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上央小NOW

図書室整備ボランティアと図書委員会の活動

 6月に地域協議会から学校支援ボランティア募集の呼びかけに申し込んでくださった方のなかから,7月20日(水)は図書室整備ボランティア4名が活動してくださいました。

  

 活動内容は,季節の掲示物の制作や本棚の本の整理などです。何年も前から活動されている方も,今年初めて参加する方もいらっしゃいました。普段,掲示物を作る機会がなくても「やってみると楽しいですね。」とおっしゃっていて,この4月に新しくなった図書室の整備も進み,学校としてもとても助かります。

 今回作ってくださった掲示物は廊下の壁面いっぱいに現れた「にじいろのさかな」です。子供たちに人気の「しずくちゃん」もいます。

  随時,ボランティアは受け付けしております。地域コーディネーターや学校に連絡をください。保護者や地域の皆様とともに,魅力ある学校をつくっていきましょう。

  

 さて,児童の図書委員会の活動もご紹介します。

 常時活動として,図書の貸し出しを行っています。今は,夏休みに向けて一人5冊まで借りることができます。バーコードを読み取り,コンピュータに登録されたかどうかを確認しながら正確な作業を行っていました。

  また,お昼の放送を使って,しおりコンテストの案内をしました。「図書室にある本に関係する絵や感動した言葉などをイメージしてしおりを作って応募してください」と呼びかけていました。夏休み明けの9月9日(金)までです。たくさんの児童が応募用紙を求めて図書室に来ていました。楽しみです。

 

  それから,図書の紹介もしています。「この本 読んでみて! 上河内フレンズへ」というタイトルも素敵ですね。「紹介された本は借りていく人が多い」と司書の古橋先生が話していました。

 

 いよいよ夏休みです。どうぞ,多くのよい本に出会って,心を豊かにしてください。

廊下の安全な歩行に向けて 児童会の取組

 5・6年生の児童が所属する委員会は,学校をより良くするためのさまざまな活動をしています。本校は,集会運営委員会,給食委員会,放送委員会,図書委員会,保健委員会,環境委員会,運動委員会の7つの委員会が常に活動をしています。

 委員会の他に,「代表委員会」があり,集会運営委員全員と他の委員会の代表者,そこに4年生の学級の代表も加わって,学校全体のことについて話合いをします。

  さて,6月の代表委員会では,廊下の歩行が話題になったそうです。廊下を走ってぶつかってしまう場面があったのは確かです。そこで,2つの取組を考えました。その様子をご紹介します。

 

7月7日の給食の時間の放送です。

「集会運営委員会から,第2回代表委員会で話し合ったことをお知らせします。

 廊下を歩くときのルールを守って安全に生活できるように,2つの取組を考えました。

 一つ目は,廊下に矢印を付けて,右側歩行をみんなで守ることです。

 5・6年生が協力して矢印を作り,昨日6年生が廊下に矢印を付けました。みんなで,右側歩行を守りましょう。

 

  二つ目は,廊下を歩こうという内容のポスターを作り,学校内に貼ってみんなで気を付けることです。ポスターは児童の皆さんから募集します。(中略)みなさん,協力をお願いします。

 全員で廊下を歩くときのルールを守って,安全で楽しく過ごせる上央小を目指しましょう。」

 

 

ということで,集まったポスターは16枚です。矢印に従う様子や,走らず歩くことを示す様子がよく表れています。

  子供たち自身で学校生活の問題を意識し,協力して解決しようとする自発的・自治的な活動はとても重要です。社会生活を営むうえでの基礎がここにあります。また,高学年の児童のリーダーシップが育ち,学校集団としての活力を高めることになります。楽しく豊かな学校生活をつくろうとする子供たちの姿を応援したいです。

大いちょうランチ

 7月14日(木)の給食は,宇都宮空襲からの復興のシンボル「大いちょう」をイメージした献立でした。

  市役所の近くにある「大いちょう」は樹齢約400年,宇都宮城があったころから生えていたそうです。高さは約33m。それが,宇都宮大空襲(1945年7月12日)では,黒焦げになってしまいましたが,翌年には芽吹いて,復興のシンボルとして,宇都宮市民から愛されている木です。

  そこで,「大いちょう汁」では,いちょうの形のかまぼこ,いちょう切りにしたニンジンやダイコンが入っています。

 また,宇都宮餃子は,戦時中に中国にいた兵士たちが本場の餃子の味を持ち帰ったことから始まったといわれています。戦時中でも餃子に使われる豚肉・にら・ニンニクなどの材料がすべて地元で手に入り,スタミナの付く食材が多いことから,人気が出て食べられるようになったそうです。

 その他,宇都宮市でたくさん生産されているもやしやきゅうりを使った「からしあえ」,新緑をイメージしたマスカットゼリーがデザートとして出ました。

  今週は,新聞等でも宇都宮空襲のことが特集されていました。どうぞ,ご家庭でも話題にしてみてください。また,夏休みの自由研究として,宇都宮空襲のことを取り上げ,実際に大イチョウを見に行くのもよいと思います。77回目の終戦記念日もあります。平和の大切さについて考える機会を,意識して作ってみてはいかがでしょうか。

青少年育成会の見守り活動

 7月13日(水)の下校に合わせて,青少年育成会による見守り活動がありました。

 本校学区では,コメリの交差点と消防学校近くの交差点に立ってくださり,下校指導をしてくださいました。本校の見守り隊の方と合わせて多くの人が参加しました。

 

 下校する班の子供たちに,

「こんなにたくさんの人がみんなの下校を見守ってくださっているので,なんて声をかける?」

と尋ねると,

「帰るときだから『さようなら』かな。」

「わたしは,『いつもありがとうございます』と言います。」

などと,返事が返ってきました。

大きな声で,あいさつをする子供たちの姿は,爽やかでした。

 必要な場面で,適切な声を掛けると,子供たちはやってみようとします。その体験を積み重ねることによって,自発的なあいさつができるようになるのだろうと思いました。大人の言葉掛けによって子供たちは健全に成長します。よろしくお願いします。

不審者に対する避難訓練

 7月11日(月)の2時間目と3時間目の長い休み時間(40分間)を利用して,不審者が校内に侵入したときや,登下校中に遭遇したときの避難行動について,確認しました。

  

   

 実際に教室への侵入を防ぐために鍵をかけてバリケードを作ることや,パニックにならずに不審者から離れる方向に逃げることを,実際に練習しました。

 また,登下校中に不審者に遭遇したときは,頭文字をつなげた「いかのおすし」について確認しました。(いかない,のらない,おおごえをだす,すぐににげる,しらせる)

 それから,「子ども110番の家」の場所を確認しました。

  ご家庭でも,「子ども110番の家」が,通学経路のどこにあるかを確認していただけますと,お子さんもより安心して登下校できると思います。よろしくお願いします。