お知らせ

令和3年度 学校の様子

引き渡し訓練

宇都宮市では、震度5強以上の地震等の災害があった場合、安全に下校させるために、保護者の方に児童生徒の引き取りをお願いしています。(写真には、ぼかし加工を入れたものがあります。)

今日は、土曜授業の一環として、地震を想定した避難訓練を実施しました。1年生の教室では、子どもたちが机の下に上手にもぐっています。

大きな揺れにも対応できるように、両手でしっかり机の脚を押さえています。雨のため、校庭に避難することはせず、教室で保護者のお迎えを待ちました。

保護者の方々が、メールを見て、次々とお迎えに来てくださいます。

密を避けるため、一部の学年は、体育館での引き取りをお願いしました。

混乱もなく、スムーズに児童の引き渡しをすることができました。いつも協力的な保護者の皆様に、感謝です。

土曜授業

土曜授業を実施しました。例年ですと、オープンスクールの一環として、「フリー参観・祖父母参観」を実施していますが、今年度は中止し、通常の授業と「引き渡し訓練」のみ行いました。

4年生の教室をのぞいてみると、子どもたちの机の上にパソコンがありました。教室に「アクセスポイント」を設けることにより、普通教室でもパソコンを使うことができるようになりました。この時間は、いくつかの指示を組み合わせキャラクターを動かし、図形を描かせることのできる「スクラッチ」というソフトを使った授業をしていました。

これは今年度から始まったプログラミング教育の一部です。現在、国は5か年計画で、「GIGAスクール構想」を進めています。この計画は、「これからの子どもたちにとってPC端末は鉛筆やノートと並ぶマストアイテムである」という考えのもと、2023年度までに、義務教育下の児童生徒に一人1台の端末、併せて、学校に高速ネットワーク環境を整備するというものです。しかし、どんなに恵まれた環境でも、子どもたちがICTを適切に、そして安全に使うことができなければ意味がありません。学校では、情報モラル教育も大切にしながら、パソコンを有効に活用した授業を進めていきたいと思います。

「まなびポケット」の導入

今回のような長期にわたる休校措置においては、学校と児童生徒・保護者とのつながりや学習の保障が課題となりました。そこで、宇都宮市教育委員会では、ICTを活用した学習システム「まなびポケット」というサービスを導入しました。

学校にはこれまでも「メール配信システム」がありましたが、この「まなびポケット」は、担任が直接メッセージを送ることができます。そして、家庭から担任にメッセージを返すこともできます。また、メッセージだけでなく、文書を添付することもできます。つまり、家庭に居ながら、課題を受け取ったり送ったりできるようになります。今回の休校措置期間では、何度か学校に課題を取りに来てもらう日を設けました。そのたびに、保護者の皆様にもご負担をおかけしました。このシステムの導入によって、かなり改善が図れると思います。

ただし、子どもたちが通常通り登校できているときは、このシステムは使わず、今まで通り連絡帳や電話を通して家庭とつながります。また、課題も、このシステムを通して課すこともしません。再び臨時の休校措置を取らずに済むことを祈りますが、もしものときに大きな力になってくれることと思います。

テレビ朝会

いつもは、体育館に全校生が一堂に会して行っている朝会ですが、感染予防のため、テレビ朝会を行っています。放送室のスタジオからの生中継です。

今日は、「新しい生活様式」について話しました。教室では、子どもたちが大型テレビで視聴します。

全ての学校が、テレビ放送をできるわけではありません。本校は、恵まれた環境にあると思います。

今後も、行事等のもち方をいろいろと工夫しながら、子どもたちが安全に学校生活を送れるように努めていきたいと思います。

花壇整備

地域協議会の皆さんが、学校の花壇の手入れをしてくださいました。

現在、新型コロナウィルス感染症の感染予防のため、地域の方々にお世話になる学習は、見合わせています。本校は、「特色ある学校づくり」の目玉として、「富屋ふるさと学習」を掲げているだけに、地域の方々とかかわれないのは、本当に歯がゆく思います。

そのような中、地域の方々が子どもたちの学習環境を整えてくださったことは、本当にありがたいことです。間接的ながら、地域の方々と子どもたちとのかかわりができたような気がします。

花を植えた後、教材園の除草までしてくださいました。まさに、地域に支えられている学校です。