554840人。この数字は全国の4年生の中で、みんなが使っている社会科の教科書と同じ会社の教科書を使っている可能性のある人数。その教科書を眺めると・・・・「先生。このページに宇都宮市がのってるよ」。そうなんです。全国の友だちが使っている教科書に宇都宮市のゴミ処理が取り上げられているんです。計算上、宇都宮市の人口よりも多い人数の友だちが、使っていることになるのですが、みんなからは「うれしいよね」「いいことだね」の声。理由を聞くと、「宇都宮のゴミ処理がすごいということでしょ」と発表。みんなも「自慢になるね」「見に来る人が増えるかも」など好印象を受けている様子。

そんな「よさ」がある宇都宮なのに、ゴミが山積みになっている朝がある。

これはまずいんじゃないのかな?と問いかけると「いいんだよ」「それがよいところだよ」の反論。「収集車が来て、ゴミを運んでいくんだよ」と観察したことを根拠に発表してくれました。「ゴミの種類ごとに決まっているんだよ」「看板があるはず」「5種13分別だよ」など発表が止まりませんでした。まとめるのが大変でしたが、今日の授業を「家で分別し、決まりをまもってゴミを出しているから、市の車で運んでくれる」と整理しました。教科書に載るぐらいにすごい宇都宮市のゴミ処理のヒミツをこれからの学習で見付けていきましょう。