日々の様子

日々の様子

第2回授業参観を実施しました。

7月2日(金)
 今年度2回目の授業参観を実施しました。コロナ渦の中ですが、本校は、広い校舎と壁を取り払いオープンスペースになる教室、10~20名程度の児童数など「学びを止めない」条件が整っています。参観の皆様にも事前の検温、体調観察などのご協力をいただき、無事に実施することができました。

 授業には、必ず、その時間で達成する「ねらい(ゴール)」があります。今日の授業のねらい(ゴール)は何か、ねらいの達成に向けて(ゴールを目指して)一人一人がどのように学ぶのか…などを参観していただく保護者の皆様とも共有できるよう、今回は、「こんなところを見てください」シートを配付しました。
 その中から、担任からのメッセージを抜粋し、当日の様子をご紹介します。

【1年:学級活動「みんな なかよし」 齋藤 先生より】
 じゃんけんをして生活に密着した3つの話題について話したり,質問や感想を述べたりという,思いを伝え合う学習です。話をする人,話を聞く人互いに相手を意識し,「目・耳・心」で聞くことが互いの心を結ぶ懸け橋となっていることに気づかせたいと思います。話題に合わせて楽しくスピーチをし,友達のよさをさらに知ろうとしている姿を見てください。
 


【2年:国語「ことばで 絵を つたえよう」青砥 先生より】
 丸や三角形,四角形などを使った絵を見て,言葉だけで友達に伝え,相手に分かり やすく説明することを学ぶ授業です。相手に伝わりやすく説明するために,話す事柄の内容や順序を考えるお子様の姿を見てください。


【3年:道徳「二つの声」 半田 先生より】
 自分の不注意でクラスのものを壊してしまった主人公の気持ちを基に考える授業です。自分の失敗を隠すのか、それとも正直に言うのか、つの気持ちを比較し、「勇気を出して正しいことをする」とはどういうことなのか考えるお子様の姿をご覧ください。


【4年:国語「ことわざと故事成語」 田代 先生より】
「ことわざ」や「故事成語」の意味を正確に理解し、自分の生活の中に置き換えて考 える授業です。これまでの生活経験からどのような場面や状況を設定するのでしょう。日常生活を文作りに生かそうとする姿や、友達と作品を練り合う姿を見てください。

【5年:国語「分の組み立てをとらえよう」 添田 先生より】
 接続語を用いることで,自分の文の作り方を見直し,構成を意識して文を書くことができるようにしていく授業です。自分でクイズを作ったり,友達の考えたクイズを解いたりすることで,相手に分かりやすく伝える文になるよう考える,お子さまの学びに向かう姿を見てください。
 

【6年:体育・保健「感染症の予防」 森 先生より】
 感染症を予防するにはどうすればよいか,新型コロナウイルスについても取り上げながら,現在行っている予防対策の根拠を考えていく授業です。感染症の予防法について,友達と意見を出し合い,整理していく中で,正しい知識の獲得に迫っていくお子さまの姿を見てください。
 
 参観する保護者の皆様と授業の「ねらい」や子どもたち「粘り強く学習に取り組む姿」を共有することは、昨今の「社会に開かれた教育課程」を実現するための方策の一つです。
 今後も、行事や各教育活動における「学び」をお伝えできるよう工夫していきますので、ご支援・ご協力お願いいたします。


 

あいさつ運動週間です。

6月21日(月)~25(金)
 一週間、地域学校園の取組として「あいさつ運動」が実施されました。本校では、日頃から計画委員(5・6年の代表児童)を中心に、毎朝、元気にあいさつを交わす姿があります。
 特に、今年度は、6年生が発起人となり「〇〇さん、おはようございます」「◆◆先生さようなら」など「相手の名前を添えて挨拶をする」という取組をしています。ちょっとしたことですが、「校長先生、おはようございます!」と言ってもらうと、とても嬉しい気持ちになるから不思議です。
 一週間の内、24日(木)は、上河内中学校からもあいさつ隊が合流、昨年度の卒業生が、協力してくれました。

【のぼり旗とともに、あいさつ運動の始まりです】

 
【計画委員さんとは、いつもの通り、会話も弾みます】

 
【中学生に迎えられ、ちょっと緊張。でも、しっかり挨拶】
 

【地域の方々も協力してくださいました】



【朝、早くからありがとう!気持ちのいい一日が始まりました】


 挨拶は、心と心を結ぶリボンですね。

宮っこ伝統文化体験教室を実施しました。

6月16日(水)
 6年生が総合的な学習の時間の一環として「宮っこ伝統文化体験教室」を実施しました。自分たちの住む宇都宮市の伝統文化に触れ、歴史や現状を知る中で、各々が問いや課題を探究していく学習です。
 本校には、地元に宇都宮市の無形文化財に指定されている「天下一関白流御神獅子舞」があり、この日は、中里町西組の「関白獅子舞保存会」の皆様が15名来校、お話を伺うことができました。中には、児童の保護者やご家族も数名いらっしゃり、地域の温かさも感じることができました。
【田口会長のお話】

 今回見せていただくのは「一人立ちの三匹による獅子舞」で、栃木県内で数多くみられる関白流の中でも、本家関白より免許皆伝を許された「天下一関白流」の獅子舞だそうです。起源は、西暦912年の藤原利仁公の伝説にさかのぼりますが、中里町西組地区には約300年前の江戸時代に伝わり、現在まで絶えることなく伝授されています。
【実際の舞です】




【さあ、子どもたちも体験】

太鼓の付け方も打ち方も、なかなか・・・。でもわりと様になってます!

頭も付けさせていただきました。重さは3kgぐらいとのこと。すっぽりかぶってしまうと布を通しての視界になり、さらに重さもあり、この状態で舞うってすごいことです。

 この後、なんと1年生も飛び入り参加。1年生のために、もう一度、舞を披露してくださいました。初めて見る舞の迫力と格好良さと、ちょっと怖さ・・・とで釘付けの1年生でした。

 さあ、この体験を一つのきっかけに、6年生が伝統文化について探究学習を進めます。学びのゴールは、後日、お知らせします。

マーリン先生をお招きしました。

6月17日(木)
 2年生の国語の授業「外国の小学校について聞こう」で学区内にお住いの山田マーリンさんをお招きし、アメリカの小学校の話を伺いました。外国の学校について、話をよく聞き、疑問に思ったことやや興味をもったこと等を伝え合う授業です。
 マーリンさんのお子様3人が本校の卒業生であり、「子ども110番の家」で協力していただいたり、児童の下校見守りをしてくださったりと、日頃からとてもお世話になっています。

【まずは、自己紹介】

アメリカ、ニューヨーク州のご出身。マーリンさんのご実家は、日本の北海道と同じくらいの緯度にあり、牧場経営をされていたそうです。

【聞き取ったことをメモします】

マーリンさんの話を聞き、日本の学校と同じこと・違うこと等をしっかりとメモします。「夏休みは、6月~8月の3か月、宿題のようなものはありません。」のフレーズにほぼほぼ皆、この日一番の反応。日本とは違って、9月から学年がスタートすることにも、びっくりです。
【視点を絞って、聞いたことをメモします】

視点を絞り、興味をもって心を寄せて話を聞くと、2年生でもしっかりとメモが取れます。マーリンさんの日本語もお上手でした!

【質問タイムも】

「給食は、どういう感じですか?」「日本のような給食ではなく、自分で食べるものを持ってきたり、食堂で購入して食べました。」「えーっ、いいなあ。」などなど。
【お礼の手紙を書きました】

 たくさんのことを知り、感じることができました。
 実はマーリンさん、この翌日がお誕生日。それを知った2年生は、お礼の手紙に「お誕生日おめでとうございます!」の文字も気持ちも添えていました。

さつまいもの苗植えをしました。

6月8日(火)
 全学年で、サツマイモの苗植えをしました。畑は、学校東側の道路を1本はさんだ敷地です。今日の植え付けまでに、副校長先生と機動班さん(月に2~3学校の環境整備に来てくれます)の数名で畑を耕し、畝を作り、整えてくれました。

 なかよし学年(1・6年、2・5年、3・4年)で時間差をつけ、実施しました。
 一人2本ずつ苗を植えます。
【教務主任の高橋先生に詳しい植え付け方を聞いています】


【話を聞いた6年生が1年生に伝授】


【副校長先生からも、コツを教わります】


【篠竹を使って、茎を植え付ける穴をあけます。こちらも副校長先生のお手製】
 

【校長も一緒に】

 子どもたちも教職員も総動員で、無事、250本の植え付けが終わりました。
 「サツマイモが採れたら、どうしたい?」の問い掛けに「やきいも!」「スイートポテト!」「大学いも!」「シチューに入れる!」などなど、早くも秋の収穫に向けて思いが広がります。美味しく味わうために、草むしり、つる返し、大変だけどがんばりましょうね。