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人権教育研修会~人権に関する授業実践~

 11月27日(水)5時間目,5年生のクラスで人権に関する研究授業がありました。

 題材名は「世界の人々とつながって」(資料「ペルーは泣いている」)で,内容項目は国際理解と国際親善です。本題材は,外国の人や異文化に対する理解と尊敬の念をもち,進んで諸外国の人たちと触れ合うなどの交流活動を進めようとする心情を育むことを目標にしています。

 授業は,まず子供たちに日本と外国の生活習慣の違いについて知っていることを挙げさせ,その後ペルーであった実際の話を基にした資料で学習が進められました。個人でじっくり考えさせる場面からグループで意見を交換させる場面があり,最後に皆が考えたことをまとめていきました。世界の人々との交流で大切なことを考えさせた本時の学習が,これからの子供たちの生活に生きることを期待します。

 授業後に行われた研究会では,人権教育の2つの視点(感受性ー互いの文化の違いを理解し,外国人と協力して共に生きる喜びや温かな交流をもつ喜びを感じることができる。技能ー他国の人と互いの文化を尊重し合うことのよさを味わうことができる。)について話し合われました。最後に,学校長から指導講評があり,さらに人権教育について講話がありました。人権教育は,学校教育の中で最も大切にし,しっかり育てていかなければならない資質・能力であることは間違いありません。