学校の様子

2022年6月の記事一覧

校内授業研究会

 宇都宮市教育委員会から講師をお招きして,今年度第1回の授業研究会を行いました。

 今年度,海道小学校では研究主題を一新し,「自ら学び,伝え,高め合える児童の育成~対話的な学びを通して,思考を深める授業づくり~」として,新たに研究を始めました。今回は,6年生がマット運動で,アドバイスし合いながら技の完成度を高める授業を,2年生が,絵の描き方を,アドバイスし合いながら,より相手に伝わる説明になるように工夫する授業を公開しました。手探りのスタートでしたが,伝えあい,高め合おうとする児童の姿を随所に見ることができました。

 今回いただいたご指導を生かしながら,学習指導と学級経営の両面から,自ら学び,伝え,高め合える児童の育成を目指していきます。

   

   

   

ぱんつくったよ?~図書委員による読み聞かせ(1~3年生)~

 朝の読書タイムの時間に5・6年生の図書委員による読み聞かせを行いました。今回は1~3年生が対象です。読み方も上手でしたが,小さい子でも難しすぎず,興味をもって楽しく聞けるよう,本選びも考えたあとがうかがえました。ちなみに表題の「ぱんつくったよ」は,切るところを間違えると,全く違う意味になってしまうという言葉遊びの絵本です。国語の勉強にもなっていますね。

   

いじめゼロ集会

 5・6月はいじめゼロ強化月間でした。子どもたちは学校からいじめをなくすためにできることを考え話し合ったり,一人一人がスローガンを考えたりしてきました。今日は,その締めくくりとして,児童会主催のいじめゼロ集会を行いました。

 思いやり広報委員会の劇を交えた発表の後,各学級が話し合って決めた「いじめを絶対に起こさない宣言」を発表し,最後に校長先生にお話をいただきました。その中で,「思いやりは相手の気持ちを想像すること」というお話がありました。一人一人がしっかり意識して生活できるよう,折に触れて指導していきたいと思います。

   

リコーダーの練習

 現在,新型コロナウイルスの感染状況は比較的落ち着いていますが,学校では感染対策に細心の注意を払いながら教育活動を続けています。特に注意を払う活動の一つにリコーダーなどの楽器の演奏があります,室内でマスクを外し,楽器に息を吹き込むため,感染者が増えている時期には活動を見合わせることもあります。

 感染のリスクは避けたい。でも,子どもたちの学びの機会は保障したい。5,6年生の音楽の担当者は考えました。まず,自分が演奏している「お手本動画」を撮影し,子どもたちが自分のパソコンからいつでも見られる掲示板に投稿しました。子どもたちは,この動画を見ながら,音楽の時間には指の練習をし,音を出す練習は自宅でできるようになりました。また,自宅で練習した様子を各自が撮影し,動画を「宿題」として提出しました。

 これで,一人一人の練習の機会は確保できました。でも,みんなで音を合わせる合奏の楽しさも味わわせてあげたい。そこで,「屋外で,間隔をとればよいのではないか」と考え,先日,6年生全員を屋上に連れていき,十分間隔を空けた上で,思う存分リコーダーの練習をしました。

 「必要は発明の母」という言葉がありますが,そのとおりだと思います。まだまだ生活上の制約は続くと思いますが,「子どもたちのためにこうしてあげたい」という願いはしっかりもって,職員みんなで知恵を出し合って実現を図っていきたいと思います。 

   

歯の健康教室

 学校歯科医の先生をお招きして,3年生が歯の健康教室を行いました。はじめに手鏡で口の中を見ながら自分の歯が何本あるかを確認した後,歯科衛生士さんに正しいブラッシングの仕方を教えていただき,最後に学校歯科医の先生から,むし歯にならないために気をつけることについて教えていただきました。

 確かに,こういう機会でもないと,自分の歯が何本あるかと改めて数えてみることもなかなかないと思います。1本1本の歯を意識して,丁寧に磨けるようになってほしいと思います。