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2020年10月の記事一覧

大川小学校で震災学習

東日本大震災の津波の被害にあった大川小学校でガイドさんのお話を聞きました。

今回のガイドさんは大川小伝承の会代表の方でご本人の娘さんを津波で亡くされた方です。
代表の方の娘さんのお名前がみずほさんという方で、今回瑞穂野中が来たことに何かの縁を感じてらっしゃいました。

伝承の会代表の方が、大川小学校を訪れる人たちに話をする理由は4つあるとおっしゃっていました。
①あの日何があったか知ってもらうこと
②あの日から10年何があったか知ってもらうこと
③あの日の前に学校の日常があったことを知ってもらうこと
④これから未来に何をすべきか考えてもらいたいこと

生徒たちの聞く態度が素晴らしく、話のあとも真剣に当時の写真や説明を見る生徒たちを見て、話をされた代表の方から、こんなに真剣な学校に話ができて良かったというお言葉をいただきました。

大川小学校の校庭に「未来を拓く」と言う子どもたちが書いた文字が流されずに奇跡的に残っています。ここは悲劇の場所であるけれども、未来を拓く場所なんだと言う代表の方が最後に言った言葉が印象的でした。