お知らせ

2020年8月の記事一覧

「生(いのち)と性の授業」

5、6年生を対象に、「生(いのち)と性の授業」を行いました。講師として、和ごころ助産院の上田美和先生に来ていただきました。

助産師として活躍されている先生は、看護師の経験もあるそうです。多くの死と生(いのち)と向き合ってこられた先生のお話に、子どもたちも真剣に話を聞いていました。

授業の目標は3つです。「自分のことを大好きになること」「いつ死んでも後悔しない幸せな毎日を送ろうと思えること」「自分も家族も友達も大切にしようと思えること」

お話の内容も、「多様な性について」「命の始まりについて」「プライベートゾーンについて」「犯罪に巻き込まれないために」……と多岐にわたります。どれも、思春期の入り口にある子どもたちにとって、大切なものばかりです。

かつて家で行われていた出産や葬儀が、産院や葬儀場で行われることが多くなりました。かつて身近に会った、人の生(いのち)や死が、現実のものとして感じられなくなっている一因かもしれません。今日の授業は、あらためて自分という存在について、そして生(いのち)というものについて考えるきっかけになったと思います。子どもたちには、まず自分を、そしてまわりの人を大切にできる大人になってほしいと思います。

地域学校園統一献立の日

今日は、晃陽地域学校園の統一献立の日でした。内容は、手巻きミルクロールパン、イタリアンスープ、ギョウザニア、牛乳です。手巻きミルクロールパンやタマネギ、ジャガイモは地元の業者や農家に納めてもらいました。

ギョウザニアは、地元の餃子店の餃子にミートソースをかけて焼き上げた、ラザニア風の食べ物です。

このギョウザニアの考案者は本校の学校栄養士で、名付け親は校長です。本校のオリジナルメニューが、学校園まで広がりました。

ギョウザニアが市内すべての学校の献立表に載るように、学校栄養士も頑張っています。

遮熱シート

夏休みが終わり学校が再開してから、とても暑い日が続いています。熱中症対策として、ベランダのある教室には「よしず」を設置したところですが、ベランダのない教室には窓に「遮熱フィルム」を貼りました。

部屋に侵入してくる熱の約7割は窓から、というデータもあるそうです。窓から入ってくる熱を遮断することで、冷房効率も上がると思います。

フィルムの貼り付けは、「機動班」の力を借りました。「機動班」は、市の職員で、月に2回ほど学校に来て、力仕事や修繕などをしてくれるエキスパートの集まりです。

書写指導

5時間目、2年生の教室では、「水書」を用いた書写指導を行っていました。「水書」は、水書き専用の水書用紙に、水をつけた水書用筆で文字を書くものです。水書用紙は、水が乾くと文字が消えるので、繰り返し練習することができます。

今年度から、小学校では、新学習指導要領が全面実施されました。その中で、小学校1・2年生の書写の授業に、「水書用筆等を用いた運筆指導」を行うようになりました。今まで、硬筆の授業のみだった1・2年生の書写の授業に、「水書での毛筆の授業」が取り入れられたことになります。

今までは、文字の形の指導が中心でしたが、「運筆指導」、つまり文字を書く過程(点画の書き方)にも重点を置くようになったわけです。

子どもたちは、鉛筆とは違った感触に少し戸惑いながらも、手本を見ながら丁寧に練習していました。

熱中症対策Ⅲ

連日の猛暑の中、教室ではエアコンが大活躍ですが、体育館では大型扇風機が威力を発揮しています。

体育館にある5台の大型扇風機は、昨年度、「学校応援基金」で買っていただいたものです。

風を浴びて涼むというよりも、開け放ったドアのそばに置いて、外気を取り込むようにしています。

体育の授業には、水分補給ができるように水筒を持っていき、適宜休憩をとるようにしています。


この時間は、5年生がバレーボールの学習で、元気に汗を流していました。