陽西中学校からのお知らせ

いのちの授業が行われました(1年生)

 2月17日(水)5時間目に1年生を対象とした「いのちの授業」が行われました。この授業は,講師の先生(東京)と宇都宮市教育委員会,1年1組~6組の各クラスをZOOMでつなぎ,双方向でのやり取りを取り入れて行われました。
 講師の先生は,NPO法人「生きるちからVIVACE(ビバーチェ)」代表の甲斐裕美先生です。数々の医療現場で,ボランティアを務めながら心のサポートを行うとともに,いのちの尊さを伝える活動として「生と死」をテーマにした本の執筆を行われています。
 この日は,がんを患った方々が死と向き合う姿を通して,命の尊さや精一杯生きることの大切さを学びました。実際にあったことをもとに話される先生からの,強いメッセージが心に伝わりました。先生の話を聞くうちに,自分自身や自分の周りの環境と真剣に向き合い,深く考える表情の生徒が多く見られるようになりました。ある男性の話に,涙を流しながら聞く生徒も多く見られました。
 先生の「がんは治る」という言葉はとても印象的で,生きる強い希望をもらうことができました。生徒の振り返りには、「命の大きさ」や先生への感謝の気持ちがたくさん書かれていました。
 甲斐先生には,お忙しいところ,陽西中学校1年生のために貴重な時間をいただき,本当にありがとうございました。今後も,さらなるご活躍を心からお祈りいたしております。

 甲斐先生の執筆図書 
「〈児童書〉ゆたかな命のためにーホスピスで出会った生と死ー」
「〈絵本〉ロン」