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宝木中での出来事

冒険活動の記録・その8

 冒険活動の醍醐味、野外炊飯です。生活班ごとに「もぐもぐカレーセット」または「あつあつビビンバセット」を選んで調理します。中学生にもなると、日頃から台所に立って調理や調理のお手伝いをする習慣がある生徒を見かけます。
 手慣れた手つきの包丁さばきで野菜の皮むきやカットを行う生徒も、普段は美味しくいただくのがいちばんの役割という生徒も、野外炊飯では班員7〜9人前分の料理を準備するわけですから、なかなかのチャレンジとなります。

 電磁調理器やガスコンロもなければ、電子レンジやフードプロセッサーもありません。もちろん全自動の食器洗い機もありません。いつも食事を支度してくださるおうちの人に対する尊敬の気持ち、電気やガス・文明の利器の力を使えることのありがたさ、肉類や野菜・穀物の命をいただくことへの畏敬の念など、あたりまえと思っていることに対して改めて感謝の気持ちを抱くようになることで、「伝説の冒険活動」は、より美しく深化していきます。

冒険活動の記録・その7

 冒険活動は2日目の朝を迎えました。天気予報は曇、最高気温予想は24度です。今日の午前中には野外炊飯が予定されています。かまどを使用する暑さを考えると、きょうもまた絶好の冒険活動日和といえそうです。
 今朝の朝食メニューは、ご飯、味付け海苔、ふりかけ、ジャーマンポテト、豆腐ナゲット、大根と豚肉のトロトロ煮、ほうれん草のごま和え、豆腐とわかめの味噌汁、牛乳です。
 ふだんは朝ごはんを食べない、あまり食べないという生徒のみなさんもいるように聞いていますが、朝食はその日一日のエネルギー、しっかりと食べることで脳の働きも良くなるため、頭が冴えて学力も伸びるといいます。
 今日の午前中は野外炊飯、活動班ごとにカレーやビビンバを作ります。「もしかして」や「まさか」のときに備え、朝食をよくかんで、エネルギーを蓄え、より良いチャレンジにつなげましょう。コンディションを整えてよいスタートを切るのも「伝説の冒険活動」につながる一歩です。

 

冒険活動の記録・その6

 班長会議には、生活班と活動班の班長が集まります。本日の「振り返り」と明日の「予定の確認」を行います。
 冒険活動で行うさまざまなチャレンジにおいて、最も大切なのは「振り返り」といわれます。
 活動する前の気持ち、活動中の気持ち、活動を終えたときの気持ち……など、自己の頑張りを確かめることで、
成長をより豊かなものにしていくのです。班やクラスの成長を確かめて、学年の成長にもつなげていきましょう。