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2022年7月の記事一覧
大いちょうランチ
7月14日(木)の給食は,宇都宮空襲からの復興のシンボル「大いちょう」をイメージした献立でした。
市役所の近くにある「大いちょう」は樹齢約400年,宇都宮城があったころから生えていたそうです。高さは約33m。それが,宇都宮大空襲(1945年7月12日)では,黒焦げになってしまいましたが,翌年には芽吹いて,復興のシンボルとして,宇都宮市民から愛されている木です。
そこで,「大いちょう汁」では,いちょうの形のかまぼこ,いちょう切りにしたニンジンやダイコンが入っています。
また,宇都宮餃子は,戦時中に中国にいた兵士たちが本場の餃子の味を持ち帰ったことから始まったといわれています。戦時中でも餃子に使われる豚肉・にら・ニンニクなどの材料がすべて地元で手に入り,スタミナの付く食材が多いことから,人気が出て食べられるようになったそうです。
その他,宇都宮市でたくさん生産されているもやしやきゅうりを使った「からしあえ」,新緑をイメージしたマスカットゼリーがデザートとして出ました。
今週は,新聞等でも宇都宮空襲のことが特集されていました。どうぞ,ご家庭でも話題にしてみてください。また,夏休みの自由研究として,宇都宮空襲のことを取り上げ,実際に大イチョウを見に行くのもよいと思います。77回目の終戦記念日もあります。平和の大切さについて考える機会を,意識して作ってみてはいかがでしょうか。
青少年育成会の見守り活動
7月13日(水)の下校に合わせて,青少年育成会による見守り活動がありました。
本校学区では,コメリの交差点と消防学校近くの交差点に立ってくださり,下校指導をしてくださいました。本校の見守り隊の方と合わせて多くの人が参加しました。
下校する班の子供たちに,
「こんなにたくさんの人がみんなの下校を見守ってくださっているので,なんて声をかける?」
と尋ねると,
「帰るときだから『さようなら』かな。」
「わたしは,『いつもありがとうございます』と言います。」
などと,返事が返ってきました。
大きな声で,あいさつをする子供たちの姿は,爽やかでした。
必要な場面で,適切な声を掛けると,子供たちはやってみようとします。その体験を積み重ねることによって,自発的なあいさつができるようになるのだろうと思いました。大人の言葉掛けによって子供たちは健全に成長します。よろしくお願いします。
不審者に対する避難訓練
7月11日(月)の2時間目と3時間目の長い休み時間(40分間)を利用して,不審者が校内に侵入したときや,登下校中に遭遇したときの避難行動について,確認しました。
実際に教室への侵入を防ぐために鍵をかけてバリケードを作ることや,パニックにならずに不審者から離れる方向に逃げることを,実際に練習しました。
また,登下校中に不審者に遭遇したときは,頭文字をつなげた「いかのおすし」について確認しました。(いかない,のらない,おおごえをだす,すぐににげる,しらせる)
それから,「子ども110番の家」の場所を確認しました。
ご家庭でも,「子ども110番の家」が,通学経路のどこにあるかを確認していただけますと,お子さんもより安心して登下校できると思います。よろしくお願いします。
修学旅行特集
7月4日(月)~5日(火)に,6年生は日光方面への修学旅行へ行ってきました。天気予報では曇りや雨マークが出ていたので心配しましたが,ほとんど雨に降られず,ほぼ全ての旅程を予定どおりに実施することができました。
まずは,日光東照宮の見学です。専門のガイドさんの説明に,熱心にメモを取る本校の児童の素晴らしさを感じました。総合的な学習の時間「ゆずっこ」でも,事前に日光東照宮については各自が調べ学習をし,学級内で発表会をしたそうです。基礎知識を得たうえでの見学だったので,実際の目で確認することができ,より興味・関心をもってガイドさんの話を聞いていました。
次に,班別行動で,輪王寺,二荒山神社,大猷院,神橋などあらかじめ見学計画を立てたコースを巡りました。見学先ではおみくじをひいたり,お守りを買ったりする姿が見られました。
昼食は,集合して箱弁当です。午前中ずっと屋外で行動していましたので,冷房が効いた室内で,ゆっくり食事ができてよかったです。
午後は,中禅寺湖クルーズです。男体山をはじめ,豊かな自然に囲まれた広い湖面をデラックスな遊覧船でほぼ一周する時間は,とても贅沢でした。屋上の展望デッキで心地よい風に吹かれながら友達と話したり,1階の客室で中禅寺湖の成り立ちなどの案内に耳を傾けたりしていました。
初日最後の見学地は,華厳の滝です。茨城県の袋田の滝,和歌山県の那智の滝と並んで,日光の華厳の滝は日本三大名瀑の一つです。前日の大雨の影響でしょうか,毎秒2.5トンの水が流れ落ちているとのことで,しぶきによって視界が明瞭でないほどでした。
そして,奥日光高原ホテルに到着です。「修学旅行でいちばん楽しみなのが,ホテルでみんなと過ごすこと」と話す児童がいたほどです。硫黄の効いた温泉に入り,夕食後に部屋でトランプをしたり枕を並べて話したりする時間が,思い出に残ったことと思います。ちなみに夕食はすきやきでした。
2日目は,ホテルを出発する頃には雨が強くなり,カッパを着て湯の湖畔まで歩いて行きました。ハイキングを断念し,バスの車窓から湯の湖を見学したのですが,途中鹿を発見し,大喜びでした。湯滝を見学する頃には雨も弱くなり,高徳牧場に着いた頃には雨が上がりました。濃厚なバニラアイスを堪能し,いろは坂を降りました。
「日光さる劇場」では,ショーを見たり動物と触れ合ったりしました。
いよいよ,最終の見学先「日光江戸村」です。ここでは約3時間,班の友達と江戸時代にタイムスリップした気分で,有料・無料のアトラクションを楽しみました。
令和2年度よりコロナウイルス感染症対策として,日光への修学旅行を実施して参りました。
「世界の日光」の自然・文化遺産・レジャー施設を,たっぷりの時間をかけて学び,楽しむことのできた今回の行事は,とても有意義だったと思います。
そして,「気付いたら、お互いに声を掛け合おう」という高い目標に向かって努力する子どもたちの様子は,大変立派でした。先生からの指示を待つのではなく,自分たちで気付いたことを,誰に対しても安心して声を掛けられる集団だからこそ,できることです。同行の添乗員さんやカメラマンさんからも,称賛の声が寄せられました。上河内中央小学校の最高学年として,今後は学校でも,その姿を見せて欲しいと帰校式では児童に伝えました。
児童一人一人が,自分たちのよさや可能性を認め合い,学び合い,高め合う集団に,これまで以上なっていくことを期待しています。
登校班指導
本日は,登校班ごとに集まり,登校班の集合時刻や歩く速さ,班長・副班長の役割等を確認しました。
これまでは,心配な登校班には個別に集まってもらい,確認や指導を行ってきました。今回は全員がそれぞれの地区ごとに集まり,一斉に確認作業をしました。児童一人一人が交通ルールを守ろうとする気持ちや地域の方への挨拶への意識付けになればと考えています。ご家庭でも、決められた時刻に集合できるようご協力をお願いいたします。
今後は毎月第1水曜日の昼休みに班長・副班長が集まって,地区担当の先生方と登校の様子を確認します。
7月4日(月)~5日(火)は,6年生が日光方面へ修学旅行に行きました。
初日の日光東照宮は多くの修学旅行生で混雑していましたが,その周辺の神社やお寺を巡る班別行動,中禅寺湖遊覧船,華厳の滝の見学は,たっぷりの時間で,自然を満喫することができました。
2日目の日光猿劇場,日光江戸村も十分に見学時間があり,友情を深め,多くのことを学ぶことができました。6年生の保護者の皆様には,この日のための準備やお迎えをありがとうございました。
来週その様子をご紹介します。