学校日記

2021年12月の記事一覧

土曜授業 防災教室

 今日は全市一斉土曜授業(小学校)でした。本校では例年東消防署・今泉地区連合自治会・コミュニティ協議会などによる「今泉地区防災訓練」と本校の「防災講話」「避難訓練」「引き渡し訓練」を合わせて行っていましたが、昨年度は感染症拡大を受けて中止となりました。地域と学校で相談を重ね、今年度は土曜授業で「防災講話」「避難所体験」「災害救助用炊飯袋を使った炊飯見学」「災害パネル見学」を、県ボランティアネット・今泉地区防災会の皆様にご協力いただいて行いました。また、緊急地震速報避難訓練も行いました。災害はいつ起こるかわかりません。今回の防災教室と緊急地震速報避難訓練が「自分の命を守るためにできる備え」について考えるきっかけになればと思います。

▼災害についてのDVDを視聴した後、県ボランティアネットの方から防災についてのお話をしていただきました。

 

▼体育館では、今泉地区防災会の皆様が準備して下さった避難所を子供たちが見学・体験しました。

 

 

▼地域の皆様が災害救助用炊飯袋を使った炊飯を実演して見せてくださいました。この袋に米と水を規定量入れて30分ほど茹でればご飯が炊きあがります。子供たちは、この袋とご飯の炊き方の説明書を持ち帰りました。

 

▼10年前の東日本大震災や2年前の台風19号など、実際に起こった災害の被害状況が分かる写真パネルが展示され、地域の方が子供たちに当時の様子について説明してくださいました。

 

▼緊急地震速報避難訓練の様子です。子供たちは放送をよく聞いて落ち着いて素早く静かに非難することができました。

 

 【防災教室を終えた子供たちの感想をご紹介いたします】

・災害は来ることを防ぐことはできないけれど、災害を予測し、備えておくことが大切。

・災害に備えることも大事だけど、災害にちゃんと備えているかも確認することが大事。

・避難所では声掛け、助け合いで協力する。声掛けをすると相手も安心するから。

・問題は一人で解決せず、周りの人と協力して解決する。そのためにも、日頃から周りの人と仲良くする。

・DVDを見て、どうすれば安全に避難場所に行けるのかよく分かった。

・自分の考えをしっかりと伝える。感謝の気持ちもきちんと言う。

・落ち着いて避難する。

・ハイゼックス炊飯袋を使ってお米を炊くことができるのを知ってとても驚きました。

・家族と話をすることも大切。