学校の様子

2021年9月の記事一覧

生活科校外学習(2年生)

2年生の生活科では,自分たちが住んでいる地域への理解と愛着を深めることを目的に,「町たんけんにでかけよう」という学習をしています。

この日は,さわやかな秋晴れの下,学校近くの稲見果樹園さんにうかがい,梨づくりの仕事について教えていただきました。稲見さんには米作り体験でもお世話になっています。お借りしている水田では,稲の穂が黄金色に垂れ下がっていました。来月初めにはいよいよ稲刈りです。

 稲見さん御夫妻からは,梨の種類や育て方の工夫,おいしい梨の見分け方などを教えていただきました。子どもたちは事前に自分たちで調べたことと比べながら話を聞き,たくさん質問していました。こうした経験を通して,子どもたちの心の中の「ふるさと」が大きく育っていくことを願っています。

   

十五夜こんだて

今日は旧暦の8月15日。中秋の名月です。

中秋の名月にちなんで,給食は「十五夜こんだて」でした。けんちん汁に,うさぎの形をしたかわいいハンバーグ。デザートは「お月見デザート」でした。下の右側の写真がお月見デザートです。ブルーベリーゼリーの夜空にみかんゼリーの満月が浮かんでいます。

中秋の名月が満月になるのは8年ぶり。昨夜の月は,とてもきれいでした。今夜の月も,きっときれいだと思います。

 

社会科見学(3年生)

社会科見学と言っても,実際に行ったわけではありません。テレビ会議システムで教室と見学先をつないで行う「オンライン見学」です。

 今回の見学先は,カルビーの清原工場。実際に行けなかったのは残念でしたが,見学に行っても間近では見られないところまでじっくり見せていただけたこと,教室で落ち着いてメモを取りながら工場の方のお話を聞けたこと,事前に製品を送っていただき,全員が原材料調べを体験できたことなど,オンラインならではのよさも十分に感じることができた見学でした。

   

6年 楽しくソーイング(家庭科)

学校で行う教科などの学習は,どのような学習を何時間かけて行うかが予め計画されています。しかし,中には計画した時間内に終わらせるのが難しい内容もあります。家庭科のミシンを使った実習などは,その代表例です。一人一台のミシンを用意できないこともありますが,慣れないミシンの扱いに悪戦苦闘し,ミシンを故障させてしまうこともよくあるからです。

今回は,6年生が2日間,計4時間でトートバッグ作りに挑戦するに当たり,6名のボランティアの方が学習支援に来てくださいました。子どもたちをほめながら優しく教えてくださり,ミシンのトラブルも素早く解決してくださっていました。おかげさまで,全員が計画した時間内に作品を完成させることができました。ありがとうございました。


    
 

久しぶりの外遊び

国の緊急事態宣言が930日まで延長されたのに伴い,短縮日課も930日まで延長しました。その際,短縮日課の長期化に伴う子どもたちの負担を考え,下校時刻を10分だけ繰り下げ,休み時間を計15分延ばすことにしました。先週までの短縮日課は忙しく,外で遊ぶ時間もなかったからです。

また,休み時間を延長するのに合わせて,感染対策の更なる徹底を図りました。外遊びを終えて校舎内に入る際の手指の消毒を徹底し,使ったボール等もそのまま教室に持ち帰らず,消毒することにしました。

校庭でうれしそうに遊ぶ子どもたちを見ていると,「学校は,勉強だけをしに来るところではないのだな。」と実感します。これからも,感染対策に細心の注意を払いながら,子どもたちの日常を守っていきたいと思います。

   

お弁当持参

当初,運動会は9月11日(土)を予定していましたが,新型コロナウイルスの感染拡大を受けて,116日(土)に延期したため,運動会の振替休日を予定していた13日(月)が通常授業になりました。しかし,給食の変更は間に合わなかったため,お弁当持参となりました。

 登校時,お弁当の入った小さなバッグを持ってうれしそうに登校してきた1年生。お昼の時間,いそいそと急ぎ足で昼食場所に向かう5・6年生(昼食場所を1学級2室に分散中)。「いただきます」の声も,いつもより大きめでした。やはり,家の人に作ってもらったお弁当はうれしいのですね。保護者の皆様には朝のお忙しい中,お弁当の用意をしてくださり,ありがとうございました。

とよさとなかよしメニュー

宇都宮市では,義務教育9年間を通した系統的な指導と地域の教育資源を活用した特色ある教育活動などにより,すべての子どもたちが,学力や豊かな心,健康・体力などを着実に身に付け,充実した学校生活を送ることができるよう,「小中一貫教育・地域学校園」に取り組んでいます。海道小学校は,豊郷地域学校園(豊郷中学校,豊郷中央小学校,豊郷北小学校,海道小学校)に入っています。

この日の給食は,豊郷地域学校園の共通献立「とよさとなかよしメニュー」でした。雑穀米と枝豆のご飯,牛乳,豚肉と揚げなすの炒め物,豊郷野菜のけんちん汁,デザートは梨でした。最近は梨畑もずいぶん減ってしまいましたが,豊郷地区は梨の名産地です。

また,日常の献立にも豊郷地区で生産された米や野菜などの食材がたくさん使われています。子どもたちには,ふるさとのおいしい食材をたくさん食べて,すくすく育ってほしいと思います。

 

みんなで集めたプルタブが車椅子になりました

海道小学校では,平成13年から社会福祉法人藹藹(あいあい)会と交流を続けてきました。施設の方を運動会に招待したり,施設の行事に招待していただいたりする交流の中で,プルタブを集めて寄贈するという活動も行ってきました。800㎏のプルタブを集めて一般社団法人環公害防止連絡協議会に送ると,車椅子1台と交換してもらえるからです。

この度,新たに車椅子と交換できたのを機会に,藹藹会の方が感謝状を届けてくださいました。プルタブ収集は,児童や職員はもちろん,保護者・地域の皆様にも広くご参加いただき,何年も継続してきた活動です。この日は,全ての参加者を代表して,思いやり広報委員会の児童が感謝状をいただきました。

 コロナ禍で,地域との交流が難しい状況ではありますが,今後も,何らかの形で,子どもたちが地域とのつながりを感じられるような活動を続けていきたいと思います。

   

オンライン授業に備えて

先週から夏休み明けの授業を再開しています。今週からは,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,短縮日課です。長い休み時間や昼休みがないので,子どもたちには少し気の毒ですが,それでも,教室で友達と一緒に学習に取り組む子どもたちの表情は明るく,生き生きとしています。

一方で,休業や分散登校などにより,オンラインでの授業を余儀なくされたときに備えての準備も進めています。この日は4年生が「Meet(テレビ会議システム)」の使い方を学習しました。ICT支援員の先生に教えていただきながら,参加や退出の仕方,画面のピン止め(先生の画面を拡大して固定する)の仕方などを練習しました。

できる限り学校での学びを守りながら,どのような状況になっても子どもたちの学びを止めないよう,しっかり備えていきたいと思います。