日誌

(5/9)1年生 校外学習

 1年生、生活科の校外学習です。「学校のまわりの様子や自然、身近な人々に関心をもち、交通安全に気を付けながら通学路を歩くことができる」「友達と『新富児童公園』の遊具や広場での活動を楽しむことで豊かな心を育て、団体行動を通して人間関係を深め、公衆道徳や集団の一員としての在り方を学ぶ」、この2点をねらいとしています。

 1列に並んで道路の端を歩き、横断歩道も上手に渡ることができました。途中、こども110番の家になっている小林木材産業さんに立ち寄り、「困ったことがあったらいつでも逃げ込んでください」とお話をいただきました。

 新富児童公園に到着すると、子供たちは早く遊びたい気持ちを抑えながら先生の説明をしっかり聞いていました。説明が終わると、まずは1組がクラスみんなで「だるまさんがころんだ」、2組がブランコやすべり台などで遊びます。ピーッと笛が鳴ったら1組と2組が交代です。

 ブランコのところへ行ってみると、「校長先生~!ブランコかわってくれないの。私もやりたいのに!」と訴えてくる子がいました。一心不乱にブランコを漕いでいる子に「ほかの人もやりたいみたいだよ」と言っても「やだ!ずっと乗っていたい」との返事。そこで、周りにいた子供たちも巻き込んで「どうしたらみんながブランコに乗って楽しく遊べるか考えよう」と投げかけると、「回数をきめる」「時間を決める」など意見が出てきました。最終的には「乗っている人が『交代してもいい』と思ったとき」ということで話がついたようです(基準が曖昧で判断に困るかな?と思いましたが、子供たちが納得していたので、それでよしとしました)。その後は子供たちなりに折り合いをつけて交代しながら遊ぶことができました。

 子供たちは、自分たちでよく考え話し合う経験を通して、我慢したり気持ちを切り替えたりすることや人と上手に付き合うことを学んでいくのだと実感したエピソードでした。