日々の様子

2024年1月の記事一覧

1月30日 6年「開け!夢のとびら」

職業人の講話を聴きました。きょうは農家,料理人の方々を先生としてお招きし,お話を聴きます。

農家の先生は,まず,自分がどのようにして農業に携わることになったのかを話されます。そのことを基に,自家が農家以外の人が農業を職業としていく方法や,現在,育てているの作物の種類,設備を整えるための費用などについても話が膨らんでいきました。栽培しているイチゴは「とちおとめ」「とちあいか」「とちひめ」の3品種です。それぞれの特徴とともに,これから力を入れていきたい活動や収穫量を増やしていきたいことなども話されました。「もっとたくさんの人に自分の作った果物や野菜を食べてもらいたい」という先生の言葉が印象に残ります。

 

 

 

料理人の先生は,「料理人」とひとくくりで言っても,ファーストフードで作業をする人やレストランの経営に携わる人,コンサルティングを主とする人,調理師免許を有して料理を提供する人など,様々な仕事があることを説明してくれました。「料理人は,お客様の人生の時間を頂戴して料理を提供している。だから責任があるのです。」と言います。また,「人がおいしいと感じる料理はどんな料理かを研究する必要がある。だから,料理の勉強だけではなくて,人の味覚のこと,脳のことも勉強するのです。」とも言います。子供たちからは「今までで一番おいしく作れた料理は何ですか」「難しい料理は何ですか」などの質問が出されましたが,先生は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

 

 

 

お二人の先生からは,やはり「自分の力で道を切り開いてきた」という哲学を感じます。子供たちも,その職業に関心をもつだけでなく,職業に就くとは,仕事をするとは,という視点から広く感じたり学んだりすることができたことと思います。先生方,お忙しいところご来校くださりありがとうございました。