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2022年7月の記事一覧

環境整備部のトイレ清掃と文化研修部の「ハーバリウム講習会」

 本日(7月27日)は,個人面談と合わせて,PTAの活動が2つありましたので,ご紹介します。

  まずは,環境整備部のトイレ清掃です。

 これまでも,授業参観や運動会の日にもトイレ清掃をしていただきましたが,夏季休業中にも全トイレを清掃していただきました。夏休み前の最終日には,日課の関係で児童による清掃の時間が取れませんでした。心配していたところ,保護者の皆様が汗だくになってきれいにしてくださり,長い休みを清潔のまま過ごせますので,安心です。

         

  それから,文化研修部では,「ハーバリウム講習会」を開催してくださいました。講師は,市貝町在住の菅俣由紀先生です。クラフト作家として,宇都宮を中心に活動をされています。

 

  16名の保護者が参加し,和やかに,心癒されながら制作活動を楽しむことができました。

 瓶やペンの中に入れるものを選び,配置を考えながら材料を入れていきます。そして,植物性オイルを入れることによって,ふわっと動きが出たり輝きが出たりして,美しく仕上がります。

        

  日頃,子育てで時間に追われることが多いと思いますが,時にはこんな時間も作れるとよいですね。また,子供向けの活動もされている先生です。子供会の活動など何かの参考になればと思います。

着衣水泳

 夏休みに入り,各学級では個人懇談が行われています。保護者の皆様には,お忙しい折に日程を調整して来校くださり,心よりお礼申し上げます。

    

  さて,夏休み前の最終登校日,7月22日(金)に,5・6年生が着衣水泳を実施しましたので,その様子をご紹介いたします。 

 着衣水泳とは,水着ではなく普段の服を着たまま入水する水泳の授業です。

 通常の水泳の授業では体験できない「非常時」を体験することで、いざというときに落ち着いて対応できるようにするのが目的です。着衣の状態で入水した時には,泳ぐのが困難であることが分かり,救助を待つ間の浮き方を学習します。何もない状態では,泳ぐのはもちろん,浮くのも難しいです。

おぼれている人を発見した人がペットボトルを投げるところ 

 そこで,たった1本のペットボトルでも,自分の体を浮かせることができる体験をします。ここでの大切な言葉,それは「浮いて待て」です。

  

  夏になると,河川や海等における水難事故が多く発生します。本地区は,用水路も多いので,くれぐれも気を付けて,安全な夏休みを過ごしてほしいです。

家庭学習チャレンジ週間

 いよいよ 明日から夏休みになります。

 本日の朝会では,これまでの行事や学校生活を振り返り,夏休みは規則正しい生活を心掛け,計画的に過ごし,普段できなかったことにぜひ挑戦しましょう,と話しました。

 

 計画的に自主的な学習への意欲付けになるようにと,学校では7月7日(木)~13日(水)の1週間,「家庭学習チャレンジ週間」を実施しました。保護者の皆様には,毎日サイン,最終日にコメントを書いてくださり,ありがとうございました。

 

 そこで,自主学習ノートの取組の様子を,各クラスから1名ずつ昇降口に掲示させていただきました。個人懇談で来校されたときに,ご覧ください。

 

 1年生です。「なかまのことば」「はんたいのことば」の問題に挑戦していました。ついこの間,ひらがなの練習をしていたのに,すらすらと書き,語いを増やす練習をしています。また,何日取り組んでいるのか分かる表示があり,継続的に努力している様子が分かります。

 また,たしざん・ひきざんの計算問題をたくさんやっています。また,隙間にカタカナの練習です。ノートいっぱいに学習をしていますね。

   

  2年生です。おうちの方が問題を書いてくださったのでしょうか。間違いも直してあります。ご協力ありがとうございます。漢字と計算は,繰り返し学習することで定着します。家庭学習としては,最も取り組みやすい内容です。

 それから,長さ調べを家庭にあるもので行ったものです。感想もあってとてもよいです。学校で学習したことを,生活の中で活用していく力が今最も求められています。これこそまさに,家庭学習としてぜひ取り組んでほしい内容です。

 

  3年生です。日付,学習時間が記録されています。家庭学習が習慣となるには,時刻と場所が一定になることが望ましいです。記録することを継続することによって,時刻を意識するようになり,自分から決まった時刻に取り組むようになります。また,学習時間から,「今日はいつもより長い時間学習した。頑張ったなあ。」と,自己肯定感・達成感を感じる日もあることでしょう。継続は力なりです。

 タイピングをしたことも,一行の記録ですが学習の足跡が残ります。熟語調べと日記(絵付き)も,ノートいっぱいに書いています。素晴らしいです。

 棒グラフとあまりのあるわり算を学校で学習した後に,復習として取り組んでいるようですね。たくさんの問題に挑戦しています。

 

  4年生です。英文を書いていることに驚きます。学校ではここまで学習はしていませんが,自主的な取組なので,素晴らしいです。自分の可能性をどんどん伸ばしてほしいと思います。

 また,あ行に関することわざ調べをしています。それも,あ・い・う・え・おで始まることことわざを一つずつ紹介しています。きっと,このあとか行・さ行…と続くのでしょうか。学習の広がりが感じられます。

  

 5年生です。5年生も学習時間が記録されています。また,自分で問題を作って解答しています。自分が本当に覚えられたかどうか,自分で確認する方法として,よい取組です。

 また,面積や人口について都道府県別に調べ,ランキングの形でまとめています。授業で自分自身が興味をもったことを家庭学習で取り組むということが「深い学び」につながっていきます。最後に「ふりかえり」で学んだことも書かれています。

 

  6年生です。「めあて」と「ふりかえり」を書いています。学習は,目的意識を持って取り組み,振り返りをすることによって学習内容が整理され,定着していきます。授業で取り組んでいることが,家庭学習でも行われていて,素晴らしいです。自分から自主的に取り組む意識が明確になるので,ぜひ「めあて」を書くことをお勧めします。

 漢字テストがあるので,100点満点を取ろうと,一生懸命練習したようです。1ページにぎっしり学習しています。

 「歴史マンガ」をもとに,聖徳太子の育ち・人生からどんなことを考えていたのかを理解していて素晴らしいです。歴史的事項「天皇中心の国造り(冠位十二階,十七条の憲法)」や「仏教を広めた」をただ暗記するのではなく,人物像や背景を知ることによって生きた知識となっていきます。

 

  せっかくの長い夏休みです。作品作り,自由研究,読書,自然体験,イベントに参加するなど,普段できないことにぜひ挑戦して,有意義な夏休みとなることを願っています。

図書室整備ボランティアと図書委員会の活動

 6月に地域協議会から学校支援ボランティア募集の呼びかけに申し込んでくださった方のなかから,7月20日(水)は図書室整備ボランティア4名が活動してくださいました。

  

 活動内容は,季節の掲示物の制作や本棚の本の整理などです。何年も前から活動されている方も,今年初めて参加する方もいらっしゃいました。普段,掲示物を作る機会がなくても「やってみると楽しいですね。」とおっしゃっていて,この4月に新しくなった図書室の整備も進み,学校としてもとても助かります。

 今回作ってくださった掲示物は廊下の壁面いっぱいに現れた「にじいろのさかな」です。子供たちに人気の「しずくちゃん」もいます。

  随時,ボランティアは受け付けしております。地域コーディネーターや学校に連絡をください。保護者や地域の皆様とともに,魅力ある学校をつくっていきましょう。

  

 さて,児童の図書委員会の活動もご紹介します。

 常時活動として,図書の貸し出しを行っています。今は,夏休みに向けて一人5冊まで借りることができます。バーコードを読み取り,コンピュータに登録されたかどうかを確認しながら正確な作業を行っていました。

  また,お昼の放送を使って,しおりコンテストの案内をしました。「図書室にある本に関係する絵や感動した言葉などをイメージしてしおりを作って応募してください」と呼びかけていました。夏休み明けの9月9日(金)までです。たくさんの児童が応募用紙を求めて図書室に来ていました。楽しみです。

 

  それから,図書の紹介もしています。「この本 読んでみて! 上河内フレンズへ」というタイトルも素敵ですね。「紹介された本は借りていく人が多い」と司書の古橋先生が話していました。

 

 いよいよ夏休みです。どうぞ,多くのよい本に出会って,心を豊かにしてください。

廊下の安全な歩行に向けて 児童会の取組

 5・6年生の児童が所属する委員会は,学校をより良くするためのさまざまな活動をしています。本校は,集会運営委員会,給食委員会,放送委員会,図書委員会,保健委員会,環境委員会,運動委員会の7つの委員会が常に活動をしています。

 委員会の他に,「代表委員会」があり,集会運営委員全員と他の委員会の代表者,そこに4年生の学級の代表も加わって,学校全体のことについて話合いをします。

  さて,6月の代表委員会では,廊下の歩行が話題になったそうです。廊下を走ってぶつかってしまう場面があったのは確かです。そこで,2つの取組を考えました。その様子をご紹介します。

 

7月7日の給食の時間の放送です。

「集会運営委員会から,第2回代表委員会で話し合ったことをお知らせします。

 廊下を歩くときのルールを守って安全に生活できるように,2つの取組を考えました。

 一つ目は,廊下に矢印を付けて,右側歩行をみんなで守ることです。

 5・6年生が協力して矢印を作り,昨日6年生が廊下に矢印を付けました。みんなで,右側歩行を守りましょう。

 

  二つ目は,廊下を歩こうという内容のポスターを作り,学校内に貼ってみんなで気を付けることです。ポスターは児童の皆さんから募集します。(中略)みなさん,協力をお願いします。

 全員で廊下を歩くときのルールを守って,安全で楽しく過ごせる上央小を目指しましょう。」

 

 

ということで,集まったポスターは16枚です。矢印に従う様子や,走らず歩くことを示す様子がよく表れています。

  子供たち自身で学校生活の問題を意識し,協力して解決しようとする自発的・自治的な活動はとても重要です。社会生活を営むうえでの基礎がここにあります。また,高学年の児童のリーダーシップが育ち,学校集団としての活力を高めることになります。楽しく豊かな学校生活をつくろうとする子供たちの姿を応援したいです。

大いちょうランチ

 7月14日(木)の給食は,宇都宮空襲からの復興のシンボル「大いちょう」をイメージした献立でした。

  市役所の近くにある「大いちょう」は樹齢約400年,宇都宮城があったころから生えていたそうです。高さは約33m。それが,宇都宮大空襲(1945年7月12日)では,黒焦げになってしまいましたが,翌年には芽吹いて,復興のシンボルとして,宇都宮市民から愛されている木です。

  そこで,「大いちょう汁」では,いちょうの形のかまぼこ,いちょう切りにしたニンジンやダイコンが入っています。

 また,宇都宮餃子は,戦時中に中国にいた兵士たちが本場の餃子の味を持ち帰ったことから始まったといわれています。戦時中でも餃子に使われる豚肉・にら・ニンニクなどの材料がすべて地元で手に入り,スタミナの付く食材が多いことから,人気が出て食べられるようになったそうです。

 その他,宇都宮市でたくさん生産されているもやしやきゅうりを使った「からしあえ」,新緑をイメージしたマスカットゼリーがデザートとして出ました。

  今週は,新聞等でも宇都宮空襲のことが特集されていました。どうぞ,ご家庭でも話題にしてみてください。また,夏休みの自由研究として,宇都宮空襲のことを取り上げ,実際に大イチョウを見に行くのもよいと思います。77回目の終戦記念日もあります。平和の大切さについて考える機会を,意識して作ってみてはいかがでしょうか。

青少年育成会の見守り活動

 7月13日(水)の下校に合わせて,青少年育成会による見守り活動がありました。

 本校学区では,コメリの交差点と消防学校近くの交差点に立ってくださり,下校指導をしてくださいました。本校の見守り隊の方と合わせて多くの人が参加しました。

 

 下校する班の子供たちに,

「こんなにたくさんの人がみんなの下校を見守ってくださっているので,なんて声をかける?」

と尋ねると,

「帰るときだから『さようなら』かな。」

「わたしは,『いつもありがとうございます』と言います。」

などと,返事が返ってきました。

大きな声で,あいさつをする子供たちの姿は,爽やかでした。

 必要な場面で,適切な声を掛けると,子供たちはやってみようとします。その体験を積み重ねることによって,自発的なあいさつができるようになるのだろうと思いました。大人の言葉掛けによって子供たちは健全に成長します。よろしくお願いします。

不審者に対する避難訓練

 7月11日(月)の2時間目と3時間目の長い休み時間(40分間)を利用して,不審者が校内に侵入したときや,登下校中に遭遇したときの避難行動について,確認しました。

  

   

 実際に教室への侵入を防ぐために鍵をかけてバリケードを作ることや,パニックにならずに不審者から離れる方向に逃げることを,実際に練習しました。

 また,登下校中に不審者に遭遇したときは,頭文字をつなげた「いかのおすし」について確認しました。(いかない,のらない,おおごえをだす,すぐににげる,しらせる)

 それから,「子ども110番の家」の場所を確認しました。

  ご家庭でも,「子ども110番の家」が,通学経路のどこにあるかを確認していただけますと,お子さんもより安心して登下校できると思います。よろしくお願いします。

修学旅行特集

 7月4日(月)~5日(火)に,6年生は日光方面への修学旅行へ行ってきました。天気予報では曇りや雨マークが出ていたので心配しましたが,ほとんど雨に降られず,ほぼ全ての旅程を予定どおりに実施することができました。

  

 まずは,日光東照宮の見学です。専門のガイドさんの説明に,熱心にメモを取る本校の児童の素晴らしさを感じました。総合的な学習の時間「ゆずっこ」でも,事前に日光東照宮については各自が調べ学習をし,学級内で発表会をしたそうです。基礎知識を得たうえでの見学だったので,実際の目で確認することができ,より興味・関心をもってガイドさんの話を聞いていました。

 

 次に,班別行動で,輪王寺,二荒山神社,大猷院,神橋などあらかじめ見学計画を立てたコースを巡りました。見学先ではおみくじをひいたり,お守りを買ったりする姿が見られました。

 

 昼食は,集合して箱弁当です。午前中ずっと屋外で行動していましたので,冷房が効いた室内で,ゆっくり食事ができてよかったです。

 

  午後は,中禅寺湖クルーズです。男体山をはじめ,豊かな自然に囲まれた広い湖面をデラックスな遊覧船でほぼ一周する時間は,とても贅沢でした。屋上の展望デッキで心地よい風に吹かれながら友達と話したり,1階の客室で中禅寺湖の成り立ちなどの案内に耳を傾けたりしていました。

 

 初日最後の見学地は,華厳の滝です。茨城県の袋田の滝,和歌山県の那智の滝と並んで,日光の華厳の滝は日本三大名瀑の一つです。前日の大雨の影響でしょうか,毎秒2.5トンの水が流れ落ちているとのことで,しぶきによって視界が明瞭でないほどでした。

  そして,奥日光高原ホテルに到着です。「修学旅行でいちばん楽しみなのが,ホテルでみんなと過ごすこと」と話す児童がいたほどです。硫黄の効いた温泉に入り,夕食後に部屋でトランプをしたり枕を並べて話したりする時間が,思い出に残ったことと思います。ちなみに夕食はすきやきでした。

  2日目は,ホテルを出発する頃には雨が強くなり,カッパを着て湯の湖畔まで歩いて行きました。ハイキングを断念し,バスの車窓から湯の湖を見学したのですが,途中鹿を発見し,大喜びでした。湯滝を見学する頃には雨も弱くなり,高徳牧場に着いた頃には雨が上がりました。濃厚なバニラアイスを堪能し,いろは坂を降りました。

  「日光さる劇場」では,ショーを見たり動物と触れ合ったりしました。

  いよいよ,最終の見学先「日光江戸村」です。ここでは約3時間,班の友達と江戸時代にタイムスリップした気分で,有料・無料のアトラクションを楽しみました。

 令和2年度よりコロナウイルス感染症対策として,日光への修学旅行を実施して参りました。

 「世界の日光」の自然・文化遺産・レジャー施設を,たっぷりの時間をかけて学び,楽しむことのできた今回の行事は,とても有意義だったと思います。

 そして,「気付いたら、お互いに声を掛け合おう」という高い目標に向かって努力する子どもたちの様子は,大変立派でした。先生からの指示を待つのではなく,自分たちで気付いたことを,誰に対しても安心して声を掛けられる集団だからこそ,できることです。同行の添乗員さんやカメラマンさんからも,称賛の声が寄せられました。上河内中央小学校の最高学年として,今後は学校でも,その姿を見せて欲しいと帰校式では児童に伝えました。

 児童一人一人が,自分たちのよさや可能性を認め合い,学び合い,高め合う集団に,これまで以上なっていくことを期待しています。

登校班指導

 本日は,登校班ごとに集まり,登校班の集合時刻や歩く速さ,班長・副班長の役割等を確認しました。

 

 これまでは,心配な登校班には個別に集まってもらい,確認や指導を行ってきました。今回は全員がそれぞれの地区ごとに集まり,一斉に確認作業をしました。児童一人一人が交通ルールを守ろうとする気持ちや地域の方への挨拶への意識付けになればと考えています。ご家庭でも、決められた時刻に集合できるようご協力をお願いいたします。

  

 今後は毎月第1水曜日の昼休みに班長・副班長が集まって,地区担当の先生方と登校の様子を確認します。

  

 7月4日(月)~5日(火)は,6年生が日光方面へ修学旅行に行きました。

 初日の日光東照宮は多くの修学旅行生で混雑していましたが,その周辺の神社やお寺を巡る班別行動,中禅寺湖遊覧船,華厳の滝の見学は,たっぷりの時間で,自然を満喫することができました。

 

 2日目の日光猿劇場,日光江戸村も十分に見学時間があり,友情を深め,多くのことを学ぶことができました。6年生の保護者の皆様には,この日のための準備やお迎えをありがとうございました。

 来週その様子をご紹介します。