城山東通信

2021年8月の記事一覧

命のつながり

           命のつながり

 暑中お見舞い申し上げます。
 30度を超える日が続いていますので,体調に気を付けて健やかにお過ごしください。

 さて,1年生の一人一鉢のアサガオは6月から咲き始め,7月中旬には満開になり,みんなを楽しませてくれました。2年生の花壇に移植した「光祐くんのアサガオ」は,7月20日過ぎに咲き出しました。この種は,現3年生が1年生の時に,ソロプチミストの方々の支援で行った「命のあさがお」のプロジェクトで育てたものを,引き継いできたものです。光祐くんは白血病にかかり1年生のときに学校へ通うことを願いながら病室でアサガオを育てました。夢かなわず7歳で亡くなりました。お母さんがこのアサガオを育て,骨髄バンクの活動の際に種を配り,広まってきています。
 3年生の花壇の一部に植えたひまわりは小ぶりながら咲きました。これは,東日本大震災の津波によって大きな被害を受けた沿岸の地に流れ着いた1つひまわりの種が,瓦礫をかき分けるように芽を出し,大きな花を咲かせたものです。そこで「ど根性ひまわり」と名付けられました。本校の今年の花は小さくてか弱いのですが,ど根性は引継ぎ暑さに負けず咲き,私達の心を和ませてくれています。