日誌

カテゴリ:5年生

5年算数「正多角形と円」、6年社会「江戸幕府と政治の安定」

11月29日(月)に、第2回校内研究授業及び授業研究会が行われました。その様子を紹介します。

令和3年度 研究主題
「論理的思考力の向上を目指し、確かな学びにつながる授業の工夫
                   ~ICT機器の効果的な活用を目指して~」
5年2組
・単元名 算数「正多角形と円」
・題目 プログラミングを用いて、正多角形のかき方を考えよう。
・本時の目標
 プログラミングを用いて、正多角形のかき方を考えることができる。(思考・判断・表現)

 プログラミングロボット「Root(ルート)」を用いて、正三角形を作図するプログラムを考えました。「Root(ルート)」は、ロボット掃除機ルンバを開発したアイロボットジャパンが教育用に開発したプログラミングロボットで、ロボットに刺したペンを用いて紙や黒板に図形をかくことができます(全国の小学校へ1000台を無償提供)。
 前時に学習した正方形を作図するプログラムをもとに正三角形を作図するプログラムを考えたところ、児童の多くが、ロボットを「回す角度」を60度に設定していました。ワークシートに作図する「Root(ルート)」の動きを観察することを通して、自分のプログラムを分解して考え、ロボットを「回す角度」が120度(外角)であることに気付くことができました。「Root(ルート)」の進行方向に矢印がついているカードで正三角形をなぞらせながら、回す角度について考えさせたことも、児童の思考や理解を深めるうえで大変効果的でした。画面上ではなく、実際に「Root(ルート)」を動かし作図したことで、多くの児童がプログラミングに興味を持って主体的に取り組む姿が見られました。授業の最後には、分度器やコンパスで作図するのが難しかった正八角形を作図するプログラムを考えましたが、早く正確に、簡単に作図できるというプログラミングのよさについて確認することができました。

「Root 出プログラミングの楽しさを・・・」

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

6年2組
・単元名 社会「江戸幕府と政治の安定」
・題目 参勤交代はどのような制度だったのか考えよう。
・本時の目標
 選択した資料の情報を適切に使い、参勤交代について自分の言葉で表現することができる。(思考・判断・表現)

 初めにGoogle Jamboardで「加賀藩大名行列屏風」を共有し、描かれた人や物について話し合うことで、多様な役割を持つ人々が隊列を組んでいたことを捉えさせました。その後、Google Classroomを活用して画像や地図、表やグラフなどの資料を提示し、「幕府は参勤交代の制度を利用して大名を従えたこと」「大名にとっては江戸での生活に多くの費用が掛かったこと」「参勤交代により宿場町や街道が整備されたこと」などについて、全体で話し合いました。さらに授業の後半では、これらの資料や話し合った内容をもとに、児童一人一人が「参勤交代はどのような制度だったのか」について、Google スライドにまとめ発表しました。
 一人1台端末を用いて画像や図表など視覚的に分かり易い資料を提示したことで、児童一人一人が必要な資料を選び手元で拡大しながら確認でき、自分の考えを深めたり広げたりするうえで、大変効果的でした。また、画像や図表などを使って自分の言葉でスライドにまとめたり、まとめたスライドをもとに互いに発表したりする活動では、学習課題に対する自分の考えを、複数の情報と関連付けながら表現する力を育てることができました。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

冒険活動教室(5年生)

 秋晴れのもと、  12月9日(木)と10日(金)の2日間、宇都宮市冒険活動センターで冒険活動教室が実施されました。
 1日目は、園内写真オリエンテーリング、イニシアティブゲーム、キャンドルファイアー、2日目は、火おこし、野外炊飯(カレー)、杉板焼きなどを行いました。これらの活動を通して、大自然の素晴らしさに気づくとともに、仲間と協力することのすばらしさを知ることができました。
 2日間を通して、児童一人一人が、自分の役割を自覚し自ら考えて行動することで、今までにない新しい発見をすることができた様子です。そして、「楽しかった!」「また来たいな。」という声が多く聞こえたことが何よりでした。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

校外学習 ツインリンクもてぎ(5年生)

 校外学習で、5年生が「ツインリンクもてぎ」を訪れました。秋晴れのもと、紅葉したイチョウやカエデの木々の美しさに、子供たちからは「わーきれい!」などと歓声が沸き起こりました。
 午前中は、巨大なドングリの木に見立てた「森感覚アスレチック DOKIDOKI」や、森の生態系の謎を解きながら頂上を目指す「迷宮神殿 ITADAKI」などのアトラクションに班ごとに挑戦しました。国際規格のサーキットコースで、バイクのテスト走行を見ながら昼食をとった後、午後は、キャストウォークで森の中を散策しガイドさんから森の秘密を教えてもらったり、ホンダコレクションホールを見学したりして楽しく過ごしました。
 生き物たちの生態や森の中で起きていることを理解し自然への興味を深めるとともに、自動車の環境技術の歴史や未来に向けた「ものづくり」について考えることができました。 
  
  
    
  
  
  
  
  
    

冒険活動教室


 5月16日(木)~5月18日(土)まで5年生54名は冒険活動教室に行ってきました。
 

 初日の午前中は、雀宮中央小・雀宮南小・雀宮東小学校の3校合同で園内オリエンテーリングを行いました。初対面ということで少し固さもありましたが、他の学校の児童とも協力して活動する様子が見られました。午後は、イニシアティブゲームを行いました。子供たちは与えられた課題に対して、作戦を立て、何度も失敗を繰り返しながらも友達と力を合わせて課題に立ち向かっていました。

 
 
 
 
 
 


 2日目の午前中は、榛名山・男山登山を行いました。標高524mの榛名山を登り、その後男山を登りました。途中からだんだん道が険しくなり、手やお尻をつかないと登れない箇所も多くありました。子供たちは互いに危険な箇所を伝えたり、励まし合ったりしながら登る様子が見られました。雲一つない青空ということもあり、山頂からの景色はすばらしいものでした。午後は杉板焼きを行いました。最初は火をおこすのに苦戦していましたが、友達と協力して試行錯誤し、どの班も上手に火をおこすことができました。杉板を焼いてから丁寧に磨き、絵をつけました。最後には世界で1つだけのすてきな杉板焼きが出来上がりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


3日目の午前中は、篠井発見ラリーを行いました。班で協力して、コマ図というものを使いながら、正しいルートを歩いて行き、途中に設けられたクイズを解く様子が見られました。天気にも恵まれ、篠井の町の景色や自然を感じながら歩くことができました。

 
 
 
 




 学校生活では体験することのできない数々の活動を通して,子供たちはまたひとつ大きく成長しました。学級の絆も深まり,充実した冒険活動教室となりました。