運動会は、みんなが楽しみにしている行事ですが、よく考えると、「体育の授業」など「普段の授業の発表会」の場でもあります。「気をつけの姿勢」や「号令で行動する」ことは、体育授業の「集団行動」です。運動会の「歌」は、音楽の授業。作戦を話し合って決めたり、組体操のパートを話し合って決めていくことは、学級活動の内容にもつながります。
つまり、「運動会」は、「運動会という行事のための運動会」なのではなく、「普段の授業につながる(授業を生かす)運動会」なのです。言葉で言うことは簡単ですが、姿で見せることはさすがに難しいものです。しかし、この姿を陽光小の6年生はさすがに発揮してくれています。

みんなが遊んでいる業間休みの校庭ですが、よ~く見ると・・・

6年生の友達がリレーの自主練習をしてます。

運動会だからこそ、代表だからこそ、授業で学習したバトンパスに磨きをかけて走りたい。そんな思いが伝わる姿でした。教室から校庭を見ていると、「先生。組体操のサボテンがどうしても不安定になるので、見て下さい。どこを直せばいいでしょう」と6年生の女の子に声をかけられました。
学校中に見られる6年生の本気の姿は、きっと全校生に伝わると思うよ。そして、この姿が、次の6年生に残っていくはずです。こんな6年生の姿が、「伝統をつくる」ということなんでしょうね。
がんばれ。6年生!