日誌

ものが燃えるのに必要なのは…?(6年生)

今年度も、教員の授業力向上を目指し、一人一授業公開と授業研究会を行っていきます。

今日の研究授業は、6年生の理科です。

酸素と二酸化炭素をそれぞれ50%ずつ入れたびんの中では、ろうそくの火はどうなるでしょう?

子供たちの予想は、ほとんどが「B 消える」でした。

それぞれ予想した理由をシートに書き込んでいきます。

予想は、当たり・外れではなく、自分なりの根拠をもって予想することが大切です。

友達の意見を聞いても、やっぱり「消える」が大多数のようです。

それでは、実際に実験してみましょう。火の点いたろうそくをびんの中に入れると…

なんと、空気中より明るく燃えました!

これには子供たちもびっくり。

この結果からどのようなことが言えるのか、グループで話合いが始まりました。

「酸素の割合がポイントだったのかも…」

先生の問い掛けが考えを深めます。

「二酸化炭素の割合は、燃え方には関係ないんだね」

予想・実験・話合いを通して、ものの燃焼は酸素量に着目すればよいことに気付きました。

放課後の授業研究会では、参観した先生方による活発な意見交換がなされました。

よりよい授業を目指して、教職員も日々学んでいます。