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水神社のなぞ⑧

宝木用水の学習を進めてきましたが、そのきっかけは、「水神社が2つあること」でした。そして「宝木用水を伸ばす工事に20年も反対した」ことでした。
そこで、学習が終わる前に、もう一度「20年反対した理由」についてみんなで考えました。
「延長工事をしたら、せっかく作った宝木用水が崩れてしまうかもしれない(心配)」「工事より、今は米を作りたいはず。やっと水が使えるんだから」「こっち(新田十ヶ村)は、200年もガマンしたんだ。自分たちで何もしていない江曽島の人たちがお願いしても、すぐにはOKできない」「新田十ヶ村の人々がみんなでお金を出し合って、協力し合ってつくった宝木用水。江曽島の人たちは、仲間ではないよね」
「水が奪われてしまう」と思ったのかも。「延長工事をして江曽島の人まで水を使えるようになったら、新しく使うことになる下流の人たちのために新田十ヶ村の人々が使える水が減ってしまう。上流と下流でケンカが起きてしまうかもしれない。だからケンカが起きる前に反対したのかもしれない」「お金がほしいから反対したんじゃないと思うよ。お金じゃないんだよな~」「新田十ヶ村の人々の宝木用水に対する気持ちをちゃんと分かってほしいんだと思うよ」

今日の授業では、ここで終わりになりました。20年間反対はしたけど、その後は賛成し、「新川」をつくることになります。どのように説得をしたのか?次回、みんなで考えて授業をまとめたいと思います。