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2021年11月の記事一覧
歯と口の健康週間
今週は「歯と口の健康週間」ということで、給食の献立によく噛んで食べるものやカルシウムを含む食品を意識して取り入れています。
▼今日の献立
玄米入りご飯、牛乳、こんにゃくと茎わかめきんぴら、すいとん、よく噛むふりかけ
給食を食べながら、歯と口の健康について学校栄養士の話を聞きました。
【学校栄養士のお話】
1つ目はよくかんで食べるという事についてです。よくかんで食べることは,歯と口の健康のために大切なことです。他にも,よくかむことで,魚の骨に気付くことが出来たり,餅や今日のすいとんなどのようにのどに詰まりやすいものを細かくしたり,細かくすることで食べた物を体の中で栄養として取り込みやすくしたり,イライラをしずめるリラックス効果があったりなど,様々な良い働きがあります。
よくかんで食べるためには,実は姿勢が大切です。
自分の姿勢を見直してみましょう。
・おしりは深くいすに座っていますか?
・足の裏は地面にしっかりついていますか?
・ひざは直角に曲がっていますか?
この3つで,しっかりふんばり,全身に力を入れることができます。さらに,机とお腹はグーの手ひとつ分くらいあけ,食器を持って食べると,姿勢もくずれず,食べこぼしも減り,しっかりよくかんで食べることができるようになります。姿勢が良く座ると疲れるという声を聞いたことがありますが,それはもしかしたら筋肉を使って体を支えることがうまく出来ていないのかもしれません。筋力がたりないと,これから先困ることがたくさんあります。まずは良い姿勢を保てる筋力を日々の生活からつけていってほしいです。
2つ目はカルシウムの多い食品についてです。
給食では成長期のみなさんにとって大切な栄養素であるカルシウムがたくさん含まれる食品をよく取り入れています。今週は,高野豆腐や小魚,大豆,小松菜,ほうれん草,ヨーグルトなどです。そして,毎日牛乳が出ていますね。
骨や歯を丈夫にするためには,思春期頃(18歳ごろ)までにしっかりカルシウムを摂り,外で日の光にあたり,たくさん体を動かすことが大切です。これからの時期,だんだん寒くなってくると,牛乳を飲む量が減ったり,外で遊ぶ人が少なくなったりしますが,寒さに負けず,しっかり牛乳を飲みたくさん体を動かして,健康な体づくりをしていきましょう。