
 この日に間に合うよう,住吉 晴さんが一生懸命作ったからくり水車です。祭りの数日前に完成した
ばかりの「新車」です。
 
 さあ,祭りは最高潮に。白髭神社前の「ぶっつけ」です。
 
 
 末文になりましたが白沢彫刻屋台祭りの盛会,誠におめでとうございました。地域に残る貴重な伝統文化に直接触れることができ,非常に感激しております。またこの祭りを後世に伝えていくことは,地域のコミュニティーを形成していく上でも貴重な財産であり,羨望の眼差しで拝見いたしました。
 今回も3自治会(白沢甲部,白沢河原,白沢南)の皆様方のご理解をいただき,この自治会以外の
子どもたちも参加させていただき,重ねて感謝申し上げます。白沢っ子たちは,今日の大人たちの背中を見て,次代の伝統文化の担い手として,活躍していって欲しいと願っております。

創立140周年記念音楽鑑賞会

♪たのしく,ためになる元気な音楽会♪

 明治6年,明星院の本堂で「修身舎」と称して開校以来,今年の5月24日で,創立140周年を迎えました。これを記念し,多くの皆様方と共にお祝いし,また感謝の気持ちを表すため,PTA会長をはじめ地域の来賓の皆様,そして保護者の皆様を体育館にお招きして,創立140周年記念音楽鑑賞会を
実施しました。5月の創立記念日は,運動会前の慌ただしい時期であることや,暑い体育館での実施を考えると,過ごしやすくなった芸術の秋が良いであろうと,昨年度のうちに計画をしておりました。また,同じく140歳を迎えた栃木県と共にお祝いするため,栃木県警察音楽隊にお願いをしておりました。

 
 式典は来賓を代表して,PTA会長からご祝辞をいただきました。次にこの機会に併せ,白沢小学校140年のあゆみについて,古い写真のスライドを使いながら,学校長から説明をいたしました。
  
 さあ,お待ちかねの栃木県警察音楽隊の入場です。拍手の中,警察音楽隊平井楽長を先頭に,皆様白い制服に身をつつみ,さっそうとした行進です。
 
  
  
 平井楽長さんからごあいさつをいただいた後,演奏をお聞きしました。流れるような吹奏楽の響きにみんなうっとりです。また,目の前の生演奏なので,音楽が耳からだけでなく,体全体でその響きを感じ取ることができ,演奏者からの楽器を通したメッセージが,聞き手の私たちに直接届いたような感じです。
  
 警察音楽隊は演奏を通じて,犯罪や交通事故の防止にための啓発活動を行っています。なので今回の演奏会も,ミュージックパトロールという活動であり,「いかのおすし」の講話を寸劇を交えた,楽しい講話をいただきました。
  
 また,6年生と1年生が臨時楽長にさせていただき,ブラームスのハンガリー舞曲第5番を指揮させていただきました。二人とも,なかなかのマエストロぶりで,時にMolto lentoで,また時にはAllegro assaiで,警察音楽隊を見事に指揮をしていました。
  

 楽しかった90分もあっという間です。児童代表からお礼を申し上げ,アンコールは「夢をかなえてドラえもん」をいただきました。その返礼に全校児童で校歌をプレゼントいたしました。元気よく大きな声で,歌うことができました。
 

  

 栃木県警察音楽隊の皆様,本日は心に残る,そしてためになる演奏会をありがとうございました。また来賓,地域,保護者の皆様,お忙しい中,創立140周年記念演奏会にお越しいただき誠にありがとうございました。
 これから150周年,200周年という輝かしい未来に向け,教職員共に力を合わせて,児童と共に元気に歩んでまいります。
 

  

1学期終業式

 平成25年度が始まって早や半年,今日は1学期の終業式でした。4月8日(月)の始業式から
スタートし,子どもたちは毎日の学習に取り組みながら,運動会,校内水泳大会,遠足など様々な行事にも元気に参加してきました。その間大きな事故やけがもなく,今日は欠席者ゼロで,みんなそろって1学期終業式を迎えることができました。これも保護者をはじめ,地域の皆様方の日頃からのご指導・ご支援のおかげと深く感謝いたしております。
 終業式では,まず1・3・5年生の代表児童が,1学期のふり返りと2学期の抱負を発表しました。
自分の思いと考えが良くまとめてあり,全校児童がふり返りをするに,良い手本となりました。

   

 その後,全校児童に,1学期の始業式でお話しした
        ・思いやりの心を持とう
        ・元気にあいさつをしよう
        ・自分から考えて安全な生活をしよう
 この3つの「めあて」について,ふり返りをするようお話しをしました。


 まず,「思いやりの心を持とう」では,この地球上から「いじめ」をなくすために,この1学期どんなことをしましたか?9月のいじめ撲滅月間「白沢っ子いじめゼロ宣言」で,それぞれ「いじめをなくそうカード」に書いてくれた内容をもう一度思い出して,これからも実践してほしいと思います。


 次に「元気にあいさつをしよう」では,5月の連休明けに「あいさつ運動」を行なったり,学校の
「あいさつ通り」での約束事を確認したりと,学校全体で取り組んできました。最近では,地域の方々
や学校のお客様などにも,以前より大きな声であいさつができるようになりました。


 最後に「自分から考えて安全な生活をしよう」では,安全委員会の子どもたちの企画した,廊下や
階段の安全な歩き方を周知するための集会を行なったり,研究授業での雨の日の歩き方や,不審者からの対処法,そして避難訓練など,自分で考えながら身の安全を守る方法などを学習してきました。


 生活面ばかりでなく学習についても,1学期に学んだことをもう一度家庭で復習し,その中で苦手
だったところ,ちょっと分からなかったところを「ふり返り」,そこで明らかになった苦手なところを重点的に繰り返し練習をしたり,2学期になってからもう一度先生に聞くことをまとめておく,ということができると良いと思います。


 このようなことを,時間的なゆとりがある秋休みにじっくりと,ふり返りをしてください。ふり返りは,
「先生から何を教わるか」でなく「自分で何を学びとるか」ということだと思います。

 
 さあ,明日から秋休みです。5日間のお休みですが,規則正しい生活をして,事故やけがなどしない
ように過ごしてください。
 2学期の始まりは10月17日(木)です。また,元気にお会いしましょう。

交流給食(1・3年生)

 昔からの言葉で『同じ釜の飯を食う』という慣用句は,「生活を共にした親しい仲間であることのたとえ」として,釜でご飯をあまり炊かなくなってしまった現在でも普通に使われています。一緒に食卓を囲むということは,仲良くなるための近道になり,皆様も部活動などの合宿の後は,親しい友達が増えチームの団結力が高まったなどという,経験もあるのでなないかと思います。
 本校のランチルームは広くて明るく,非常に良い環境であることからその利用を積極的に行なって
います。今回は1年生と3年生が交流給食として,一緒に食卓を囲みました。
  

1年生は,上級生と食事ができてとてもうれしそうでした。上級生や友達が目の前で優しい上級生が
好き嫌いなく,おいしそうに食べている姿を見ると,自分も苦手な食べ物を食べてみようとするようです。実際食べてみると,思ったよりもおいしくて,苦手な食べ物を克服したという話も聞きます。
 また3年生は上級生として,1年生の面倒を見ながら,話題を提供しつつ楽しく食事をしているよう
です。準備や後片付けも1年生が見ているという緊張感からか,普段よりもスムーズに行えるとか。


 食事は楽しく,おいしく食べるのが基本で,大切なことです。みんなで話をしながら(決して騒ぎながら,ふざけながらでなく)食べると,楽しいものです。そういう環境であると,好き嫌いなくいろいろ食べられると,よりおいしいものです。
 ぜひご家庭でも,家族みんなで食卓を囲み,お話しをしながら食事をする機会を,少しでも増やされるようお願いいたします。
 

「きらきら号」がやってきた!

栃木県警薬物乱用防止広報車で学習しました
 栃木県警察本部少年課では,主に小学生を対象に,薬物乱用防止のための出前学習を実施しています。栃木県では年間約300人の薬物乱用による逮捕者があるそうで,その中でも10代後半の若者たちが増加しているそうです。
 薬物乱用なんて,小学生にまだ早いのでは?という方もいらっしゃるかもしれませんが,小さい頃からダメなものはダメ!悪い誘惑や巧妙な誘いに乗らぬよう,正しい知識と意志の力の育成が大切と考えます。
 そのために小中学校を中心に「きらきら号」が巡回し,ビデオやクイズで薬物の恐ろしさを伝える教室を開催しています。今年も6年生が学習をしました。
 講師は栃木県警少年課の職員の方です。まずはビデオ視聴からスタート。
  
 次に誘いを断るためのロールプレイングを行います。薬物を誘う人は,実際にどんな言葉をかけてくるのか,そしてその誘いをどのように断ったらよいのか学習します。
 
  
 実際に,やせる薬だとか,気分がシャッキリして,疲れが取れるとかの言葉で巧みに迫ってくるそう
です。大人の私たちも十分気をつけなくてはなりません。
 先輩だから,知人だからということで断りづらく,一応もらっておいて後で捨てちゃえばいいのでは?
という声も聞こえてきましたが,麻薬や覚せい剤は所持しているだけで法律により罰せられます。
はっきりと断りましょう!
  

 クイズに挑戦した後,車内に展示してある標本や模型,パネルや写真を見学しました。
 市販されている薬品や薬物の不正規な使い方による薬物乱用,そして禁止薬物の乱用防止のため,社会全体で撲滅していきましょう。
 

 きらきら号

5年生が稲刈をしました

おかげ様で豊かに実りました!

 今年の5月20日に住吉さん,木村さん,そしてPTAの皆さんにお世話になって植えたイネが成長し,127日目(3,048時間後)に稲刈りを迎えました。
 当日の朝に自宅を出る頃,少し雨が降っていて,小さな水たまりができ始めていました。市街地中心部をぬけて北上し,環状線を越えて海道小付近に来ると,道路の濡れ方が少なくなり,白沢小の学区に入った途端,道路は乾いていました。しかし白沢でも早朝,さあ~っと降りましたが,すぐに止んでしまったとのこと。でもこれなら,稲刈りに支障は無さそうです。
 おかげさまで予定どおり稲刈りが行われました。(天佑我に有りですね)

 早朝から子どもたちの集合場所や脱穀体験場所確保のため,住吉さんがコンバインで一部刈り取っていてくださいました。

 
 PTA会長さんからご挨拶をいただいた後,田植え以来ずっと管理をしてくださった住吉さんから稲刈りの説明を受けました。
  
  
 住吉さんの刈り取り方の実演です。 それから,木村さんから千歯こきと 
  
 足踏み脱穀機と 動力脱穀機の使い方を教わりました。
 さて,稲刈りの始まりです。最初は,おっかなびっくりの及び腰で,慎重に(と言うよりは戸惑いながら)
1人片手で3束を刈り取っていきます。
  
 刈り取った3束をそれぞれの脱穀機のところに行き,自分たちで脱穀します。
  
  

 最初は,時間内にこの量を刈り取るができるのかな?と少し心配しましたが,慣れていくにつれ上手になり,手際の良いこと!びっくりしました。 
 

 そして最後にみんなで落穂ひろいです。全て鳥のエサにしてしまうのはもったいないので,拾い集め
ましたが,比較的落ちていませんでした。ということは,刈り取り方が上手だったのかな?
 

  

 皆さん,お疲れさまでした。農道に腰掛けて,家から持参した水稲で直会(なおらい)です。
慣れない(生まれて初めて!?)の仕事でちょっと疲れたけど,「お米ってこうしてできるんだ。」という感想が聞かれました。
 

  
 

 食べ物を作るということは,大変なことですね。お米は八十八の手間がかかると言われていますが(※)まだこれから後,乾燥・籾すりをして,精米してから炊飯し,ようやく私たちの口に入るのです。このように体験してくると,お米一粒でも粗末にできませんね。「ごちそう様でした」という感謝の気持ちが,自然と湧いてくることを実感できたと思います。 
 

 末文になりましたが,今年もたくさんの収穫をすることができ,子どもたちは一人一人様々なことを考えることができたと思います。学校の中だけでは学習できない貴重な体験をさせていただき,本当にありがとうございました。
 これも住吉様,木村様,そしてPTA会長をはじめ皆様方のご協力の賜物を深く感謝いたしております。

【※ 米という漢字を分解すると八十八になることから,米づくりは昔から88の手間がかかると言われています。しかし実際には,もっとたくさんの手間がかかるそうです。】   

中秋の名月

今年のもうひとつの天文ショー?

 今年の「十五夜」つまり中秋の名月は,今日9月19日(木)です。中秋の名月とは,旧暦の8月15日に出る月のことです。15日の夜なので十五夜と呼ばれています。旧暦とは月の満ち欠けを中心とした
暦のことで,日本では明治6年から太陽を元にした新暦になっています。(白沢っ子なら,明治6年と
いうとピンときますね。そうです,白沢小学校ができた年ですね。)

 旧暦は今の日付と比べて約1ヶ月ほど遅れています。これは月の動きだけで暦を作ると,1ヶ月が
約29.5日となります。これですと今の1ヶ月の30日や31日よりちょっと短いので,これでカレンダーを
つくると,1年が364日で終わってしまいます。これが続いていくと,月と季節がどんどんずれていってしまうので,3年に1回くらいの割合で「閏月(うるうつき)」という月を入れて調整していました。ですから江戸時代ではたとえば5月の次は6月にならず,閏5月なんていう月があったのです。新暦には閏月がありませんので,旧暦でみるとだいたい1ヶ月くらい遅れるということなのです。


 というようなことを書いていましたら,職員室の先生方から「月が出てきましたよ」と教えていただき
ました。見ると白沢小学校の東側の竹やぶの上に,まんまるのお月さまが顔を出していました。

 
 

 今日の月の出は,午後5時21分(宇都宮)でした。
 完全な満月となる時間は,午後8時13分。その時の月齢は13.9(新月から数えて13.9日目) 
南中時刻 午後11時36分(真南になる時刻)です。
 

 今年のもうひとつの天文ショーというのは,中秋の名月(十五夜)と満月が同じ日であるとうことです。そう聞くと,「えっ!十五夜っていつも満月なのでは?」と思われますが,上記のように1ヶ月が29.5日と半端だったり,月が地球を回る軌道が楕円であったりすることにより,新月から満月まで13.8日から15.8日とばらつきがあるのです。平均すると新月から満月までは14.8日だそうです。
 このように,中秋の名月は旧暦の8月15日と決まっていますが,月の満ち欠けがばらつくため,毎年,中秋の名月と満月が一致しないのです。今年はそれがぴったりと一致しましたが,次に一致するのはなんと8年後の2021年!東京オリンピックが終わった翌年ということになります。


 ずいぶん先のことですねぇ・・・ その頃,みんなは何をしているのかな?

 
 午後8時の月です。満月中の満月です。

【地域トピックス】古里中学校の秋季大運動会

昨年に引き続き,2年連続は珍しい!!

 古里中学校の秋季大運動会が開催され,光栄にも
ご招待をいただきましたので,出席させていただきま
した。当日は台風18号が接近中とのことでしたが,
晴天の爽やかな秋空の下,午前8時30分の号砲と
共に開会式が始まりました。

 平成25年度 秋季大運動会プログラム
 細やかな指示を受けなくても,自分たちからきびきびと行動している様は,さすが中学生です。非常に頼もしく思いました。
 古里中学校の運動会は,各学年縦割りに赤団,緑団,黄団,青団の4色に編成され,各色対抗で競技が進められます。毎年,各色のマスコットや応援の方法など
特色があり,それを見るのも楽しみのひとつです。
各色のシャツを着ている生徒が応援団です。
 
 
 昨年度の6年生,今の1年生はがんばっているかな?ついつい目がいってしまします。入場門には
団体競技「巻き起こせ!古中旋風!」のため,1年生全員が集合しています。
 
 懐かしい面々,しかしみんな中学生らしいハツラツさと,精悍さが増して,頼もしく感じられました。
(みんな成長したなぁ~)
 
 そして2年生の団体競技の応援を,1年生が協力して応援しています。
 (あれ,そろそろ1年生の個人競技,徒競走の集合ですよ。入場門に行かないと・・・)
 
 また運営にも1年生が活躍していました。先生や上級生と一緒に審判団を務める1年生。 
 (真剣に審判という重要な任務を遂行しているので,お~い,がんばってるか~い!と声をかけるのをこらえて・・・)
 
 秋晴れの素晴らしい天気の下で開催できたこと,改めましておめでとうございました。そしてはつらつと健やかに成長してる,白沢っ子の活躍を間近に見ることができ,本当に感動いたしました。
 
 
 中学校の先生方,そして保護者,地域の皆様方に御礼申し上げます。

サツマイモの花が咲きました!

昨年に引き続き,2年連続は珍しい!!

今日の昼休みのこと。
  1年生とアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)を採集していた時,ここのところ学校農園に行ってない
なあと思い,サツマイモ畑を見てみたら,なんとサツマイモの花が咲いていました。200本のうち,
たった1株でした。

 
 ちょっと見ると,アサガオのような色と形をしています。それもそのはず。サツマイモはヒルガオ科の植物で,アサガオと同じ仲間なのです。
  
 実は,白沢小学校では昨年度も咲いていたのです。その時の写真がコレ↓
  
 たくさん花芽を持っていました。あまりにも珍しいので先端部分を切って来て先生方にも見ていただきました。さらに水盤に活けて校長室に置いたり,玄関に置いたりして,来校者の皆様方にも見ていただきました。最後にはこんなにたくさん咲きました。
  
 話には聞いていましたが,その時初めて見ました。調べてみると,沖縄のような暑い地方では普通に咲くらしく,なんと黒い種もできるとか・・・。
 それならばと,沖縄県読谷村(よみたんそん)の歴史資料館に勤める友人に聞くと,「そんなの見たことないよ」って。 「え!?} だって図鑑にはそう出ていたんだけどなぁ~。
 それならそれで十分です。かなり!珍しい!!ことなので,満足してこのHPで皆さんに紹介しましょうと思ったのですが,なんか心に引っかかるので,もっと調べてみることにしました。

 サツマイモは鈍感な短日性の植物であり,花芽ができるためには長期間,短日条件下(日が短い
条件)に置かれなくてはなりません。具体的には昼間の時間が11時間以下にならないと花芽が形成
しないのだそうです。しかし本州では日が短くなって秋も深まる頃には気温が下がってしまい,花は咲くことができないのです。
 【もっと知りたい人のために】
  サツマイモ属(Ipomoea)とアサガオ属(Pharbitis)は極めて近縁で、最近は、これら2属を分けずに、サツマイモ属に統一する
  意見が強い。互いに近縁種であるため、サツマイモとアサガオは容易に接木することができる。サツマイモをアサガオに接木
  して暗処理すると、サツマイモは容易に花を咲かせる。
  このことは、短日処理を受けたアサガオの葉で花成を誘導する物質が作られ、これが接木を介してサツマイモに輸送されて、
  サツマイモの花成を誘導することを示唆する。このことは、さらに、サツマイモが鈍感な短日植物であるのは、花成誘導物質に
  対する感受性が低いためではなく、花成誘導物質の生産量が少ないためであること
を示唆している。
                『アサガオの生理学』から転載  
http://www.sc.niigata-u.ac.jp/biologyindex/wada/p13/p13-2-1.html
 となると,なおさらサツマイモがこの地方で,単独で花を咲かせるということは,まれなことなんだなあ
と思います。


 でも,近頃ずいぶんと日が短くなってきたなあ~って思いますが,あれっ?今頃の日長は11時間を
切るほど短かったかな?
 国立天文台のデータから宇都宮市の日の出,日の入を調べ,Excelで日長を算出したのが下の表
です。9月13日を黄色く塗りました。すると,あれ?

 日の出・日の入りデータ表.pdf
 やはり,9月13日頃ですと,日長はまだ12時間31分もあり,サツマイモの花芽が分化する条件に達していません。サクラが間違えて,暖かい冬に咲いたなんてニュースを時折聞きますが,これもそんな不定期な花なんですね。
 

 それでは,去年の花はいつ咲いたのでしょうか?日付を調べてみると,10月25日でした。去年の宇都宮市の日の出,日の入から日長を,同じ国立天文台のデータから計算してみると,(ピンクで塗ったところ)10時間55分であり,11時間を5分切っていました。そうすると去年の花は,きちんとその条件下で咲いたことになります。だから3株も咲いて,そのうえたくさん花芽を持ったのだと思いました。
 

 そうこうしているうちに,先ほどの沖縄の友人からまた電話がかかってきました。農家の人に聞いて
もらったら,沖縄ではやはりサツマイモの花は普通に咲くそうです。その話のよると,沖縄ではもう今の時期,サツマイモの収穫の季節を迎えていて,花が咲くまでイモを畑に植えていないとのこと。
なぁ~るほど!それじゃ,花は見ることはできないですよね。
逆に「えっ!本土では花が咲かないの!!」って驚かれたとか。
 
 
 そうしてみると,この時期にサツマイモの花が北関東で咲くということは,やはりかなり珍しいということが分かりました。
 

 そこで,予想です。今年もとても暑い日が続きましたね。このような気候が10月下旬まで続けば,またたくさんのサツマイモの花が咲くかも???
 昨年度の実績と上の表から大胆に推測すると,白沢小サツマイモの開花は,
今年も10月25日(金)!!  さあ,当たるか外れるか。 乞うご期待!

1学期後半のスタートです

みんな元気な顔がうれしいです!

 36日間の夏休みが終わり,ひっそりとしていた学校に子どもたちの元気な声と笑顔がかえって
きました。朝,通学路に出て,子どもたちとあいさつをしましたが,大きな怪我や事故もなく,元気な
みんなと再会できることが何よりです。
 2校時と3校時の業間の「なかよしタイム」に朝会を行いましたが,それに先立ち着任式を行い
ました。産前休暇で夏休み中にお休みに入った3年2組の今井久恵先生に代わり,後任となる
田中章仁先生の着任式を行いました。明るく元気な先生で,前任校でも特別支援や習熟度別学習の実績があります。  これからも白沢っ子をよろしくお願いいたします。

  

 その後,1学期後半のスタートにあたっての朝会を行いました。1年生から6年生まで並ぶ全校児童の顔,ひとりひとりを見るとちょっと見ない間に,成長したなぁと思いました。身長も伸びたようですし,顔つきも休み疲れた様子もなく,何かを得たような凛々しさを感じました。
 夏休みの生活をふり返り,これから10月11日(金)の1学期の終業式に向けて,新たに「めあて」を
立て,それぞれの学年の前半をふり返り,学習や生活のしめくくりの時期となりました。生活のリズムを整え,また元気に生活していきましょうとお話しをしました。
 

 まだまだ暑い日は続きそうです。健康管理も引き続き行いながら,意欲的に学業に取り組めるよう
指導・支援を行っていきたいと考えております。

親子奉仕作業&親善球技大会

親子での作業・スポーツ,いい汗かきました。

 夏休み期間中の最後の日曜日,PTA行事である親子奉仕作業と親善球技大会が行われました。
当日は朝から雲が多く,一時雨の予報が出ていましたが,日差しもないので気温はさほど高くなく,
快適な作業環境でした。
 今年から古里地域学校園協議会の呼びかけで,PTA会員のみならず地域から広く草刈ボランティアを呼びかけ,本校には15名もの地域の方々が早朝より応運に駆けつけてくださいました。また今年も
お父さんの参加も多く,家族全員で参加くださったご家庭も多く,当日は200名を超す皆さんに校庭の清掃活動をしていただきました。

  
 早朝から皆さん熱心に取り組んでくださっています。
  
 子どもたちも一生懸命に働いています。
  
  
 動力草刈り機もたくさん来てくださり,おかげで非常に早く済みました。
 
 二宮先生もさっぱりとした様子です。
 「これで蚊に刺されず,明るいところで勉強できるわい・・・」
 
 およそ1時間でこのとおりです。清々しいですね。ありがとうございました。 
  
 終了後は,冷たいジュースが配られました。そして今年は,なんとかき氷も。たくさん働いてくれた
子どもたちにご褒美です。
 来週30日(金)から,また学校が始まります。子どもたちが体育や休み時間に使う前に,その前に
このように校庭を整備していただき,本当にありがとうございました。改めまして感謝申し上げます。
 
 そして午後9時30分から,恒例の親善球技大会が体育館で開催されました。奉仕作業が終了した後待っていたかのように雨が降り,空気がひんやりとしました。冷房のない体育館もとても過ごしやすく,快適に行うことができました。球技大会は支部毎にチームをつくり,ソフトバレーボールで行います。
 
  
 開会式,準備体操の後,4コートに分かれ,試合開始です。その後順位別に3コートに分かれて,順位決定戦が行われました。
  
  
 運営もスムーズで,たくさんの試合が効率的に進行していきます。施設保体部会の皆様,大変ご苦労さまでした。
 今回の優勝は,和久チーム。納涼祭盆踊り大会に引き続き,こちらでも優勝でした。
 
 第2位は,稚ヶ坂第1チーム。
 
 そして第3位は教職員チームでした。
    (すみません。校長は3位に全く貢献していません。第一,作業ズボンだし・・・)
 
 ご家族での参加,そしてお父さんの参加が多く,とてもにぎやかな大会となりました。それというのも
支部の活動が素晴らしく,宇都宮市内でもこれだけ活発で和やかに活動しているところは少ないと
思います。子どもたちも応援をしながら,行儀よく過ごしていたことに改めて感心し,これも支部の地域教育力のおかげであり,白沢パワーの原動力の秘密はこれなんだなぁと思いました。地域の団結は
一朝一夕では出来上がらず,長年地域の先輩方が育んできた貴重な宝物です。これからもこの支部での活動を大切にし,未来にはばたく白沢っ子の活動をご支援くださいまようお願い申し上げます。
 本日は早朝より,大変ありがとうございました。(PTA役員の方々は,その後の役員会までご参加
いただき,本当にお疲れさまでした。感謝申し上げます。)

イネの開花 発見!

そんなに珍しいものではないのですが,見る機会は少ないですよ。

 立秋も過ぎたというのに,毎日暑い日が続いていますね。皆さんお変わりありませんか。夏休みも
あと2週間足らずとなりましたが,宿題や生活のめあては順調に進んでいますか?
 夏休みの学校は,白沢っ子たちの元気な声は聞こえず,元気なのはセミの鳴き声だけで,ちょっと
さびしい気がします。

 
 校内の見回りをして戻ってきたら,「白沢バケツ田んぼ」のイネの穂先が白くなっていました。イネの花が咲いています。5月20日に5年生が田植えをしたとき,余った苗をいただき,バケツに植えておいたものです。
 
 小学校の頃,夏休みの宿題で,イネの花の観察に失敗したことを思い出しました。イネの花は,草花の花びらのようなものではなく,籾が花弁の代わりとなっていて,籾が割れて中からおしべが出てくるのです。しかしすぐに閉じてしまいますが,白いおしべは外に出たままなので,開花の後でも白く見えるのです。
 これももう閉じた後なんだろうなぁ~とふと腕時計を見ると,午前9時30分。おや,これはもしかすると・・・と思って良く見ると,       花が咲いてました!【矢印】
 
 手持ちのコンパクトカメラで撮ったので,少々見づらいのですが,籾がパカッと割れて中からおしべが出ているのが分かりますか?
 午前9時から10時ころに咲くと言われていますが,まさにそのとおりでした。穂の中にはまだ咲いていない籾もありましたので,まだこれから少しの間,観察することができます。
 夏休みの観察で興味がある人は,午前9時までに学校に来てください。一緒に観察しましょう。次回は1眼レフカメラで,連続写真を撮ろうと思っております。成功したら,また皆さんにお見せいたしますね。

納涼祭が開催されました

 学校は25日の木曜日から夏休みに入りましたが,ここ白沢では,この納涼祭が始まらなくては,
夏本番という感じがしません。今年も保護者や地域の皆さんによる納涼祭が白沢小学校の校庭で
開催されました。

  
 早朝から暑い日差しが照りつける中,PTA会長や役員の皆様のテキパキとした指示の下,やぐら台
設営は主に男性,テント設営は女性も入っての分担により,どんどん準備が進んでいきます。午前6時から始まった作業は,午前8時過ぎには保護者や地域の皆様方のおかげで終了しました。例年より
早く準備作業が完了したのは,多くの男性の保護者の方々が来てくださったことに加え,毎回来てくださっている多くの方々が準備作業に慣れてきたからだと思います。これは,地域の方々による地域の
お祭りがきちんと継承されている証拠であり,古い歴史と伝統文化が今でも守り伝えられている,この白沢ならではのことです。
 
 これと並行して進められていたバザーの準備も完了し,午後4時からランチルームで開催しました。
子どもたちもお小遣いでお買い物。
  
 同時に屋外テントで,支部や地域の方々の販売も始まりました。浴衣を着た子どもたちが夏祭りの
雰囲気を盛り上げます。
  
 昨年度はひどい雷雨で,体育館に避難する間もなく中止となって しまいました。今年は急な雨の場合の対処法を良く検討しながらも雨が降らないようにと祈ってたのですが・・・。
 
 黒い雨雲と雷雨が近づいてきて,残念ながら今年も屋外での開催ができなくなり,仕方なく会場を
体育館に移して続行しました。 
 
 最初は「白沢音頭」です。各支部ごとに輪になって踊りました。運動会でも踊りましたので,みんな上手です。保護者や地域の方々も一緒に輪になって踊ります。
 

 しかし,問題はこの後に行われる予定の「日光和楽踊り」です。前に座っている地域の審査員の方々により,上手な支部3団体に商品が出ます。それに向けて各支部では踊りを練習してきました。
日光和楽踊りは,お囃子会の皆様の生演奏なのですが,雨で楽器が濡れてしまうので,会の皆様が
学校に来ることができないのです。
 

 でも雨が小降りになった合間を縫って,お囃子会の皆様方と歌い手の方々が来てくれました。
さあ,日光和楽踊りの始まりです。

  
 お囃子の生演奏なんて豪華ですね。素晴らしいです。
  
 合間の休憩のときには,みんなでお囃子会の皆様のお囃子を鑑賞しました。
 
 続いて「子どもの主張」のコーナーです。小学生が自分の好きなことや将来の夢などを大きな声で発表します。
  
 (宿題反対~!とか小遣い増やせ~!!とかあるのかな?なんて思っていたのですが,朗らかな
  内容でホッとしました。) 

 そして最後に「白沢音頭」をみんなで踊り,いよいよ今年の優秀支部の発表です。
 
 今年は,1位;白沢甲部,2位;白沢南,3位;和久という結果となりPTA会長から記念品をいただき
ました。しかしどこの支部も大人も子どもたちも一緒になって,楽しむことができました。
  
 今年も雨に降られてしまいましたが,体育館で楽しく過ごすことができました。これも地域の皆様方のご協力があるからこそです。
 
 
 関係者の皆様方ありがとうございました。おかげさまで親も子も,とても楽しい夏の思い出の1ページとなりました。

1学期前半終了

いよいよ明日から夏休みです!
 

 明日から8月29日(木)まで36日間,待ちに待った夏休みに入ります。そこで,1学期前半のふり返りのためと,夏休みの過ごし方についてお話しをするため,2時間目の休み時間に朝会を行いました。
  細やかな内容につきましては,担任の先生から子どもたちにいろいろな機会を通じて指導をして
おりますが,私から全体的な確認の意味で,お話しをいたしました。
 新学期が始まり,進級して約3ヶ月が過ぎたところですが,みんな本当に学年相応の立派な白沢っ子になりました。特に5・6年生は,先生方と一緒になって,白沢小学校を牽引していく立派な上学年生になりました。学習とそれ以外の様々な学校の仕事を委員会活動や,縦割り班や登下校班において下級生の面倒を見るなど,立派にこなしている姿は非常に頼もしく思います。また1年生も小学校という新たな環境で落ちついて学習や生活をすることができ,またたくさんの仲良しの友達と,上級生のお兄さんやお姉さんを目標にがんばっている姿を見ると本当にうれしくなります。もちろん,2年・3年・4年生の皆さんも白沢小学校の児童として,伸び伸びと健やかに成長していると思います。
  明日からの夏休みでは,そんな1学期前半をふり返り,また普段できないことにも挑戦しながら,
次の3つのことを意識して有意義な36日間にしてください。
 
 まず第1に,予定表や日課表をつくり,計画的に生活してください。明日からは生活の中心が学校
から家庭になります。皆さんの家では学校のチャイムは鳴りませんから,自分で時計を見ながら時間を守り計画的に生活してください。
 

 第2に,漢字や計算の復習を何回も行いましょう。前の学年のドリルもやってみてください。特に2年生以上は「九九」の暗唱をして,完璧に覚えてください。「九九」は大人になってからずっと一生使って
いくものです。基礎・基本をしっかりと身に付けましょう。


 第3に,正しい言葉づかいとあいさつをしましょう。近所の大人の人や学童の先生と話をするときも,「です・ます」をつけた,ていねいな言葉づかいをしてください。また,あいさつをしましょう。朝起きて
から,家族と「おはよう」とあいさつができてますか?今日からあいさつの合言葉は

 「自分からあいさつ1日5回以上」
 
 以上の3つを心がけて,楽しく有意義な夏休みにしてください。と朝会でお話しをしました。詳しくは
担任から夏休みの過ごし方に係わるプリントを配布しておりますので,ご確認ください。


 今年も担任からこのプリントを配布いたしました。このところの異常気象をストップさせるのも,私たちの少しずつの取り組みが大切です。住みやすい地球を子どもたちが生きる未来にに残すためにも,
この夏,ご家庭で「ストップ温暖化アクション」の取り組みをよろしくお願いします。
 夏休みが終わりましたら,記入した用紙を担任にお戻しください。学校でまとめて提出いたします。
よろしくお願いいたします。

 
”とちぎ発”ストップ温暖化アクション
 夏休みが終わって,登校する日は,
8月30日(金)です。  陽に焼けた元気な顔を見せてくださいね。

紅白玉入れ用の玉作りボランティアさん

毎年,運動会で行われている人気種目である『紅白玉入れ』ですが,近年この紅白玉が痛んできていました。特に中に小豆が入っているものは,手触りは最高なのですが,長年の間に虫に食われるなどして,布が破れてきてます。
 競技開始前には,安全及び衛生の観点から必ずチェックを行い,そのような玉を取り除いてきましたが,そのため今年はずいぶん減ってしまい,運動会でのPTA玉入れでは,拾って投げる玉がない状態となってしまいました。
【下の写真は,今年のPTA玉入れの様子です。拾える玉が地面に少ないことが分かります】

 
 そこで,地域協議会のコーディネーターさんのご尽力により,紅白玉作りボランティアとして,地域の方々に7月22日(月)~24日(水)の3日間,学校に来ていただいて制作していただくこととなりました。
  
  
  今回は,3日間のうちいつでも参加は自由で,家庭科ボランティアもされている方もいれば,今回初めて参加の方もいらっしゃいました。
  また,今回学校には来られなくても,家で玉つくりができる在宅ボランティアを新たに立ち上げ,この皆様にもお世話になりました。
  おかげ様で,目標個数に到達し,たくさんの紅白玉ができあがりました。これらの玉に囲まれた来年の玉入れが待ち遠しいです。ご協力いただきました皆様,本当にありがとうございました。

家庭科学習支援ボランティアさん

おかげさまで裁縫が上手になりました

  今年も,地域の学校支援ボランティアの皆さんに学校に来ていただき,たくさんの子どもたち,そして教職員も大変お世話になっております。今回は,5年生が裁縫を教えていただきました。
 友だちのお母さんや地域の皆様に,それこそ「手取り,足取り」で指導していただき,コツがつかめたようです。

  
 4本の手を使って・・・ 反対側から教えるのは結構難しいのです
  
 ここは,こうやって。こうですか? 先生も一緒に教わりながら・・・

 さらなる皆様方の特技を「可能な時」に「可能な範囲で」街の先生として,活かしていただければと思います。
 これからもよろしくお願いいたします。

水泳学習支援ボランティアさん

みんなが水泳大好き&上達しました!

6月11日(火)にプール開きを行いましたが,水温がなかなか上昇せず,翌週にようやく入れるように
なりました。今年も,地域の水泳学習支援ボランティアの菊地 勲さんに学校に来ていただき,たくさんの子どもたち,そして教職員も大変お世話になっております。今回は,3年生がご指導いただいております。

  

 先生のご都合のよい日にご支援いただいており,単学級の4年生と6年生もお世話になっております。昨年度たくさんご支援いただいた5年生は特に菊地先生が大好きで「水が怖くなくなった。」 「伏し浮きから前に進めるようになった。」など,子どもたちの声を聞きますと確実に上達していることがわかり
ます。
 今年も暑い中,ほんとうにありがとうございます。
 これからもよろしくお願いいたします。

救急蘇生法研修

  プール指導も本格的なシーズンとなりました。あってはならないことですが,万が一の事態に備え,
今年も宇都宮市消防署河内分署の方々をお招きし,子どもたちが下校した放課後,図書室で研修を
行ないました。「だいじょうぶだろう」,「そんなことは起きないはず」という意識とつい持ちがちになりますが,こういったことを排除する意味で,毎年,繰り返し行うことが重要です。

 
 まず,救急隊員の方の模範を見せていただきます。乳首を結んだ中間点付近を両手を添え上半身の重みを加えて,胸郭が5cmくらい沈む様,リズミカルに圧迫します。リズムは1分間に100回程度の
速さで行います。
 
 それでは全員でやってみましょう。 
  
  

 これを救急隊が到着する7~8分間,休むことなくずっと行い続けます。思ったより疲れる動作です
ので,何人か交代して行うことが重要です。
 心臓が止まって,脳への血流が3分間停止すると,脳の機能は正常には回復しません。心臓が止まっている間,胸骨圧迫(心臓マッサージ)で酸素を脳や臓器に送り続けることは,脳に障害を残さないようにするため、心臓が再び動き出すまで重要な措置です。 
 

  次にAED(自動体外式除細動器)の使い方です。

 

  心臓マッサージは続けたまま,AEDを付けることが重要です。機械が自動的にやり方を話してくれますので,それに従って操作します。

 

 サッカーファンの方々なら,まだ記憶が新しいと思いますが,平成23年8月4日,松本山雅FCの松田直樹選手が、練習中に急に倒れ、34歳の若さでそのまま帰らぬ人となりました。Jリーグが開幕した
年に、横浜マリノスに入り、横浜Fマリノスではキャプテンも務め、「ミスターマリノス」とサポーターたちに愛されてきた選手でした。練習場所だった公園にAEDが設置されていなかったことは、大きな課題を
残しました。
 
 
 心臓突然死が起るのは成人だけではありません。特に子どもに多いのが心臓震盪(しんぞうしんとう)です。心臓震盪は、30歳までに多く、特に胸壁のやわらかい子どもに起こりやすい症状です。
 胸部に衝撃が加わった時に、心臓のリズムが崩れ、心臓の痙攣、つまり「心室細動」が起きます。心臓震盪は外傷が無くても、軽く当たっても起ります。ただ当たった勢いやショックで倒れたように見えるかもしれませんが、非常に危険な状態なのです。
 野球やソフトボールの球が胸にあたった時の事故例がほとんどですが、空手の正拳突き、サッカーやバスケットボールを胸で受けた時、子供同士のふざけあいなどでも起こった事例があります。
 

 
 そんなとき,私たちは冷静に事態を見極め,一刻も早く処置をすることが重要です。万が一の事態は,学校ばかりでなく,地域や出先などでも起こりえます。このような訓練によって,いざという時にはすぐに対処できるよう心掛けています。

ちなみに,本校のAEDはどこにあるか,ご存じですか?
正解はこちら⇒ AED

サツマイモの苗を植えました

収穫の秋が楽しみ???

 学校の南東側,プールの北側にあるなかよし教材園で,1年生から4年生までがサツマイモ(ベニアヅマ)の苗を植えました。運動会前の忙しい時期でしたが,食育学習の一環で,食べ物を育てて口に入るまでを実際に体験します。
 5年生は近くの水田で田植えから稲刈り,そして餅つきまで。6年生は校内の農園で同じようにイモ植えから収穫までジャガイモで体験します。

 もう何年も行っているので,2年生以上は慣れたものです。1年生は初めてながらとても上手に植えることができました。この写真は2年生の苗植えの様子です。畝づくりをしてから,3週間。少しずつ雑草が生えてきました。この機会に草取りもやってくれました。ありがとう。

  
  

 今年の春先も天候不順で,5月の連休に遅霜が降りました。別の畑で先行試験で植えていたサツマイモの新芽が,全部枯れてしまいました(涙)。そこで,十分に気温が上がってから植えることにしました。
(その後,枯れた苗を掘り出してみると,白い根が出ていたので,そのまま植えておきます。きっと2番芽が出てくるでしょう。期待して見守っています。)


 本校では,食育と農業体験を一体的に行う食農教育という観点から,「人間の口に入る食べ物はすべて生き物である。大切に育て,そして収穫し,最後にはその命を食べる。」すなわち「いただきます」はその生命と,私たちの口に入るまでの多くの人たちの努力に対する感謝の気持ちだということを,このような作業をとおして感じてほしいと思っております。

 

 秋には,みんな1本ずつ収穫できるよう,大切に育てていきたいと思います。

早く大きくなあれ!

5年生が田植えをしました


早く大きくなあれ!

毎年,食育学習の一環で,5年生が稲作りの体験学習を行います。今年も白沢南の水田で田植えの体験を行いました。

 最初にPTA会長,そして住吉荘介さんからご挨拶をいただきました。

  
 早速,住吉さんから田植えの方法について教わりました。
 「苗はね。たくさん株が分かれるから,3~4本でいいんだよ。」
  
 なぁるほど。良くわかりました。では実際に植えてみましょう。
  
 わぁ~ 泥で足がぬるぬるする。気持ちいい~!!
  
 南から1組 北から2組
 前進しながら植えてきます。植えた苗を踏まないようにね。
 

最後にPTAの方々が手直しをしてくださいました。ありがとうございます。

 

今年も住吉荘介様,木村秀男様,そしてPTA会長をはじめ執行部役員の皆様,お忙しいところご協力いただきまして,ありがとうございました。
 おかげ様で天候にも恵まれ,無事に田植えが済みました。大きくなって収穫するのは,夏休みが終わっての秋のことです。早く大きくなあれ。
 稲刈りが待ち遠しいです。

非常災害発生時児童引渡し訓練

お休みの日,保護者・地域の皆様ありがとうございました

  昨年度より,年度当初の土曜授業の一環として,児童引き渡し訓練を実施してきました。これは,
東日本大震災の実例から,市の方針として震度5強以上の地震があったときには,子どもたちの安全確保のため,保護者等の方々がお迎えに車で学校から帰さずにお預かりすることになっております。
そして確実に引き渡しができるよう,保護者や地域の皆様方と連携して訓練を行っております。今年度の訓練では昨年度の反省に基づき,物品・書類の持ち出しや,スムーズな引き渡しができるよう,教職員でさらなる検討を加え実施しました。

  
 今回の想定では,大地震が発生し,各教室の机の下などに一時避難しましたが,校舎が大きな被害
を受け中に留まることが危険と判断したので,担任の引率により全員校庭に避難し,緊急連絡メール
により学校にお迎えに来た保護者に引き渡すという内容でした。
  

 子どもたちが南側を向いて整列する理由は,校舎から一直線状に避難してきた方向で並ぶ方が早いことと,火災や倒壊する母校を見ながらの整列は心が動揺してできないだろうとの判断からです。
 
 子どもたちの引き取りには事前に登録いただいた保護者等の方々に限られます。混乱に乗じた連れ去りや誘拐等の犯罪防止と,ご家庭内でのお迎えの約束事を確認していただくためで,違う方が2回
お迎えに行ったり,逆に誰かがお迎えにいったつもりで,だれも迎えに行けなかったという混乱を防止するためです。今回も地震発生時に電信柱や建物・石塀等の倒壊,道路・橋の崩壊により,自動車では迎えに来られないことを想定して,徒歩でのご協力をいただきました。また,子どもたちと一緒に歩いていただくことにより,子どもの視線からの危険個所を保護者の方々にも認識していただく意味をあり
ました。
 お休みの日に,お父さんや家族全員で参加していただいた方もとても多く,学校の意図をお汲み
いただき,ありがたく感じております。

 

  また,今回はさらに多くの地域防犯組織,地域ボランティアの皆様方にご参加をいただきまして,誠にありがとうございました。普段から皆様方に見守られていることを,この機会に子どもたちや保護者の皆様方に認識していただきたく,ご紹介させていただきました。たいへんありがとうございました。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。

離任式

先生方,お世話になりました

 「会うは別れの始めなり」ということわざがありますが,今日そのような日がやって来てしまいました。いつかはお別れしなくてはならないと分かっているのですが,いざこのような時を迎えると,本当に
悲しい気持ちになります。
  先生方はいつも子どもたちに寄り添い,毎日一緒に生活をしながら,時には喜び,時には悲しみ,
時には注意されたり,ほめられたり・・・ 今となっては本当に楽しい思い出です。
  白沢小学校から異動されましても,この歴史と文化そして人間味豊かなこの地で勤務されたことを胸に,お元気に過ごされてください。そしてたまには白沢小学校にお寄りいただき,成長した子ども
たちにお会いして,また励ましていただきたく思います。
 
 どうかお元気で。またどこかでお会いできることを楽しみにしております。

 
  
   
 【皆様,涙顔ですのでこれ以上のアップはご勘弁をとのことでした。あしからず】


 副校長   大出 綾子先生    本校勤務4年 峰小学校副校長へ
 
 教務主任 石塚千鶴子先生 本校勤務3年 定年退職

 教 諭   印南 千明先生  本校勤務5年 国本中央小学校へ

 事務主事 小川 令子先生  本校勤務2年9ヶ月 宇都宮市教委へ
(小川先生は離任式当日は勤務の都合で出席できませんでした。皆様方にくれぐれもよろしくとのことでした。)

入学式

ようこそ39人の新入生!

例年より早く咲き始め,入学式には散ってしまうのではないかと心配していた桜の花も,先週の火・水・土曜日に降った雨により,気温が20℃以下に下がり,しかし花は散ることなく,がんばって新入生を迎えてくれました。
  39名の新入生の皆さん,そして保護者の皆様。ご入学おめでとうございます。2年から6年までの全児童そして全教職員も,皆さんの入学を首を長くしてお待ちしていました。早く学校に慣れて,みんなと一緒に楽しい学校生活が送れますように,温かくお迎えいたします。

  
  
 
  

 最後になりましたが,PTA会長をはじめ地域のご来賓の皆様,本日は大変ありがとうございました。これから,全教職員一丸となって白沢小学校272名の児童をお預かりし,よく学び考え,思いやりがある,たくましい白沢っ子を育んでまいります。ご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成25年度 新任式・始業式

平成25年度のスタートです。今年の冬はきびしい寒さでした。3月に入ってから急に春めいて,全国から例年よりも早い桜の開花の便りが伝えられてきました。入学式まで桜の花はもつのか・・・心配です。
  本日,体育館において新任式と始業式を行いました。まず始業式に先立ち,新しく白沢小学校に
赴任された先生方の新任式です。

  
  副校長   小森悦子先生    城山中央小学校より
  教務主任 江川 靖先生     清原南小学校より
  教 諭   永嶌政宏先生    埼玉県上尾市立今泉小学校より
  事務主事 池田あすか先生 西が岡小学校より
以上,4名の先生が着任されました。今日からよろしくお願いいたします。
 続いて,始業式を行いました。 
  

 各学年代表から今年度の「めあて」の発表がありました。それぞれ自分の今年の目標がしっかりと
述べられており,がんばろうという意欲が感じられる立派な発表でした。また,6年生が発表する低学年の児童に対し,マイクの位置調整と演壇の中に隠れている踏み台を出してあげます。上級生の下級生に対する本校の伝統的な優しさを感じ,頼もしく感じました。

 

  始業式のお話しは,「思いやりの心を持とう」「元気にあいさつをしよう」「自分で考え,安全な生活を
しよう」の3点でした。


 最後に学習指導主任と生活指導主任の先生から今年度の「めあて」やがんばることのお話しをいただきました。

  

  さあ,平成25年度「白沢丸」の出航です。新年度の大海原にみんなで元気に力を合わせて出発しましょう。

職員会議

今年度の学校課題解決のための実践的の推進
平成25年度 現職教育計画より

 学校の教職員は,学校教育目標達成のための実践的・現実的な課題解決に取り組むことにより,
専門的な知識・技術・資質の向上を図るとともに,教職員としての自覚と連帯感を深め,職業意識や
勤労意欲を増進することに努めています。これらの目的を達成するため研修会に参加したり,学校
の課題を解決するための実践的研修を日々行なっています。
 

 今年度の白沢小学校の学校課題は昨年度に引き続き,『安全意識を高め,よりよい生活ができる
児童の育成』という研究主題で,副題として,「~正しい予測力・判断力・行動力の向上をめざして~」
とし,子どもたちの安全について研究・実践していくことにしました。

 子どもの安全は大人が守ることは基本的で重要なことです。これまでも皆様方のご協力により学校,
家庭,地域が互いに連携しながら,子どもたちの安全を守る取り組みを推進してまいりました。しかし
子どもたち自らが,自分の身の周りに存在する危険について意識を高めるともに,危険を回避する
ための実践的態度を育成することも,重要なのではないかと考えました。子どもたちひとりひとりが
危険予測能力や危険回避能力を高める具体的な取り組みを推進していくことが本校の課題として
求められていると思います。

 そこで本校が目指す児童像として
 (1)起こりうる危険を正しく予測できる子
    ⇒安全マップの作成,危険予測・回避能力の育成,日常的な安全指導
 (2)直面する危険に対して正しく判断できる子
    ⇒安全マップの作成,身近な例を用いた児童集会の実施,
 (3)自他の安全を考えて最善の行動がとれる子
    ⇒基本的な生活習慣の定着,規範意識の高揚,ケガを回避する運動指導
  
発達
段階
 起こりうる危険を正しく
 予測できる子
 直面する危険に対して正しく
判断できる子
 自他の安全を考えて最善の
行動がとれる子
低学年 身の回りに潜む危険に気付く
ことができる。
 危険を回避するためのきまりや約束
を守ろうとする。
 危険がせまったとき,近くの大人に
知らせ,指示にしたがうことができる。 
中学年 様々な場面で起こる危険に
気付くことができる。
 危険を回避するにはどうしたらよ
いか,きまりや約束をもとに考える
ことができる。
 危険が迫ったとき,周囲に状況を伝え,自ら安全な行動をとることができる。
高学年 様々な場面で起こりうる危険
を予測することができる。  
 きけんを回避するためのよりよい方法
を状況に応じて考えることができる。  
 危険が迫ったとき,身近な人々とともに,状況に応じた適切な行動をとることが
できる。
   上記を達成するための具体的な取り組みは以下のとおりです。
 (1)発達段階に応じた日常的な安全指導の充実
  ・安全に関するアンケートの実施と分析
  ・基本的な生活習慣や規範意識の高揚に関する指導の工夫
(2)安全教育の実施
  ・避難訓練,交通安全教室,自転車免許などの学校行事の実施
  ・ふり返りカードの活用
(3)危険予測能力・危険回避能力を育てる学習の構築
  ・学級活動や各教科,道徳における安全教育の実施
(4)けがや危険を回避できる運動指導の実施
  ・体育の授業における自己防衛のための基礎的な動きづくり・体力づくり
  ・調整力や瞬発力等の「動的バランス」の育成 
(5)児童会を活かした安全集会の実施と委員会組織を活かした安全意識向上
  ・全校集会など,ねらいに応じた安全集会の実施
  ・各委員会の特色を活かしたスローガン・ポスターづくり
(6)安心・安全マップの作成と活用
  ・子どもたちの視点から危険個所,危険予測箇所の洗い出しと視覚化
(7)安全意識を促す環境の整備
  ・学校施設,設備の安全点検,整備の実施
  ・安全意識向上のための掲示物の工夫
(8)学校・家庭・地域・関係機関などと連携した安全教育の実践
  ・教職員,保護者,地域ボランティアによる登下校見守り・安全点検
  ・地域の人的教育力との連携を図った各種避難訓練の実施
 今年度は,このような方針で進めてまいりますので,皆様方のご理解
とご協力をよろしくお願い申し上げます。

新年 明けましておめでとうございます

 巳年の初日の出です。宇都宮市の今日の日の出は午前6時52分でした。
 初日の出はどこで見ようかな,と考えましたが,白沢で東側の景色が一番良いところと言えば・・・そうです。白髭神社ですね。一年の計は元旦にありということで,一年で最初のお日さまに,白沢小学校の児童の皆さんの健康と安全,そして学校と地域の皆様の繁栄と安全を,お願いしてまいりました。

 
 

 
 白髭神社の境内には,同じく初日の出を見に来ていた方が,10名ほどいらっしゃいました。
 甲部の4年生のお友達も家族でいらしていました。何をお願いしたのかなぁ?

 

 鳥居の向こうからの日の出です。冬の太陽は,ずいぶんと南の方から出るんですね!
 
 帰り道に,白髭神社をふと振り返ると,西の空には・・・
 
 お月さま。月齢18.5です。満月を3日過ぎて,これからどんどん細くなっていきます。
 
 須賀神社の前の九郷半川には,「川霧」が出ていました。外の気温に対して水の温度の方が暖かいので,蒸発した水蒸気が湯気として目に見えているのです。 熱いお茶やお風呂のお湯でも,湯気が
出てますよね。それと同じ現象が川でも起きているのです。
 
 新年の朝日を浴びた白沢小学校。
初日の出に,背筋をピンと伸ばしているように見えました。