日誌

R7 学校の様子

(9/24~26)職場体験

 文星芸大附属中学校の2年生が職場体験で雀央小に来てくれました。2人とも本校の出身だそうです。主に4年生を担当し、最終日には6年生に向けて中学校の紹介もしてくれました。

 3日間という短い間でしたが、学習の補助や校内の作業に取り組み、業間には子供たちと一緒に外で思い切り遊ぶ姿が見られました。2人とも職場体験に臨む態度が素晴らしく、来週も来てほしいくらいでした。

 この経験が今後の人生に役立つことを願っています。3日間お疲れ様でした。

(9/22)5年生・2年生 稲刈り

 5年生は総合的な学習の時間「米作りをしよう」、2年生は生活科「田んぼへ行こう」の単元があり、本校では毎年、合同で米作りの農業体験をおこなっています。5月に田植えをした場所で、今日は稲刈りの体験です。

 農業ボランティア大塚様にやり方を教えていただいた後、5年生と2年生の児童がペアになって田んぼに入り,たわわに実った稲穂を一株一株手鎌で刈り取りました。「お米がもったいないよ!」と言いながら、残っているところがないか隅々まで探している子供たちの姿があり、食べ物や生命を大切に思う心が育っていると感じる場面でした。 

 体験用のエリアをすべて刈り取った後は、大塚様のコンバインで脱穀するところを見せていただきました。あっという間に子供たちが刈った稲が機械に飲み込まれていき、「おーっ!」という歓声と拍手が巻き起こっていました。

 これまで田んぼの管理をしてくださった大塚様、地域コーディネーター近藤様・小林様を始め、多くの保護者・地域ボランティアの皆様、ありがとうございました。収穫したお米は、大塚様に精米までしていただき、給食で全校児童に提供されます。

 また、昨年の稲刈りでは、かなりの暑さで体調を崩す児童が出てしまいました。今年度、当初は9月12日の予定でしたが、早い段階から延期を決めていました。子供たちにはいろいろな体験をさせてあげたい、一方で、暑さから子供たちの命を守らなければならない・・・行事の時期について決定が難しい時代になってしまいました。前例にとらわれず、様々な工夫をしながら教育活動を続けていきたいと考えています。

(9/19)芸術鑑賞教室~東京フィルハーモニー交響楽団演奏会~

 芸術鑑賞教室は、6月の創立記念日に合わせて毎年実施していますが、今年度は6月ではなく9月の開催となりました。それは、文化庁の事業で学校巡回公演に当選したからなのです!この事業は、小・中学校等に文化芸術団体や個人の芸術家を派遣して、子供たちに本物の素晴らしい文化・芸術を観たり聴いたりする機会をもってもらおうというものです。今年度、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏会は日本全国で14校しか選ばれなかったそうですが、その中に雀宮中央小学校が入ったということで、学校を上げて楽しみにしてきました。めったにない機会ということで、今日はたくさんの保護者や地域の方にも来ていただきました。

 今回の内容は、楽器紹介・管弦楽曲鑑賞・歌や身体表現(ボディーパーカッション)での演奏参加で、曲名は次の通りです。

・ロッシーニ作曲 歌劇『ウィリアム・テル』序曲より「スイス軍の行進」

・ロジャーズ作曲 『サウンド オブ ミュージック』より「ドレミの歌」

・ブラームス作曲 ハンガリー舞曲第5番

・シャーマン兄弟作曲 小さな世界

・ベートーヴェン作曲 交響曲第5番『運命』第1楽章より

・シベリウス作曲 交響詩『フィンランディア』

・雀宮中央小学校 校歌

 本物の音に触れることは素晴らしいことです。今回は参加型の曲もあり、とても楽しい演奏会となりました。

 この模様は、NHK宇都宮放送局、とちぎテレビの取材を受け、今晩放送の予定です。また、明日の下野新聞朝刊に掲載される予定です。

(9/17)ふれあいタイム

 今日のロング昼休みは「ふれあいタイム」です。ふれあいタイムは1~6年生をミックスした縦割り班の活動で、次の4つの目的をもって行われています。
(1) 異学年児童との交流を通して、互いのよさに気付き合い 思いやりの心を育てる。
(2) 上学年児童の意識を高めリーダー性を伸ばし、児童の自らを律し協調していく態度を養う。
(3) 班長を中心に児童の創造性を生かした活動をすることにより、児童の自主性を高める。
(4) 活動を通して楽しい思い出を作ったり、友達の輪を広げたりする。

 第2回の今日は、どの班も室内遊びです。34班のうち14の班が選んだ一番人気の遊びは「何でもバスケット」、次いで「犯人さがし」7班、そのほか「フルーツバスケット」「ばくだんゲーム」「人間知恵の輪」「イス取りゲーム」がありました。どの班もとても楽しく仲良く遊んでいて、見ているこちらも笑顔になりました。

(9/16)5年生 出前授業「日産モノづくりキャラバン」

 日産自動車の方々を講師にお迎えし、5年生の授業をしていただきました。ブロックの車を組み立てる作業の体験では、1回目が終わると「どこを改善すればよいか」をグループで考え、目標タイムを設定して2回目に挑戦です。子供たちはタイムを縮め、正確に組み立てられるようになりました。

 日産の先生からは「勉強も同じこと。テストが返ってきたら、どこが間違っていたのかを確認し、正しい答えを練習して、次は何点を目標にするのかを決めると、力が伸びていくんだね。生活でも同じことが言えるね。」というお話がありました。子供たちは、この授業から様々なことを学んだのではないでしょうか。

 2時間セットを3クラスでしたので、日産自動車の皆様には丸一日かけてお世話になりました。企業の社会貢献活動は素晴らしいと感じました。ありがとうございました。