簗瀬小NEWS

1年生ジャム問題は奥が深い

3月7日(金),これまで前向きで食べていた給食の時間は,感染の状況が落ち着いてきたことから,学級によってグループでの会食を再開しました。業間の時間に全校放送が入ると子供たちは大歓声!この瞬間を待っていたようでした。正に,「美味しい食事は誰と食べるか」も大切です。子供たちには教えられます。さて,給食の時間になりました。1年生の教室がにぎやかです。たまらず覗いてみました。ジャムのパッケージ開封はもう慣れたものです。「切り口がきれいですね。」と声をかけながらグループを見てみると,今回は,コッペパンにジャムをどのように塗っていくのか,各自が自由に試していました。「ハンバーグにしました」「パン屋みたくしてみたの」「ベトベトンです」など,あふれるアイディアを教えてくれます。ジャムが手いっぱいについていますが,それも楽しんでいます。効率よりも,友達と会話をしながら,いかに自分の考えを試してみるか。そのひと手間が,さらに食事を美味しくするのですよね。ファインプレー!ところで,ジャムの塗り方によって,食する際に「ジャムの味が先に届くとどうなのか」「パンの次にジャムを感じるとどうなのか」「パンを縦に切ってジャムを挟むのと,横に切って挟むのと,味わいは変わってくるのか」など,今回の1年生ジャム問題は奥が深く,今後研究の余地があるのかもしれません……。未熟さを痛感いたしました。勉強になります。