学校日記（平成31年度・令和元年度）

　新型コロナウイルス関連では，25日の文部科学省の方針発表を受けて，市から27日に対応方針が示された同日の18時過ぎ，安倍首相の突然の休校要請。情報を得た職員の知らせで，すぐに職員室のテレビをオン。残っていた職員は釘づけに，そして目が点になりました。
　28日は朝，昼休み，放課後と臨時の職員打合せを行い，終日対応に追われました。13時過ぎに届いた市教委からの正式な通知をもとに，保護者あて文書の最終確認を行って印刷・配付と，下校までに何とか間に合いました。５校時で下校となる１・２年生への対応は，正に時間との戦いでした。
　５校時終了後には，校長から全校生に向けて放送による話がありました。来週，荷物を取りに来る日が３日間設けられましたが，子どもたちの多くは両手に荷物を持って帰っていきました。保護者の皆様には，月曜日から長期にわたり，大変なご負担を強いることになり，心が痛みます。
　卒業を間近に控えた６年生にとっては，卒業前の貴重な時間を突然奪われた気分で，気持ちが整理できない子も多いのではないかと思います。職員としても無念ですが仕方ありません。今，切に願うのは，今後の感染の広がりに歯止めがかかり，19日に予定の卒業式が，規模は縮小とは言え実施できることです。
　　　
▼仲間との本年度最後のスナップとなりました。
　

　本校はロング昼休みが週２回あります。と言っても昨年度までのロング昼休みに比べると時間は短く，「セミロング」といったところ。その時間を活用した演劇クラブと保健委員会の発表が行われました。
　まずは保健委員会。以前は委員会活動の時間に行いましたが，２０日（木）に今度は広く全校生に呼びかけて，がんについて調べたことを班ごとに発表しました。
　
　
　
　演劇クラブは，昨日２５日（火）に，今回は多目的室を使って２作品を上演しました。演目は「わらしべ長者」と「みにくいアヒルの子」。どちらも原作をもとに，オリジナルの作品に仕立てたものです。多目的室が，さながら小劇場と化し，笑いと熱気に包まれました。
　
 
　

　各学年の出し物の様子を紹介します。歌，呼びかけ，合奏，ダンスとバラエティに富んだ内容，そしてどの学年も心のこもった演技で，会が一気に盛り上がりました。目の前で繰り広げられるパフォーマンスに，６年生はニコニコ笑顔。みんな真剣に見入って（聞き入って）いました。
▼トップバッターは１年生。可愛い，元気いっぱい，おもしろい！
　
▼おお，上手です！　じっくり聞かせてくれた２年生
　
▼Queenの”We Will Rock You”に乗って，入場から気合い十分の３年生
　
▼南中ソーランからスタート。愉快なインタビューに沸いた４年生
　
▼シンガーにダンサー，みんなノリノリいい感じの５年生
　
▼いきものがかりの”風が吹いている”をBGMに，１～５年生の各学級からのお祝いメッセージの上映。続いて全員で「パプリカ」を歌いました。演奏は６年生。パンチの効いた演奏に乗って，元気な歌声が響きました。
　
　
▼６年生からのお礼は「絆」の合唱。美しい歌声，見事なハーモニー，さすがの演奏に大感動。そして会が終わり，４年生が持つ花のアーチをくぐって退場しました。
　
　

　６年生の卒業まで，ちょうど１か月となりました。今日は午前中，特別日課。ちょっと長めの４校時に，年度末のビッグイベント「６年生を送る会」が盛大に行われました。
　
　５年生の企画委員を中心に計画を立て，進行の確認や練習を重ねてきました。出し物やディスプレイは，全校生で準備してきました。さあ，６年生の入場です。開会のことばに続き，６年生へのプレゼントの贈呈が行われました。
　　

　５年生代表児童による６年生を送る言葉。これまでいろいろとお世話になった６年生への感謝の気持ちと，中学校での活躍を応援する言葉が述べられました。　　
　
　このあとは各学年からの出し物。次の記事に続きます。

　小学校入学を控えた園児さんを本校にお迎えしての交流会が，１８日行われました。この日やってきたのは，さくらんぼ幼稚園とナーサリースクールとまつりの年長さんです。１年生が案内して校内を見て回ったり，小学校生活について１年生からの説明を聞いたりしました。今日は教える側に回った１年生。みんな頑張って，いいお兄さん，お姉さんぶりを発揮していました。