日誌

2025年2月の記事一覧

令和6年度会話科集会

 2月18日に、城山西小 会話科集会が行われました。城山西小は、市内でもめずらしい「会話科」という学習があります。他の小学校でも、「ことば」に関する百人一首などは行われていますが、城山西小は1年生からカリキュラムがあり、学年が上がるにつれ、学習が積み重なっていきます。児童数が少ないからこそ、たくさんコミュニケーションを図り、自分の思いが相手に伝わるように、相手とのやり取りがうまくいくように、そしてよりよい学校生活が送れるように、と願っています。

 今年度も、3年生は「読み聞かせ」、4年生は「劇」、5年生は「民話」を披露しました。みんな一生懸命に発表し、聴く人たちも、楽しそうに聴き入っていました。1・2・6年生は、感じたことを発表してくれました。今年度も、それぞれの学年で味わい深い発表をありがとう!来年度の学習も楽しみですね!

城西ボランティア活動

 昨日、今年度最後の朝の読み聞かせがありました。ボランティアさんの読み聞かせに、真っ直ぐ見つめ、耳を傾ける子供たち。時には大きな笑い声も聞こえました。1年間で、たくさんの本と触れ合うことができ、きっと心が豊かになったことでしょう。

 また、図書室では、リペアマムさんが今年度最後の活動として、本の修繕等に来てくださいました。「子供たちや地域の方など、みなさんが喜んでくれるように。」と丁寧に修繕やしおり作りなどをしてくださいました。

 ボランティアのみなさん、今年度も様々な活動をありがとうございました!来年度も、子供たちのために、たくさんのボランティアさんをお待ちしております!

5年 総合学習「しもつかれ作り」

 2月6日は初午でした。5年生の総合学習では、「守り伝えるわたしたちの文化」という学習の一環で、郷土料理の「しもつかれ作り」を1月24日に行いました。宮っ子伝統文化教室の方をお招きし、作り方を教わりました。鮭の頭は煮てきてくださったので、大根や人参をすりおろすところから始めました。鬼おろしを見たことはあるけれど、使うのは初めてという児童が多く、悪戦苦闘。また、よく使うおろし器とは違うので、力の入れ方も難しいようです。グループで交代しながらおろしていくと、後半はずいぶん慣れてきたようでした。その後、しもつかれの紙芝居を読んでいただいたり、器の選定(入れ物も料理をおいしくいただくために大切!とのこと)をしたりしているうちに出来上がり。試食タイムでは、「野菜が甘くておいしい!」「油揚げが香ばしくていいね!」などと言いながら、おいしそうに食べていました。

 そして2月6日の学校給食でも「しもつかれ」がでました。「自分たちで作ったの物とはまた違うね。」と味わいながら、食べていました。現在、3種類のしもつかれを食べた子供たち。あと4軒分食べて、毎日を元気に過ごしましょう!!

☆学校給食のしもつかれ→

5年生 家庭科調理実習パートⅡ

 今回の調理実習では、「ごはんとみそ汁作り」に挑戦しました。ごはん担当とみそ汁担当に分かれ、下準備から始まります。みそ汁は、煮干しの下処理をしてだしを取りました。これは初めての経験。「いつも飲んでいるみそ汁の味とは違う!」とその違いに気付くことができました。

 お米を研ぐのが初めての人もいて、「手早く研ぐ」に四苦八苦。でも、それも経験です。ガラスの鍋でご飯が炊ける様子を観察していると、「お米が膨らんできた!ご飯の匂いがする!」と歓声が聞こえてきました。

 調理実習をしながら、ある児童は「先生、調理実習って大変なんだね。」とつぶやいていました。「おうちの人や給食の先生たちは毎日こうしてみんなの食事を作ってくれているんだよ。」と伝えました。やってみて分かったこと。さらにその気付きを家庭に生かしていけるといいな、と思います。

 便利な世の中になり、スイッチ1つで炊きあがってしまう時代。火加減を見ながら自分たちで作り上げたごはんとみそ汁は、また一段とおいしさが増したようでした。