今日は、久しぶりの社会科。4年生の友達と「水神社」を手がかりに「宝木用水」のことを調べています。
まず復習をかねて、「移り住んだ人々の思い」について考えました。

「洪水がない場所だから安心して暮らせる」「田んぼを作っていい暮らしをしよう」「もう洪水はこりごり」「ここなら大丈夫」など夢や希望を抱いていたのでは?と話し合いました。また「不安も少しはあるんじゃないいのかな」という声もありました。先生からは「神社やお寺も引っ越している」事実を紹介して、「ここで暮らしていく決心もあったのではないか」と伝えました。
手作業での開拓について話し合った後、資料をもとに「実際の暮らし」について話し合いました。実際には、「あわ」「そば」がほとんどで、お米はできません。「今では鳥のえさに使っている物(あわ)を食べていたんだ」「苦しいままだよね」「結局、移り住んでも変わらず苦しいままだね」「戻れないしね」「夢だったね」「川の水さえ使えればいいのにね」「台地だから無理なんだよ」と発表が止まりませんでした。「トンネルを掘って水を引けばいいんじゃないの?」という意見もありました。

当時の人も実際に挑戦したようですが、技術がなく中止したことを伝えると「その後どうしたの?」と気になって仕方がない様子でした。
その後については、「次回」ということなのですが、「そこまで苦労したんだから、20年も反対するのは仕方ないよね」「水を江曽島に分けるのは、ちょっとね」と話しかける友達もいました。

休み時間でも、ノートに友達の意見や黒板の文字を整理する友達もいて、びっくりしました。みんなのやる気に押されっぱなしの授業でした。次回も楽しみです。