1,2年生は,みんなで遊んだ後にじゃがいもの芽かきを行いました。
じゃがいもの芽かきとは,種イモから出てくる数本の芽からよいものを選び,ほかの芽をとってしまう作業のことです。せっかく生えている芽なのに…と思う人もいるかもしれませんが,大きくて立派なじゃがいもを育てる上では必要不可欠な作業なんですよ。
2年生でトマトを育てる人は「脇芽をとる」ことをしますし,3年生が社会では,なし農家の仕事で,甘くておいしいなしを育てるために「摘果(てきか)する」ことを習いますが,それも同じ理由からなんですね。
今年は芽が大きく成長してしまい,はさみを使わないといけないほどで大変でした。けど,この機会を通して「はさみの持ち方」の学習もばっちり行えたので,「けがの功名」だったかもしれません。

農園ボランティアの方が,丁寧にどの芽を切ったらよいかなどのアドバイスをしていただいたおかげで,無事に芽かきの作業を終えることができました。
1,2年生にとっては,今年度最初の農園作業でした。農園ボランティアの方は,おいしいじゃがいもが収穫できるよう,定期的に畑の様子を見て,肥料をあげたり,雑草を抜いたりしています。今年もご協力お願いします。