簗瀬小NEWS

どうやって開けるのですか?

12月17日(水),いなり寿司の日ということで,セルフいなり寿司給食を提供しました。日本の食文化の中で親しまれているいなり寿司。そんないなり寿司を食べる機会を増やすことが目的で,記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されたようです。御存知のとおり,いなり寿司(稲荷寿司)は甘辛く煮た油揚げの中に酢飯を詰めた寿司の一種です。江戸時代に記録された『守貞謾稿』という,今で言うところの百科事典に相当する書物に記載があり,稲荷神の使いである狐の好物が油揚げであるという言い伝えから,「稲荷寿司」の名が付いたとも言われているようです。さて,子供たちの様子です。高学年生は箸を使って手際よく油揚げを開けて袋状にしていきます。それでも,切れ目があるわけではないので,丁寧にそして途中で切れてしまわないように慎重作業していきます。酢飯を詰めて,完成です。何人かは「こうやって手間をかけて作るのですね。」と話してくれました。やってみて,初めて気付くことがあります。……この状況を踏まえると,気になるのが1年生です。これまで,ジャムパック開放問題,納豆問題,フィッシュバーガー問題など,数々の試練を乗り超えてきました。はじめは「どこにつめるの?」「どうやって開けるの?」と賑わっていましたが,それぞれが工夫を始めます。やっとのことで袋を作り,酢飯をたっぷりと詰め,頬張ります。自分で考えて,まずは試してみる,うまくいかなければさらに試してみる姿が頼もしく感じました。そんな中,聞こえてきた呟きは「もう,お幼稚園生じゃないもん!」そうですね,みなさんは立派なやなぜの小学生です。たくましく成長しています1年生。(日頃の担任の先生の御指導,そして御家庭での家族の皆様の御支援・御協力に感謝です。)