学校日記(R３年度）

　一人一台端末を文具として学習への活用を進めている中，６月末，新たにＡＩドリルが導入されました。
　これから，朝の学習や授業のまとめなどで利用するため，段階的に使い方を学んでいきます。
　ＡＩドリルには，子ども一人一人に適した出題にチャレンジしながら，理解を深め習熟することができるといったメリットがあります。自分のつまずきの原因をとらえながら，その克服に向けて努力するきっかけとなることを期待し，教える側も個々の定着度をしっかりととらえ，サポートに役立てていきます。

　個別学習の充実を図る一方で，子どもたちの知恵を集めて，考えを深め，判断していく協働的な学びも大切です。本校が研修に取り組んでいる「対話を通して学び合う授業づくり」にも，端末を大いに活用していくことになりますし，子ども同士が直接言葉を交わして考えを伝え，相手の話に傾聴することも大切にしながら子どもたちの学び合う力を高めていきたいと考えます。

１年生が端末を使って写真の撮り方を練習しました。
まずは，教えてもらった通り，カードを見ながら慎重にログイン。
自分の名前が「ようこそ」の文字とともに画面に表示されると，
どの子の表情にも笑顔が浮かびます。
次に，カメラを起動すると，
自分の姿が，周囲の子や先生と一緒に写っていることがうれしく
再び笑顔になり，シャッターボタンを押していました。

子どもたちはこの活動を通して，写真の撮り方とともに
安全な機器の扱い方もきちんと覚えたようです。
生活科の学習など，記録を残す活動への活用が期待できそうです。

今週は，教室で育てていた「ホウセンカ」と「マリーゴールド」を畑に植え替えました。

ポットをひっくり返して，土ごと苗を取り出して，ひっくり返して…

みんな慎重な手つきで作業していました。

まだ小さく弱々しい苗なので，「ちゃんと育つのかな」と心配する子も。

たくましく成長して，花が咲いている様子を観察できる日が待ち遠しいです。

２６日，宇都宮市生活安心課の皆さんを講師にお招きし，子ども自転車免許事業による正しい自転車の乗り方の学習をしました。

この活動は，行動範囲が広がり一人で自転車に乗る機会が増える小学４年生が対象で，実技試験にチャレンジすることを通して，自転車の交通ルールや安全な乗り方を学びました。

免許をいただいたことをきっかけに，安全確認を大切にするなど，自転車による事故を防ぐ意識を高めていってほしいと思います。

２１日，新しい縦割り班による清掃が始まりました。

担当場所に集まった子どもたちは，班長を中心に清掃時の約束事を確認したり，役割分担を決めたりしてから，早速掃除にとりかかりました。

上級生は上級生らしく，何から始めてよいか分からない様子の１年生に優しく声をかけたり，掃除用具の使い方を丁寧に教えたりと，頼もしく活動する姿を数多く見かけました。

また，入学して初めての清掃に張り切る１年生の姿は可愛らしく，その表情からは一生懸命さが伝わってきました。

来月は戸祭小学校創立記念の月，全校生で学校をきれいにしてお祝いができそうです。