周辺環境

宇都宮市最高峰の山。 高さ583m。
岩場が多く年間を通してハイキングやロッククライミング客で賑わっている。
山中には炊瀧神社や弁天・天狗宮などがあり神秘な空間である。
山頂付近からは雄大な平野や山並みが一望できる。

唐沢溜の美しさは宇都宮市百景に選ばれている。
平成22年には地元の人々の手により展望台が作られた。
水面に映る晩秋の古賀志山もまた美しい。
 江戸時代に所有者の手によりつくられた溜池は、昭和40年まで生活用水として利用されていた。

城山西小学校の校庭にあるシダレザクラ。樹齢450年を数え、宇都宮市の天然記念物である。孝行息子の伝説が語り継がれ「古賀志の孝子桜」と呼ばれる。
平成15年から「古賀志の孝子桜まつり」が開催され、多くの観光客で賑わっている。

山道の途中にある大日堂の一の鳥居は寛政4年に建立された。
江戸市谷町と刻まれた燈篭もあり江戸時代の賑いが伺える。
岩場を登った奥に大日窟があり、大日如来が祀られている。
大日如来は孝子桜にまつわる伝説の仏様で、孝行息子がお参りしたと伝えられている。

古賀志山の西側にそびえる赤岩山の山頂付近から飛び立ち、青空を舞うパラグライダーの景観は古賀志を代表する魅力のひとつである。
休日には古賀志山を背景にパラグライダーが悠々と舞っている。