お知らせ

2021年3月の記事一覧

旗の掲揚

「6年生を送る会」で、6年生から5年生への引継が行われました。その中の一つが、6年生が毎朝行っていた国旗、市旗、校旗の掲揚です。

今朝は、6年生が5年生に、旗の揚げ方をレクチャーしていました。

その横では、西校舎の外壁工事のために架けられていた足場の解体が始まっていました。

足場に付けられていた覆いも撤去されたので、外壁の色がよく分かるようになりました。

残念ながら東校舎とは同色になりませんでしたが、体育館の外壁と同じ、とても落ち着いたクリーム色?です。

徳次郎名称復活・市民遺産認定記念事業

2月28日に、富屋地区市民センターで「徳次郎名称復活・市民遺産認定記念事業」が行われました。第1部では、「徳次郎名称復活記念式典」と「市民遺産認定記念式典」が行われました。

「徳次郎名称復活記念式典」は、昭和29年に「とくじろうまち」と定められた町名が、「とくじらまち」に変更になることを祝う式典です。「市民遺産認定記念式典」は、富屋地区の伝統芸能、「上横倉の獅子舞」、「徳次郎智賀都神社例大祭付け祭り」、「徳次郎智賀都神社冬渡祭行事」が市民遺産に認定されたことを祝う式典です。

第1部の記念式典の後、第2部として記念講演会が行われました。講師は、本校でもお世話になっている宇都宮市文化財調査員の池田貞夫氏です。池田氏によると、「徳次郎」の地名の由来には諸説あるそうです。中でも、最も有力なのは……、奈良時代の後期、日光に一大勢力を占めていた久次良(くじら)一族が、当地の千勝森に日光山神社の祭神を遷座し、勢力を拡張したことから、宗家の居住地である久次良に対し、外側の久次良の集落、即ち「外久次良」が、やがて「とくじら」と発音されるようになった、という説だそうです。「とくじら」は、このように古い歴史のある呼び方です。徳次郎町の呼び方が「とくじろうまち」から「とくじらまち」になるのは、地元の方々にとっては、「町名変更」というより、まさに「町名復活」という言い方の方がふさわしいようです。

講演会の後、第3部として、「上横倉の獅子舞」と、「徳次郎智賀都神社例大祭付け祭り」で演奏されるお囃子が披露されました。

富屋地区として、たいへんうれしいニュースが重なりました。学校も、「富屋ふるさと学習」を通して、引き続き児童に富屋地区を愛する心をはぐくんでいきたいと思います。