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2016年11月の記事一覧

水神社のなぞ⑨(最終回)

前回の授業では、宝木用水を伸ばすことに対して新田十ヶ村の人々が反対する理由をみんなで考えてみました。たくさんの考え出ましたね。その理由を見直しながら、「江曽島に住むみんなは、反対する理由を見て、納得できますか?」と質問すると、「そりゃそうだよね」「仕方ないよな~」の声。反対されたのですが、江曽島のご先祖様は、なんとか説得して新川をつくることになります。じゃあ、どうして江曽島の人々の願いをOKしてくれたのでしょう?

今日は、グループになって考えてもらいました。

「20年もお願いされたんじゃ、仕方ないかな~と思うようになった」「村長さんがOKの気持ちになったから、村の人たちもOKになった」「宇都宮全体の幸せを考えるようになって、OKになった」「江曽島の人たちが、自分たちのこれまでの苦労を考えるようになった」「江曽島の人たちに、自分たちと同じ辛さを味わって欲しくない」と、長年の願いを少しずつ受け入れるようになったのではないか?と発表してくれましたね。記録は残っていないのではっきりしませんが、きっとみんなの予想通りなんじゃないかな。
ここで、単元の最初のテーマ「なぜ水神社?」「なぜ石鳥居?」について考えました。

「工事をOKしてくれた新田十ヶ村の人々への感謝だね」「ありがとうの気持ちを忘れないようにするため石に彫ったんだよ」「新田十ヶ村の人たちの気持ちがうれしくて、まるで神様のように感じたから、鳥居を送ったんじゃないかな(感謝の証)」と答えをまとめることができました。
最後に、現在の新川の様子を上流、中流、下流に分けて紹介しました。

田んぼに使われている上流。親水公園になっている中流。道路の下に隠れている下流。「今の江曽島では役に立っていないの?」という質問があったので、昨年9月の大雨時の写真を使って「大雨の時、雨水を集めて流す役目がある」ことを紹介しました。
この単元を通して感じたことを何人かの友達に聞くと「昔の人の努力で、今の幸せな暮らしがあるんだな~」「昔の人の努力に感謝だね」という声がありました。
次は、栃木県の学習に広がります。また、がんばっていきましょう。

お別れ会

今日の6校時目。4年生の友達が校庭に集合していました。

いつもは「総合学習」の授業なのですが、「どうしたのかな?」と思っていると、今日で転校する友達がいるから、お別れ会をやっているのでした。外国に転校するということで、とっても寂しいですが、陽光の思い出を胸に、元気に活躍して欲しいと思います。最後に、すてきな思い出ができましたね。

楽しい階段

今日、学校に来ると、階段の所で立ち止まる友達がたくさんいましたね。

「先生。階段に何か書いてあるよ。」

「気になるんだけど・・・。上っていいの?音が出るの?」と興味津々。

休み時間には「1月」「2月」「3月」と言いながら何往復もする友達の姿がありました。実は、これは「英語に親しんでもらおう」とバーマン先生とジャクリーン先生が作って下さった物なんです。階段で勉強ができるなんて、おもしろいアイディアですね。

さて、今、流行の「PPAP」も隠れていますよ。見つけた友達はいたかな?

水神社のなぞ⑧

宝木用水の学習を進めてきましたが、そのきっかけは、「水神社が2つあること」でした。そして「宝木用水を伸ばす工事に20年も反対した」ことでした。
そこで、学習が終わる前に、もう一度「20年反対した理由」についてみんなで考えました。
「延長工事をしたら、せっかく作った宝木用水が崩れてしまうかもしれない(心配)」「工事より、今は米を作りたいはず。やっと水が使えるんだから」「こっち(新田十ヶ村)は、200年もガマンしたんだ。自分たちで何もしていない江曽島の人たちがお願いしても、すぐにはOKできない」「新田十ヶ村の人々がみんなでお金を出し合って、協力し合ってつくった宝木用水。江曽島の人たちは、仲間ではないよね」
「水が奪われてしまう」と思ったのかも。「延長工事をして江曽島の人まで水を使えるようになったら、新しく使うことになる下流の人たちのために新田十ヶ村の人々が使える水が減ってしまう。上流と下流でケンカが起きてしまうかもしれない。だからケンカが起きる前に反対したのかもしれない」「お金がほしいから反対したんじゃないと思うよ。お金じゃないんだよな~」「新田十ヶ村の人々の宝木用水に対する気持ちをちゃんと分かってほしいんだと思うよ」

今日の授業では、ここで終わりになりました。20年間反対はしたけど、その後は賛成し、「新川」をつくることになります。どのように説得をしたのか?次回、みんなで考えて授業をまとめたいと思います。

健康委員会

給食が終わるとすぐに健康委員会の友達が何やら慌ただしく教室から出かけていきました。「何だろう?」と思っていると、模造紙を片手に教室へ。
「これから、よく噛んで食べることの大切さについて発表します」と模造紙を広げて準備を進めていました。

これは、先週の委員会で作っていた物ですね。このために準備をしたんですね。「ひみこのはがいいぜ」という暗号は、「ひ:肥満防止」「み:味覚の発達」「こ:言葉の発達」「の:脳の発達」「が:ガン予防」「いい:胃腸によい」「ぜ:全力で投げられる」という言葉の頭文字なんですね。

6年生の友達も、しっかり友達の発表を聞くことができました。明日から、食事の時に「よく噛む」ことを意識できるといいですね。

水神社のなぞ⑦

今日は、宝木用水が120年経った今でも壊れずに使われている秘密を考えてみました。移り住んで200年。工事に取り組んで50年。地元の人たちの技術ではすぐ崩れてしまう水路を、どのような工夫で設計したのでしょう。二宮さんと吉良さんの設計の秘密を考えました。「考えた・・・」とは言っても、実際に見に行くことができないので、先生の写真を使って考えました。
まずは、崩れないようにする工夫。友達が言ったように「流れを遅くすれば」いいんですよね。そのために「階段状の水路」にしました。階段状にしたことで、流れは緩やかになります。また取り入れ口には「石」を敷き詰めました。写真や教科書からこの2つは分かりました。
その過程で「?」になったのが「分水と合流」。資料集に「すみずみまで水を届ける工夫」と書いてあるけど、「???」の表情でした。そこで、普通なら「分水したらそのまま下流まで流すよね」と説明しながら図を描きました。「この水路でうれしい人は?」と質問すると「上流の人」。「困るのは?」ときくと「下流の人」の声。「だって上流の人は水がたくさん使えるけど、下流の人は少ないよね」「流しそうめんを考えればいいんだよ」「最初の人は麺をたくさん取れるけど、最後の人は取れないんだよ」の声。「だから途中で合流してもう一回流しそうめんにするんだね。」「下流の人も文句が出ないよね」
身近な物に置き換えて考える「みんなの発想力」にビックリしました。

これで宝木用水の工夫まで調べ終わりました。が、大切なのはここから。みんなで考えているのは「なぜ20年も反対してきたか?」ということ。「だって、やっとできたんだよ」「宝木用水の秘密を教えたくないんじゃないの?」という声がありました。
しかし、実際は「20年反対したとはいえ、最後には賛成している」のです。次回は、「江曽島の人がどのように説得したのか」について考えていきましょう。

安全に登下校を

今日の昼休み。若松原地区の友達はランチルームに集まって、安全担当の先生から大切なお話がありました。栃木県で国民体育大会(国体)が開かれる関係で、運動公園の大規模工事が始まっています。広報誌にも掲載されていましたが、桜並木が伐採され、道路の拡張工事の真っ最中です。それに伴って、通学路の変更がたびたび行われてきました。夕方、保護者の方に集まってもらい、市の担当者の方と話し合いを行ったり、通学中の様子を先生方が見守ったり。大きなイベントのためですので全面協力ですが、まずは安全第一。

安全のためにしっかり話を聞いていますね。

通学ルートがこのようになります。若松原地区以外の友達も、遊びに行くときなど注意して下さいね。

スウィ~トポテト

昨日連絡したように、今日はひかり学級の友達の調理実習がありました。作った物は、スウィートポテト。先生が家庭科室に行った4校時には、甘い香りが教室いっぱいに広がっていました。

トースターの中には、こんがり焼けたポテト達が!

お家の方も参加して、「いただきま~す」

「ママにもどうぞ。」

たくさん作ったスウィートポテト。食べきれないね。どうしよう?

担任の先生や職員室の先生に「おすそ分け」。まずは、ラップをかけて・・・

先生方のいる職員室へGO!

「山崎先生。食べて下さい」「いただきます」

その後は、家庭科室の後片付け。まずは、ゴミを片付けて・・・

イスも片付けて・・

テーブルもちゃんと拭きます。

仕上げは、ゴミの運搬。ゴミの集積所へ運び入れて、ミッション終了。大満足の1日でしたね。

みんなでがんばれ 落ち葉掃き

今日は、気持ちよい青空。風もなく、おだやかな気候でした。
校庭に目をやると、1年生がブランコやシーソーで楽しそうに遊んでいました。「授業中なんだけどな~」と思いながらも、よ~く見ると「パンパンにふくれたゴミ袋」が。

みんながんばって落ち葉掃除をしたので、担任の先生からのご褒美だったのですね。一生懸命協力してくれたので、シーソーの周りはすっかりきれいになりました。ありがとうございます。

40000回 ありがとうございます

昨日のHP作業をして、39957回の閲覧者数だったのですが、今、見ると「4万超え!」。学校の様子を伝えているこのコーナーですが、関心を持たれている方々が増えているようで、感謝しています。子ども達の「よい姿」も、「もう少しの姿」も伝えることで、「陽光小の今」を知っていただき、それぞれの立場で考えていただければと思っています。基本は、「子ども達の自信を育む」というスタンスでつくっています。
みなさんがまた陽光小のHPを開いたときに、「にこっ」としていただける記事が増えるよう、子ども達とともにがんばっていきたいと思います。