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1.基本目標
「人間尊重」の教育を基礎とし,知・徳・体の調和のとれた心身ともに健康で,思いやりのある豊かな心をもち,確かな学力を身に付けた社会の一員としてたくましく生きる児童を育成する。
具体目標(具体的な児童生徒像など)
・情操豊かで,思いやりのある子供(やさしく)
・自ら学び,よく考える子供(かしこく)
・健康で,やりぬく子供(たくましく)
具体的には,以下の3点を柱として,全員参加・継続を合言葉に努力していきたい。
1 「会話科」の充実・継続に努め,英会話の時間や外国語活動,ことばの時間で培う表現力やコミュニケーション力を他教科や日常生活に生かせるようにする。特に,外国語教育は,中学校への学びの連続性を持たせる指導について研究を推進する。
2 食農体験を基にした「食育」を推進し,地域の協力を得ながら,食と農に関する学習活動や体験活動を展開する。給食農園の食材や地産地消の食材を給食に取り入れ,教職員・児童全員で食する給食の時間を有効利用する。
3 妻木律子先生と連携した「体幹を鍛える運動」や各種運動検定の充実により「体力の向上」を図り,運動を楽しませることを通して生涯体育につなげていきたい。
- 学校・地域・行政が一体となった「新たな学校の創造」を推進するため,教職員の適材適所を図り,本校の実情に即した教育課程の編成と実践に努める。また,教育者としての使命感と愛情をもった教師力の向上に努めるとともに,業務の効率化を図り,労働時間の適正化に努める。(学校運営の適正化)
- 児童一人一人のよさを認め励まし,自己肯定感を育み,居がいのある学校・学級づくりに努める。(学級経営の充実)
- 全教職員の共通理解のもと,児童・保護者と教職員との信頼関係を深め,情操豊かな教育環境と縦割り班(なかよしグループ)における異学年とのかかわりを大切にし,他人を思いやるこころ豊かでたくましい児童の育成に努める。(豊かなこころの育成)
- 学力の基礎・基本である読む力・書く力・聞く力・話す力の着実な定着を図り,体験的な学習や問題解決的な学習を通して,学ぶことの楽しさや成就感を体得させ,自ら学び自ら考える力の育成を努める。(学習指導の充実)
- 進んで運動に親しみ継続できるような手立てを工夫するとともに,保健・安全指導の充実に努める。(体力向上と保健安全教育の充実)
- 学校・家庭・地域・行政と連携を密にしながら,小規模特認校として魅力ある開かれた学校づくりに努める(魅力ある学校づくりの推進)
1 学校運営
・全職員による指導体制を確立し,報告・連絡・相談の励行に努める。
・小中一貫教育を充実・継続し,義務教育9年間を見据えた教育活動に努める。
・業務を効率化し,労働時間の適正化を図る。
2 学習指導
・思考力・判断力・表現力等,学びに向かう力を養うため,知識・技能習得のための指導の充実を図る。
・主体的・対話的で深い学びの実現に向けた教材研究に努める。
・自ら問題を発見し,解決する学習の展開を工夫する。
3 児童生徒指導
・高学年が低学年の面倒を見るという伝統を大切にしていく。(縦割り班の活動)
・生活科や総合的な学習の時間を通して地域を誇りに思う気持ちを育てる。
・児童指導上の諸問題は情報を共有し,個人でなく全職員が同じスタンスで組織として対応する。
4 健康(体力・保健・食・安全)
・地域学校園内小学校で統一した各種検定カードや教科体育を通して,体力の向上を図る。
・ランチルーム給食における指導の充実と安全管理の徹底を図る。
・定期的な各種点検を複数の目で丁寧に行い,危険箇所の早期発見に努める。
1 育てたい資質・能力
・思いやりにあふれた豊かなこころの育成
・地域のすばらしさを理解し,地域に貢献していこうとする態度の育成
・生き生きと自己を表現し,相手の思いを理解できる「聴く」態度の育成
・会話科や外国語活動で培ったコミュニケーション力を生かした,自ら学び,考える力の育成
2 具体的取組
・食と農に関連した学校農園活動
・地域の自然や歴史・伝統を学ぶ時間の設定
・地域高齢者や様々な分野で活躍する地域の方々との交流活動
・表現力やコミュニケーション力を身に付けるための多様な活動(英会話の時間・ことばの時間,外国語活動)
・文化人の先生方との特色ある学習活動(体幹を鍛える運動を含む)
・こがし桜スクールとの連携