5年生の友達は、運動会の練習の後も、気分を切り替えてお勉強。算数の授業を集中してがんばっていました。
まず、簡単な計算問題から。

27×16=432と筆算で答えを求めることができました。続いて、第2問。2.7×16=?と出題すると、「はいっ」と女の子が3秒後に挙手。「えっ。なんでそんなに速いの?」と驚くと、「あっそうか。」と言いながら、みんなも次々と挙手。この問題の答えの秘密が見えてきた友達がたくさんいましたね。

小数点に注目すれば、27×16=432をもとにして答えが見つかるんですよね。ちゃんと説明できた友達が多くてびっくりしました。
ということで、次の問題。どんな答えになるのかな?

「1.2mの時は?」と質問すると、「90円よりは高くなるよね」と予想。実際に計算すると、108円になるのでバッチリ。「0.8mの時は?」と質問すると、「90円より安くなる」との予想。

「かけ算なのに、答えが安くなるっておかしいんじゃないの?」と質問すると、「だって、1より小さい数をかけてるでしょ。1の時は、答えは同じ数になるから、0.?の時は、90円より小さくなるんだよ」とズバッと説明しちゃうみんなでした。本当は、「ここでイロイロ話し合うんじゃないかな?」と予想していたのですが、みんなの方が一枚上手でした。かけ算なのに、答えが小さくなる時があるんだね。