昭和小NEWS

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やさしさ貯金箱

今回の記事は,5月20日の記事の再掲になります。

5月は「いじめゼロ強調月間」です。児童会制作の標語「思いやり あふれる笑顔 昭和小」のもと,誰にでも優しく接することをそれぞれが考える1か月でした。

いじめゼロ強調月間の振り返りとして,5月19日から「やさしさ貯金箱」を実施しました。友達に「ありがとうカード」を書いて,貯金箱に入れるというものです。あえて全体にアナウンスはせず,昇降口に掲示案内するのみの方法をとりました。結果,貯金は「9 やさしさ」と少ない状況でしたが,やさしさは必ず伝播します。そう信じて,秋の人権週間の時期にまた実施してみたいと考えています。カードには,同級生や先輩への思いが伝わる内容が連ねられていました。具体的な内容を紹介します。

〇「きのうジャングルジムでやっていたことがすごかったよ。友達になってくれてありがとう。」

〇「消しゴムをかしてくれてありがとう。また忘れてしまったとき,かしてね。」

〇「縦割り班の時のドロケイで,優しく「タッチしてもいいよ」と言ってくれてありがとうございました。とても優しいなと思いました。これからも縦割り班の副班長を頑張ってください。」

〇「◆◆先生,いつも来てくれてありがとう。また来てね。」

〇「6年生の皆さん,縦割り班遊びのロング昼休みの活動や,外トイレの掃除をしてくれてありがとう。」

〇「エプロンを忘れた時に,一緒に鍵を借りて家庭科室まで来てくれてうれしかったです。」

〇「体力チェックの時に一生懸命1年生にやり方を教えたり,はげましたりしてくれてありがとう。素敵です。」

〇「休み時間に委員会の仕事を一人でやっていたら,◇◇さんが手伝ってくれてうれしかったです。」

それぞれの思いが伝わる文章です。人のやさしさを感じ,感謝の心をもち,表現できることが素敵です。引き続き,いじめのない環境づくりに努めたいと思います。

ICT支援員の活躍

5月31日(火),4年生の社会科,動画の内容を確認しながらスクールタクトを活用する授業です。スクールタクトは主にデジタルプリントのイメージです。加えて,子供たちがお互いに見せ合うことも可能なシステムになっています。今回は,下水処理の教材動画を視聴して,水再生センターの仕組みをスクールタクトでまとめるという流れです。そして,各自でまとめをするのですが,文字を入力する速さ,多さともに使いこなしている状況が伝わりました。最後には,データを提出して授業は終了します。活動の要所でICT支援員が指示を出したり,資料をその場で修正したりと専門的な力を発揮してくださり,理想的な授業展開を見ることができました。また,デジタルだけではなく,子供たちは教えたり教えられたりと,適切にかかわる場面を設定し,タブレットを正に文房具として活用していました。子供の吸収力は素晴らしいです。

 

6年生修学旅行_解散式

5月27日(金),6年生は,ほぼ予定時刻に学校に到着しました。最後の解散式も実行委員の仕切りです。修学旅行の目的は,修学のとおり,これまでの学習をもとにさらに知見を広げたり,これまでの体験活動で得たことを実践したりすることです。そして,非日常である宿泊行事として,新たな自分を発見することでもあります。6年生は,新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたため,小学校最初で最後の宿泊学習でした。そのため,不安の方がどれだけ大きかったことか想像するのは容易です。それでも,全員が体調を崩すことなく,全ての活動を終えたことは,まずもって素晴らしいことだと思います。昭和小の児童の良さである「物怖じしない子」は,まさに「心身ともに物怖じしない子」であるといえます。どの子も「頑張れた」「我慢できた」新しい自分や,友達の良さを再確認し,更なる自信につなげて欲しいと思います。6年生諸君!御苦労様でした。

御家族の皆様には,お忙しいところ,見送りとお迎えに来校くださりありがとうございました。昭和小の最上級生として立派に活動してきたことを報告いたします。