日誌

給食一口メモ

たなばた

 今日は七夕です。星物語で彦星と織姫が天の神様に天の川の両岸に引き離され、年に一度、七夕の夜に会えるようになったという伝説は皆さんよく知っていますね。江戸時代の人は、一日のうちにぐんぐん成長する力強い竹にあやかって、いろいろな願いごとを書いた五色の短冊を笹竹につるしたそうです。地方によって、七夕には初物と言って、その季節に初めてとれた野菜やくだものを神様にお供えして豊作を祝う習慣もあるそうです。行事と食べ物は深いかかわりがありますね。

 そこで、今日の給食は、五目ちらし寿司、そうめんを天の川に見立てた七夕汁、星の形のハンバーグ、天の川ゼリーが付いた七夕献立でした。

 五目ちらし寿司には、調理員さんが素敵な演出をしてくださいました。まるで天の川のように盛り付けされています。配膳する時に混ぜてしまうので、一瞬のお楽しみですが、子どもたちの嬉しそうな顔が見られました。七夕汁の中にも可愛い星形のかまぼこが入っていました。

 星いっぱいの献立で、みなさんのお願いがお空に届いたことだと思います。