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2024年1月の記事一覧
1月16日 避難訓練(不審者対応)
不審者に対応する避難訓練を実施しました。警察のスクールサポーターの方に不審者役をお願いし,校舎内に侵入したことを想定して訓練を行いました。
まず,部外者の侵入に気付いた職員が近くの職員に情報を伝え,声を掛けます。「どうされましたか?」「何かご用ですか?」不審者は次第に荒々しくなりますが,放送によって駆け付けた職員が「さすまた」等をつかって,距離を取りながら動きを押さえていきます。不審者役のスクールサポーターの方の動きに応じて,職員も真剣にスクールサポーターに向き合います。子供たちは,先生の指示により,ドアに鍵を掛けたりバリケードをつくったりして教室内に身を潜めました。
職員は,子供たちの教室から遠ざけるように空き教室へ不審者を追い込み,さすまたで何とか取り押さえることができました。
落ち着いたところで,安全を確認し,けが人等の報告です。
訓練の後半には,各教室で,不審者対応についてのDVDを視聴しました。先生が不在のとき子供たちだけでどう対応すればよいのかなど,現実に起こりうる事態を想定した対応の在り方などについて,具体的に理解を深めることができました。
最後に,スクールサポーターの方から,登下校中や放課後,休日に地域で不審者に遭遇したときの対応について,合言葉「いかのおすし」の説明を中心に話を聞きました。
学校には,警報ランプや「さすまた」,合言葉など,不審者の侵入に対応するいくつかの設備や道具,約束ごとが準備されています。しかし,それらを効果的に機能させるためには,日頃からの心構えとシミュレーションにより,子供たちの意識を高めるとともに,職員の連携が重要になります。今回の訓練をとおして,改めて重要なポイントを学ぶことができました。