日誌

R7 学校の様子

(7/11)夏の「宮っ子ランチ」

 「宮っ子ランチ」は,宇都宮にゆかりのある料理や特産品を使った献立です。宇都宮の食文化や農業について知ってもらい、宇都宮をもっと好きになってもらうことを目的としています。

 今日の給食は,名付けて「平和を願って大いちょう献立(十六穀ご飯・牛乳・揚げ餃子・からし和え・大いちょう汁」です。餃子は宮っ子ランチ特製のもので,宇都宮産のニラと,栃木県産のかんぴょうや豚肉が入っています。「大いちょう汁」には,いちょう切りの人参・大根を入れ,いちょうの形をした特製かまぼこが入っています。この献立は、戦後、人々がたくましく生き抜いてきたことに誇りをもち、自分も頑張ろうという意欲をもたせるという意味が込められています。

 昭和20年7月12日深夜に,B-29による宇都宮空襲がありました。宇都宮は一面焼け野原になってしまいましたが,人々の力で復興し,現在のような立派な市になりました。大いちょうは、宇都宮市役所の近くにある高さ33メートルのいちょうの木です。樹齢は400年を超えるとされ、空襲で黒く焼けてしまいましたが、新芽を吹いて再生したのだそうです。今では、宇都宮市のシンボルとして、多くの人々に親しまれています。

 給食の時間の放送では,そのことについてもお話がありました。子供たちが平和について考え、宇都宮を愛してほしいと願っています。

(7/11)5年生 ふれあい文化教室〔木版画〕

 「ふれあい文化教室」は,公益財団法人うつのみや文化創造財団と宇都宮市文化協会との協働で、市内の小中学校・盲学校・聾学校・特別支援学校において行っている文化芸術講師派遣事業です。この事業は、子どもたちが日本古来の伝統音楽・古典芸能などにふれることで文化芸術への関心や理解を深め、豊かな人間性をはぐくむことを目的に、第一線で活躍する先生方を講師に、学校の通常の授業時間内で実演や解説、体験などを実施するものです。

 今年度、本校の5年生は、栃木県版画協会会長の渡辺 勲 先生をお迎えし、2・3時間目に木版画の体験をしました。「木版画の特徴・製作工程の説明・宇都宮市と木版画芸術との関わりについて講話を聞いたり、実際に木版画で自由に表現したりすることで、木版画の魅力に気付き,版画に対する関心を高められるようにする」という目標です。

 まず、薄紙に下絵を描き、反転させて版木に写します。それを彫刻刀で彫り、インクを付けて版画用紙を当ててバレンでよくなじませたら、用紙をはがして自分だけのオリジナル名刺の出来上がりです。子供たちは、とても楽しそうに取り組んでいました。

(7/11)3年生 校外学習

 社会科「わたしたちのくらしと市ではたらく人々~店ではたらく人々~」の単元です。「スーパーマーケットで働く人から話を聞いたり、店内の見学・買い物体験をしたりすることを通して、販売の仕事をする人々の様々な工夫や努力を知る。また、商品の国内の仕入れ等で、国内各地や外国とどのように結び付いているか理解を深める」という目標で、かましん雀宮店さんにご協力をいただきました。

 店の中だけでなく、普段は見ることができないバックヤードも見せていただきました。見学の後には、500円以内で買い物をするという活動もあり、家族から頼まれたものや自分が買いたいものを、値段をよく見ながら選んで買い物かごに入れていました。

 これまでの猛暑・酷暑から一転して今日は過ごしやすい気候となり、熱中症の心配も少なく歩いて行ってくることができ、本当によかったです。